山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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今年、沖縄で蔓延っている投資詐欺のまとめ。

2016年12月15日

今年、沖縄で蔓延っている投資詐欺のまとめ。昨夜は満月、そして今日は沖縄地方、この冬一番の寒さで
那覇では20℃を下回って最高気温が19℃ちょっと。

ようやく冬らしい寒さになってきましたが、
(本土の方からすると「涼しい」と感じる気温だそうです)
沖縄で生活していると最高気温が20℃下回るだけで
やっぱり寒くて動きが鈍くなってしまいます。

只今、お申込みがあった来年の言霊の書き下ろし作業中のため年末までは
このブログも文章を短縮して更新し続けていますが、
今日のキーワードは「動きが鈍くなる」に、強引に決定(笑)。

僕の中で、年末までのブログは僕自身の今年1年の振り返りの意味を込めて、
特にこの1年で印象に残っていることをピックアップしながら
その過去のブログ記事のリンクと共に、改めてそれらの出来事を考査してみる、
いわば総決算のような感覚です。

ここ最近、動きが鈍くなってきたな・・・と感じるのは、
今年7月あたりから徹底的にこのブログで「ダメなものはダメだ。」と糾弾してきた
沖縄で大流行している投資詐欺に関することです。

沖縄県内では、この投資詐欺組織に洗脳されて
それが良いことだと完全に信じ込み、次々と何の知識もない人たちを勧誘しまくって
その被害を拡大させている輩が多数存在し、その心の弱さ、
はたまたその眉唾な話を完全に信じ込んでしまう依存心などのことについて
このブログではことあるごとにご紹介してきました。

*「詐欺が犯罪である所以。~沖縄で大流行している投資詐欺の続き~」
*「本日8月15日、石垣島投資詐欺警戒情報。」
*「沖縄で流行している投資詐欺、予想以上に蔓延しています。」
*「沖縄の皆さん、投資詐欺にご用心!」
*「見て見ぬふりをする人が一番卑怯ですよ。」
*「落ちるところまで落ちてしまう人生にならないために。」

これらに新しい情報を追加するとしたら、夏頃から沖縄本島だけではなく、
離島の石垣島にも沖縄本島で洗脳された馬鹿たちを中心に
この投資詐欺組織のグループが魔の手を伸ばし始めて、
石垣島の土地を所有している人を洗脳して、そこに金集めの資金隠しを目的とした神社を建立する
企みがあったのですが、12月現在、その話は頓挫しているそうです。

というのも、その投資詐欺組織や沖縄本島の馬鹿連中に騙されてしまった
石垣島の人たちの身内が一丸となって説得にあたり、
警察署や金融庁などに色々な証拠をしっかり提出した上で、
各関係者の協力を得ながら組織から離れるように伝え続けた結果、
ようやくその洗脳が解けたらしく、その投資詐欺集団と縁を切ることに成功したそうです。

身内の方や関係者の方々の苦労を想うと、どれだけそれが大変なことだったのか
容易に想像出来てしまうのですが、その結果、石垣島での投資詐欺の被害が
最小限に抑えられたので、身内の方や関係者の皆様の正しい想いと行動力は
本当に素晴らしいな・・・と感じました。

石垣島で猛威を振るい始めていた投資詐欺も一旦、動きが鈍くなったことに関しては
素直に喜ぶべきだと思うのですが、
だからと言って、その投資詐欺組織の活動が休止した訳ではありません。

8月、9月あたりまでは、あれだけ石垣島に集まって派手なパーティーをやっていた馬鹿な連中も
離島での拠点を1つ失った訳ですが、懲りもせず10月頃には沖縄本島の那覇市のビアガーデンなどで
相変わらず下品で派手なパーティーを開催しながら今度はそのターゲットをどこにしようか、
あれこれ模索し全国各地にその魔の手を広げていることには変わりありません。

おまけに沖縄本島では、相変わらずその投資詐欺組織の片棒を担ぎ続けている馬鹿も多くて
「1口100万円の投資話、勧誘ありましたよ。」と
このブログをご覧下さっている方や、個人的な知り合いのみで繋がっているフェイスブックなどでも
数多くの情報を頂いているので、まだまだ油断は禁物・・・というより、
これは騙す側が一番悪いのは明確ですが、騙される側にも非があるということは
ハッキリと自覚されたほうがいいのではないでしょうか。

今年、沖縄で蔓延っている投資詐欺のまとめ。

最近は人気のテレビドラマのネタにされてしまうほど
有名になってしまった1口100万投資詐欺。

その内容や手口も様々なのですが、今、沖縄で大流行している投資詐欺の場合は
とてつもない大金持ちがいて、その人は世のため人のために働く素晴らしい人物で、
出来ればボランティアで有り余っているお金を多くの人に分け与えたいから、
先ずはその人に対する忠誠心というか、信頼という意味で1口100万円を預ければ
月3%の利回りがあり、それを他の誰かに紹介したらまた更にその紹介料が毎月入ってくる・・・という
馬鹿でも引っかからないような眉唾の話に、多くの大馬鹿がひっかかっているのです。

シンガポールに本社があるだとか、その組織の会長は人格者で霊能力的なものもあるだとか、
そういう演出をとことんしながら、馬鹿を洗脳して信者を増やしているらしく、
もう、こういう分かりやすい詐欺に加担する時点で、人としてダメな部類だと思います。

そもそも、ただでさえ怪しい霊能者という職業を名乗っているこの僕が、
何故、怪しい投資詐欺のことを調べ上げて糾弾しなければいけないのか、
これこそ本当の笑い話になってしまいそうなのですが(笑)、
そんな怪しい霊能者すら思わず口を出してしまいたくなるほど、怪しい詐欺にひっかかる
馬鹿があまりにも多いという事実が、なんとも嘆かわしいというか、情けない。

最初、この投資詐欺のことについて僕が個人的に伝え聞いたのは、
数年前に投資詐欺ではない別件で、本人の言動がかなりおかしくなって
「あぁ、この人と交流を持つことは今後は難しいな。」と僕から絶縁した治療家を名乗る鍼灸師の男が
「自分の患者を勧誘している。」という話を勧誘された親族である第三者から聞いて
そこから色々調べ上げていくと、これが本当に卑怯なやり方であることが分かってきて
このブログで度々ご紹介するようになった経緯があります。

それを知ったのが今年6月末のことで、ずっと絶縁していたため本人のことなど忘れていたのですが
再び第三者からそのような悪い情報が入ってきて
「あぁ、数年前、絶縁しておいて良かった。」と感じたと同時に、
「やっぱり、想像通り、ご乱心になってしまったか。」と納得した次第です。

先ず、自分の患者を怪しいものに勧誘する時点で、それは治療家云々の問題以前に
1人の人間として最低野郎であり、周囲の人たちまで巻き込んで迷惑をかけていることが
いかに人としてクズのやることなのか、それを自覚出来ていない時点で、
いくら洗脳されているとは言え、落ちるところまで落ちてしまった馬鹿だな・・・と感じました。

僕とは真逆で本人のブログでは、とても綺麗な言葉、とても人情に厚くて、
家族想いで、患者を家族のように想い一生付き合っていく・・・と、
文章だけはとても立派な演出ばかりをしているのですが、
実際の本人の生き様と、ブログ上の理想の姿があまりにもかけ離れており、
それをおかしいとも感じない、嘘を嘘と感じずに現実のものとして公にするあたり、
僕はこれは完全に、ある種の人格障害だと思っています。

眉唾な話だと普通の良識を持っている人であれば絶対に分かる程度の
低レベルの詐欺なのですが、不思議なことに、
ここ沖縄では、それなりの肩書や国家資格を持っていたり、社会的立場のある人たちが
数多く洗脳されているので、表面的な肩書や資格は立派でも、
人としての中身が弱くて、大馬鹿なんでしょうね(笑)。

僕が知っているだけでも、
先ほどご紹介した鍼灸院の治療家の男や、病院経営者、
不動産会社の役員、医療関係者、スピリチュアル業界など
広範囲にわたり毒キノコのように洗脳される沖縄県内の大馬鹿どもが増殖中です。

そして、未だにその活動を止めずに県内と県外を「出張」と称して往復しながら、
その詐欺組織の片棒を担ぎ続けている大馬鹿だらけという悲惨な状況でして(笑)、
各地で「セミナー」や「食事会」「ミーティング」「パーティー」を頻繁に開催し、
信者を増やす活動を精力的に続けています。

投資詐欺の謳い文句は、それぞれですが、
人を騙すという点においては間違いなく一致しており、これは犯罪であり、
1人の人間として最低の行為だということは子供でも分かる事実です。

「投資話を広げることで、それが人助けになる。世界平和に繋がる。」だろうが、
「投資話を広げることで、ラクしてお金を稼ぐことが出来る。
もっと豊かになってそれを多くの人たちに還元することが世のためになる。」だろうが、
詐欺は詐欺であり、ダメなものは絶対にダメなのです。

そんな簡単なことすら理解できない大馬鹿は何をやってもダメであり、
周囲の聡明な人たちの信用も、心ある人たちとのご縁もどんどん無くなって孤立する一方ですし、
所詮、金と使える人脈だけを探し続ける狐や狸の烏合の衆の繋がりの中でしか
自分自身の存在意義を見出せなくなる貧相で惨めな生き方に落ちぶれる他、道はないと思います。

ここ最近は、こういう自分の人生に対する欲求不満な性格ブスが陥りやすい
投資詐欺や子宮教、怪しいセミナーやコーチング、怪しいスピリチュアルや自己啓発、
ネットワークビジネスに洗脳されて悪臭をまき散らしている迷惑な馬鹿と、
そうではなく堅実に生きている心ある人たちとの差が明確になっており、
逆に言えば、これはこれでとても分かりやすいため良い傾向なのかも知れません。

この世には胡散臭いもの、怪しい話、美味しい話、
世のため人のため世界平和にもなって、尚且つ自分も得をする・・・という馬鹿げた話が
わんさかいつの時代でも蔓延っていて、それに飛びつく馬鹿もまた一定数必ず存在するものです。

あとは、そこに洗脳されるのか、そことは相容れずにまっとうな道に進むのか、
本人の生き方次第だということです。

今日の〆の言葉は、やっぱりこれ。

「金を出せ ひとくち100万 絶対詐欺」(笑)。

皆様もお気を付けくださいませ。


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Posted by 山野本竜規 at 20:47 │日常