山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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ヨーロッパの嫁姑、マザコン問題。~一緒のパンツは履けません~

2016年04月27日

ヨーロッパの嫁姑、マザコン問題。~一緒のパンツは履けません~ ヨーロッパの嫁姑、マザコン問題。~一緒のパンツは履けません~

僕は現在、まるで絵葉書のような風景が広がる都市に滞在していますが、
滞在中はずっと天気が良いようで、ご覧のように抜けるような青空が広がっています。

そして、北海道と同じくらいの緯度にあたるこの国は、
ちょうど4月下旬の今からが春本番といったところで、外を歩くだけで
緑もキラキラ、太陽もキラキラ、朝晩の冷え込みをのぞけば
日中は16℃前後と、とても過ごしやすい陽気です。

これが純粋な観光、旅行であれば、もう少し羽を伸ばしているところですが、
とりあえず遊びではなく、土地家屋の鑑定、お祓い、カウンセリングの仕事が
まだまだ続いている・・・ということだけは、明記しておきますね(笑)。

さて、冒頭の綺麗な風景が広がる僕が現在滞在している国というのは・・・。

そう、ヨーロッパの中央、内陸に位置するハンガリーの首都・ブダペストです。

実は1年半ほど前の冬休みに、
「個人的にまだ行ったことがないレアな国を周ってみたい。」という理由から
超極寒のブダペストを訪問したことがあり、
ヨーロッパの中でも、あまりメジャーではないハンガリーに1年半のうちに
2回も訪れる・・・という不思議な結果になってしまいました。

ヨーロッパの嫁姑、マザコン問題。~一緒のパンツは履けません~

そして、こちらがハンガリーの地図。

お隣は、オーストリアやクロアチア、スロベニア、ルーマニアなど
色々な国に囲まれており、首都のブダペストの中心はドナウ川が流れていて、
特にこの春の季節のドナウ川は、キラキラ輝いて見えるくらい綺麗でした。

今回は、このハンガリーにお住まいの
日本人男性と、ハンガリー人のお嫁さん(日本語がある程度理解できる)ご夫婦からの依頼で
土地家屋の鑑定、お祓い、霊視個人セッションの仕事のために、ハンガリーまでやって来ました。

そもそも何故、遠くハンガリーで生活しておられるお2人が
遠い沖縄で生活している怪しい霊能者の僕のブログをご覧になるようになったのかと言えば、
やはり、インターネットの検索がキッカケだったようです。

僕は、ほぼリアルタイムか数日遅れで、その日に起こった出来事などを綴ることが多い、
まさに個人的な日記の役目そのものを、このブログで果たしているのですが、
前回、1年半ほど前にブダペストを個人的に訪問した際、
色々、そのブダペスト滞在のことを記した日記が、
今回、仕事の依頼をして下さった日本人男性の方のインターネット検索にヒットしたそうです。

*「悩みたくなければ、ただ動く。~肉体を疲れ果てさせる素晴しさ~」
*「人の幸せ、不幸は全て人の生き様に表れる。~ひと手間をかける大切さ~」
*「人生初のショッキングな経験、大歓迎です。」
*「自分の本性、知っていますか。」

旅行記でありながら、ただ「どこへ行った、何を食べた」という単純な内容ではなく、
そこから現地で感じ取ったことを自分なりに昇華させて、
日々の生活や生き方を振り返るのが僕の一連の内面的な作業の1つなので、
ちょうど、その時に発信していた内容が、
今回の依頼主の日本人男性の方と同じ心境だったそうで、
今すぐにでも連絡したい気持ちを抑えながら、1年ほど待って、
その間、ブログをずっとご覧下さりながら、ようやく今回の依頼・・・という形になったそうです。

だからインターネットの情報発信って、未だに僕自身不思議だな・・・と思うのは、
時間、距離を越えて、どこで、どのような人たちがこのブログを目にしているのか、
そして、どのような心持ちで、このブログを読んでおらるのかということです。

勿論、そんなこと、いちいちこちら側は想像なんて全くしていないし、
出来ないものなのですが、そんな中でも、
これだけ毒舌中心の内容にも関わらず、それでも心から共感して下さる稀有な方がいらっしゃって、
仕事で何かしらのご縁が出来る流れになるのは本当に有難いことだと感じています。

閑話休題。

さて、そろそろタイトルの「ヨーロッパの嫁姑、マザコン問題」という
下世話で誰もが興味関心を抱いているでろう(笑)本題に入りたいと思いますが、
これは、今回の依頼主の家庭のことではありません。

今回、ハンガリーまで呼んで下さったご夫婦の周囲にいる夫婦関係、家族関係の話を
ホテルから依頼主の自宅まで車で送迎してもらう間に伺って、
個人的に「へぇ~!!!」と感じた内容だったので、折角なので、ご紹介しておきますね。

これまで僕のイメージとしては、アメリカやヨーロッパは個人主義なので、
家族や血縁関係だけの繋がりを異常なまでに大切にしたがる
日本やアジア諸国のような嫁姑問題、家族、親戚などのドロドロな骨肉の争いは
あまりないものだろうな・・・と、勝手に予想していました。

ただスペインやイタリアなど一部の国では、嫁姑問題というより、
マザコン男が多くて、結婚してもそれは変わらず母親が息子のことに
口出しをしてくる厄介な文化、風習がある・・・ということは、
どことなく伝え聞いていたことがあります。

一括りに「ヨーロッパ」と言っても、
日本も中国も韓国もベトナムも「アジア」という一括りにはできないように、
言葉や文化、風習は各国で全く違うわけですから、一概に「こうだ!」とは言えませんが、
殊、ハンガリーにおいては、
家族愛に関してかなり濃密な人たちが多いのも事実なんだそうです。

要するに、他のヨーロッパ諸国に比べると、
嫁姑問題も日本ほどではないにしろ普通に存在するし、
マザコン男の確率も比較的に高くて、結婚した成人男性でも未だに自立できずに
何かあるごとに「お母さん!」「お母さん!」と言いたがり、
逆に姑は、「可愛い息子!」「可愛い息子!」とことあるごとに
家を訪問することが多いらしいのです。

勿論、マザコン男になるのも、母親が自立すべき成人男性、既婚男性を
いつまでも子ども扱いして執着するのも、どちらも異常な行過ぎた結果であり、
こればかりは国や文化の責任には出来ずに、
最終的に、その個人の分別の問題だと捉えるべきだと思います。

実際、マザコンに育ちやすい環境で生活していたとしても、
自立心がある人は、母親と適度な距離を置くことでしょうし、
嫁姑問題が勃発しないように、同居をしない、あまり頻繁に家に立ち寄らせない工夫を
聡明な人たちであれば、夫婦で協力してするものです。

ちなみにヨーロッパやアメリカで「親と同居」というのは、
ほとんどあり得ないそうで、子供が結婚したら、「子供が独立した」と捉え、
必ず少し距離を置く家庭が多いのは、
日本やアジア諸国とは決定的に違う点ではないかな・・・と思います。

僕、個人としては、親子の間柄も、子供が成長したら、
これくらいの距離感がちょうど良いのではないかな・・・と感じていますが、
まだまだ日本では「情が薄い」とか「冷たい」などと捉える人たちも多くて、
このあたりの距離感を学ぶ・・・という課題が多く残されているような気がしています。

話をハンガリーのマザコン男、嫁姑問題に戻しますと、
必要以上に家族愛が強いために、たとえ結婚して別居していたとしても、
「息子のために」とストーカーのように夫婦の家に通いつめる暇な母親の割合も多く、
そういうことをさせないために、
嫁側が夫と相談して「なるべく老人が移動して大変だと思う距離に引越ししよう。」と
わざわざ郊外や、実家から遠く離れた場所に引越しする・・・というケースもあるそうです。

このあたりは、日本でもよく聞く話なので、
「国は違えど、多くの人たちが同じような悩みを抱えておられるものなんだな。」と
半ば興味本位でお話を聞いていたのですが、ついでだったので、
僕が逆質問をして、「では、お2人の場合はどうなんですか?」と
失礼だとは感じつつも、ちょっと深く踏み込んで尋ねてみることにしました。

ハンガリー人のお嫁さんは、実家が首都のブダペストから遠く離れた
ウクライナとルーマニア国境近くの小さな村出身なので
「私のところは大丈夫。頻繁にこちらに足を運ぼうとしても、
距離があるから、年に1~2回がベストです。」と
家族愛の強いハンガリー人にしては、なかなかない答えが返ってきました(驚)。

むしろ、日本人男性の旦那さんが、
「折角、家族なんだし、もし向こうのお義父さん、お義母さんが同居希望なら、
こちら(ブダペスト近郊の街)に呼んだらいいのに。」と
日本人的な感覚でさらっと軽く当たり前のように、そのお嫁さんに伝えたところ、
「それだけは、絶対にハンガリーではやっちゃだめ!」と
お嫁さんの猛反対に遭ったそうで、その時は何故、そこまで反対するのか、
自分の両親のことなのに、理解出来なかった・・・と笑っておっしゃっていました。

ところが、この地で10年、20年と生活していくうちに、
(その男性は、既に20年、ハンガリーで生活しています)
色々な友人、知人夫婦、家族との問題を垣間見るようになり、
あの時、ハンガリー人のお嫁さんが、何故、お嫁さん自身の親との同居を
本人が声を荒げてまで反対したのか、ようやく理解できた・・・とのこと。

個人主義が強いヨーロッパ各国の中でも、
ハンガリーという国は、そのような意味で日本的で、
もしかしたら日本以上に家族愛が濃密で、家にプライバシーというものがなくなり、
冷蔵庫や戸棚のものを勝手に使うのは当たり前、
それだけならまだしも、着ている洋服や下着さえも時には勝手に使われることもあり、
これも都市部と郊外のコミュニティの違い、はたまた年代的な価値観の違いで
かなりカルチャーショックを受けて、ストレスを溜め込んでしまう人が多いそうなのです。

いやっ、想像するだけでも僕には絶対に無理な距離感だな・・・。

だって、義理のお父さんが勝手に自分の下着を履くだなんて、あり得ないでしょう(笑)?

お嫁さんだったら、義理のお母さんや実のお母さんが、
勝手に娘のたんすを開けて下着を取り出して悪気もなく
身につけてしまうのですから、想像しただけでゾッとするのではないでしょうか?

こういうことって、
僕たち一時的な訪問者では絶対に分からないことなのですが、
ハンガリーでは全ての人、家庭に共通するわけではないけれど、
そのような家族愛の強さ、窮屈な結びつきで色々な問題を抱えている
若い世代の人たちが増えているのが現状だ・・・という貴重な裏!?話を伺うことが出来ました。

僕がこの話を聞いて、単純に感じたのは、
「うんっ、義理のお父さんとは言え、他人が使った同じパンツは履きたくない。」ということでした(笑)。

ただ、これは物質的な距離感の話なのですが、
エネルギー的な距離感の話で言えば、たとえ同じパンツを履いていなかったとしても、
ほぼ同じか、それ以上の鬱陶しいストーカー気質の人たちなんて、
日本だって、どこだって、結構な割合で存在するものだと感じています。

*「不妊、セックスレス、不感症、その原因の1つは・・・。」

全ての場合に当てはまる訳ではありませんが、
不妊、セックスレス、不感症の1つの原因として、
夫婦、パートナーどちらかの相手側の親、兄弟がストーカーのように執着している
エネルギーを放っている場合、
いざ、セックスとなると、相手だけではなく、そこに親や兄弟が一緒にいるようなものですから
純粋にエネルギー交換が出来なくなることがあります。

こういう場合は、相手側、または自分側の家族との向き合い方、
距離の保ち方をしっかりと意識して改善しない限り難しい問題の1つで、
しっかりそこと向き合って、適切な距離感を保つようになった途端、
妊娠したり、セックスレスが少しずつ改善されたり、純粋にエネルギー交換が
出来るようになった・・・というケースもよくあります。

このエネルギーとセックスの関係性については、
今回、ハンガリーでお会いしたご夫婦から承諾を得ましたので、
また後日、このブログでまとめてみたいと思います。

ところ変われば、色々な価値観も受け止め方も変わるものですが、
スピリチュアリズムの観点から捉えると、
1人の人間としての感情や、生き方自体には、
そこまで大きな違いはないのだな・・・と改めて実感した次第です。

人との距離は、それが家族であれ、他人であれ、友人であれ、
ほどほどに保っていくのが一番ですね。

さっ、ハンガリーは今、朝の8時を過ぎたところで、
これから、またそのご夫婦のところで引き続き、土地家屋の鑑定、お祓いと
霊視カウンセリングの仕事です。

今日は、どんな面白い話が聞けるのか内心楽しみにしながら、
ナカトリモチの仕事に専念したいと思っています。


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