山野本竜規の続・ナカトリモチ日記

僕の自宅の大掃除は、毎年のことながら、
県外出張などで普段から家にいないのと、１人暮らしでもともと物が少ないのも相まって
年末の大掃除と言っても、窓を入念に拭いたり、水回りを入念に掃除する程度で
おおよそ２時間もあれば全て終了します。

掃除の意義、掃除をする際にスピリチュアリズムの観点から捉えた大切なポイントなどは
過去のブログで既に詳しくご紹介しているので、
まだこれから大掃除の予定がある・・・という方は参考にされてみて下さいね。

＊「家の掃除は人生を変えます。～半年に一度の大掃除は大切です～」
＊「台所のエネルギー。～お金にも人生の運気にも影響します～」
＊「ストーカー、執着、嫉妬のエネルギーから身を守る玄関。」
＊「トイレ、お風呂、その他のエネルギー。～仏壇、位牌問題にも影響します～」
＊「幸せな掃除は想いと身体と手を使う。」

特に掃除の際に大切なのは、「ラクは一切出来ない」という覚悟を決めることでしょうか。

何事も同じですが、最初からラクをする、なるべく身体を動かさず、
面倒なことは一切やらない・・・という人たちは、その怠惰な想念、行いが
そっくりそのまま巡り巡って本人の何かしらの運気に悪影響を及ぼしますので
こればかりは自業自得です。

やるか、やらないか・・・。

たったこれだけの違いですので一切言い訳は出来ませんよね。

僕は以前、オーストラリアで世界各国から集まった人たちと
集団生活を送っていたことがありましたが、
多少の個人差はあったとしても、おおよその外国人たちが国籍問わず、
片付けが苦手、掃除はなるべくだったらやりたくない面倒な仕事、
皿や食器洗いもやりたくない・・・という堕落した人たちで、
出来れば目立つような仕事、人から注目されるような仕事ばかりを
率先してやりたがるワガママな人たちが多かったような気がします。

勿論、その集団生活を送っている期間は、
それらの面倒な仕事から一時的に逃げることは出来たと思います。

僕はオーストラリアでの生活を終えて帰国して既に３年が経っていますが、
今では見事なまでにその差が表れているというか、
当時、「面倒で汚い、地味で大変な仕事はやりたくない。注目される仕事だけやる。」という
悪い自己主張が強かった外国人たちのその後は、
おおよそが悲惨なもので、定職につけなかったり、人生の路頭に迷っていたり、
自分自身を見失い、いつまで経っても中途半端な自分探しの旅を続けている・・・といった
残念な結果が見事に出ています。

勿論、当時一緒に集団生活を過ごした外国人たちのほとんどと、
僕自身、今は全く交流がないくらい、生活の質も、人生自体の充実感も、
人生の価値観にも大きな差がありますから
こればかりは本人たちが当時、嫌で汚い仕事、面倒な仕事を自ら避けて
ラクしてズルをした結果そのものが表れているだけなので、
とてもシンプルで分かりやすい運勢の流れだと思います。

自らの不運を嘆く前に、先ずはしっかりと身辺整理が出来ているのかどうか、
住環境をなるべく綺麗に整えることが出来ているのかどうか、
やるべきことをやってから、そのあと好き勝手に嘆けばいいはずなのですが、
内面がグチャグチャして悩みが多いほとんどの人は、
やるべきこともやっていないくせに、
「不運は向こう側から勝手にやって来た」と思い込んで
悲劇のヒロイン、ヒーローになりたがるので、もう放っておくしか方法がありません。

何度でもお伝えしますが、そこに理屈も理由も何にもなく、
ただ動けばいいだけ、ただやればいいだけの話であって
それをやらないからこその結果が、そっくりそのまま表れているだけなのです。

少し前のブログでもご紹介しましたが、
それが勉強にしても、仕事にしても、その他のことにしても、
人間は「やりたくない理由」を、次から次へと考え正当化しようとする癖が
基本的に身に付いているので、あとはいかにそのやりたくない理由が出てきた時に、
それを思い切って遮断した上で、感情を抜いて淡々と次の行動に移すことが出来るのか、
出来ないのかによって、その人のその後の運気の流れは変わってくるものです。

いくらこのブログであなたが片付けられない理由、掃除が苦手な理由を探し続けたところで
何の慰めにも、何のプラスにもなりませんし、
そんな無駄な時間と労力があるのであれば、
さっさとパソコン画面やスマホ、携帯電話から離れて、このブログを閉じ、
次の行動に移すほうが賢明ですよ。

本当のスピリチュアリズムというものは、非現実的なものではなく、
あくまで超現実的な実践が伴ってこそ成り立つものです。

掃除が苦手、片付けが苦手と言い訳ばかりしている輩にお伝えしたいのは、
「いつまでも現実逃避していないで、ごちゃごちゃ頭で考えて
言い訳ばかりしていないで、さっさと掃除しろ、さっさと身体を動かせ！」ということのみ。

それ以外、次に進む方法はありませんから（笑）。

閑話休題。

ついつい性質の悪い言い訳ばかりをして次の行動をとろうとしない
卑怯な人たちについてのイライラが出てしまいましたが（笑）、
基本的に、このような人たちのエネルギーの弱点は、丹田が弱い・・・ということ。

意志の弱さにも繋がるのですが、
丹田というエネルギーの器官は、お腹のおへそから指３つ下あたりに存在し、
これは腹式呼吸や深呼吸をして、しっかり呼吸を整え、
心を静かに落ち着ける精神集中に必要なエネルギーの器官でもあります。

掃除をする時は特に、この丹田のエネルギーの強弱が
その家のエネルギーを更に浄化し、幸せを呼び込みやすい家にするのか、
それともそうではない、ただの家か、それ以下の家にするのか、
そこで暮らす人たちの普段の意識の差が、そっくりそのまま家のエネルギーに表れます。

居住まいを正す、姿勢を正す・・・。

その所作は、ただの身体的な動きを指しているのではなく、
心の状態、もとい、エネルギーの状態にも直結しているのです。

姿勢を正すためには、お尻の穴をキュッと締めて
背筋を適度にスッと伸ばさなければいけません。

そのためには、丹田にしっかり想いを込めて、力を込めなければ
どちらも締まりが悪く、どことなく気が抜けただらしないエネルギーを放つようになります。

だから家の掃除の基本は、掃除機と拭き掃除を
自らの身体を動かし、手を使い、エネルギーを使って行うのが本来の在り方です。

最近は円盤型の自動掃除機なども普及していますが、
これはあくまで自らのオーラマーキングをし終えた後の
補助的な掃除という位置付けにしておかないと、
自動掃除機では物質的なゴミを吸い取ることが出来たとしても、
その家に付着している汚れた想念やエネルギーは一切取ることが出来ません。

要するにいくら見た目は綺麗になったとしても、
エネルギーが滞っているので、
まるで外面だけに気を使っているけれど、人間性が最悪・・・という
残念なタイプの人と同じ状態だということを忘れてはいけないと思います。

オーラマーキングとは、直接自分の身体を動かす、手を使う、想いを使うことによって
その人の「この家を綺麗にしたい。」「居心地の良い家、空間にしたい。」という想念が、
良い形となって付着し、その家や空間のお守りになる一番の魔法のようなものです。

そこをズルして自動掃除機だけに頼ったり、片付けられない理由をあれこれ並べて
現実逃避ばかりしていれば、おのずと人生が滞っていくものですし、
こればかりは自己責任です。

掃除の際は特に最初にしっかりと深呼吸をして心を落ち着かせ、
「自分がこの家、空間を綺麗にすることで、エネルギーを清浄にするんだ。
どうぞ、この家を守って下さい。」という想いを込めて、
丹田のエネルギーを意識しながら掃除機を使ったり、床や窓を拭いたりするだけで
本当に、その家は見事なまでに居心地の良い、幸せを呼び込む家になります。

「この家のエネルギーが良くなくて、居心地が悪いから、
ついつい掃除も出来なくて・・・。」というのは、ただの言い訳で、
やりたくない理由を、「土地のエネルギーが悪い」責任にしているだけの
身勝手な現実逃避そのものです。

こういう人たちには、いつまで経っても人生の良い転換期や
日々のささやかな充実感、幸福感、心豊かな生き方を知るチャンスは
絶対に訪れないと断言出来ます。

そして大掃除を終えた後に大切なのは、
丹田のエネルギーにしっかり意識してオーラマーキングで色々な箇所を掃除すると、
自分の身体のあちこちにも汚れたエネルギーが付着している状態なので、
一度、しっかりシャワーで全身を洗い流す、時間があれば、
ゆっくり湯船に浸かって汗を流す・・・というお清めが必要です。

汗を流すのは、その汗と一緒にエクトプラズムというエネルギーの汚れ、
それは家に付着していたネガティブな想いであったり、疲れであったり、
色々な汚れが融合したエネルギー体があり、
そのエクトプラズムをしっかり排出する・・・という目的があります。

普段からあまりお風呂に入らない人、シャワーだけで済ませている人に
うつ病などの心の病気、情緒不安定、不眠症、悩みを抱えやすい人の割合が
圧倒的に多いのも、このエクトプラズムの排出を怠っている
日々の日常生活の堕落した部分が直結しているからです。

これも言い訳は一切出来ません。

身と心を清める、空間を清めるということが、
あなたの日常生活において、どれだけ大切なことなのか、
それをしっかりと意識せざるを得ないのが半年や年末の大掃除の意義でもあるので、
まさに空間の整理整頓をしているようで、内面の整理整頓とお清めをしているのが
掃除の意義でもあります。

僕は土地家屋の鑑定、お祓いのプロとして、
これまで世界各国、日本全国の数えきれないほどのご自宅にお邪魔してきましたが、
やはり、そこには、その住人の常日頃の生活習慣、心の在り方が、
そっくりそのまま嘘をつけずに表れているということ。

こればかりは本当に嘘をつくことが出来ません。

たとえ「お祓いがあるから。」と、一時的に大急ぎで片付けたとしても、
整理整頓をしたとしても、家のエネルギーは嘘をつきませんので
やはり日常生活の心構え、生き方そのものが、
そっくりそのまま、その家だったり空間に反映されているものだな・・・と感じます。

運気を呼び込むための、幸せを運んできやすい家というものは、
方角とか、置物とか、そのような風水的な要素なんてほとんど関係なくて、
最終的には、その人の日々の生きる姿勢そのものが、
その強弱、良し悪しの流れを作り出している・・・ということを
しっかりと意識して毎日の行動を心がけていれば、
必ずその家や空間は、心豊かで幸せに満ち溢れた空間になるものです。

どうぞ、良い空間作り、エネルギーを維持しながら、
新しい１年をお迎えください。



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