*6月15日(日)仙台ナカトリモチ勉強会、参加者募集中。
*県内、県外の土地家屋の鑑定、お祓い随時受付中です。
悩みたくなければ、ただ動く。~肉体を疲れ果てさせる素晴しさ~
2015年01月09日
僕が現在滞在しているハンガリーの首都・ブダペストの宿は、
ヨーロッパ発着の航空券付き、
格安のパッケージツアーで予約したものなので
とても値段も安かったのですが、冒頭の写真、
一見すると、どこかのお洒落なサロンかロビーのような空間は、
なんと、僕が現在泊まっている部屋の一部なのです。
宿泊先の部屋の一角に年季が入った大きなピアノがあり、
その奥の壁には、これまた年代ものの大きな古時計、
家具もクラシックなものばかりで、こういうアンティークが好きな人であれば
とてもテンションが上がる部屋だと思います。
そして、このピアノがある部屋はリビングで、
ベッドルームはその奥にある、また別の部屋。
ピアノが一切弾けない僕は、子供の頃にお遊びで習った
猫踏んじゃった!?のメロディを奏でようとしてみたのですが
30秒も経たないうちに飽きてしまい、
まさに上等なピアノと上品なクラシックな空間と僕の
なんとも不釣合いな関係性、猫に小判状態(笑)。
こういう広い広いスペース、しかもホテルの部屋に
一見、無駄と思える大きなピアノと古時計、その他の家具が配置してあり、
「僕だったら、無駄なものは省いて、空いたスペースを
他のことに有効活用するのにな。」と一瞬思ったのですが、
これは、これで見事に部屋のエネルギーと調和しているのです。
心の余白、ゆとり、感受性を大切にする感覚とでも言いましょうか。
日本風で言えば、床の間のような感覚です。
床の間は元来、大切なお客様をもてなす場所として
その人たちをおもてなしするために、
掛け軸などを飾り、上質な空間を演出させる目的と、
一見、無駄になるような空間を敢えて作ることによって、
心のゆとりや、精神性を意識しながら生きる、
日本人の本質を示したものを実際の家という建物の中で
表現していたものだとされています。
現在の新しい家屋では、この床の間は少なくなってきましたが、
これも時代の流れなので仕方ありません。
せめて、自分自身の心の中に、床の間のような
上質な心のゆとり、エネルギーを保つ意識さえ持っていれば、
それが魂の良い意味での余白となって、
その余白に、更なる上質な運気が入ってくるようになるものです。
僕が今、滞在しているブダペストの部屋の、
一見、無駄と思えるようなリビングルームは、
まさに、ヨーロッパ風の床の間のような役割を
果たしているのではないかな・・・と、ふと感じた次第です。
何はともあれ、少しの間、このお洒落な部屋にお世話になります。
バスルームは、ヨーロッパの古い宿では珍しく、
しっかりと広々としたバスタブまで付いていたので、これには僕自身がビックリ。
ヨーロッパを旅していて、何が一番恋しくなるのかと言えば、
風呂好きの僕の場合、1日の疲れを汗と一緒に全て洗い流す
バスタブ、つまりは湯船に浸かる・・・という行為そのものです。
これは文化の違いなので、郷に入れば郷に従う形で
受け入れるしかありませんが、
そのようなシャワーのみのホテルがほとんどのヨーロッパで、
一部の超高級ホテルならまだしも、
僕のような普通の人が利用するリーズナブルなホテルに、
大きなバスタブがあるというのは、滅多に遭遇しない状況でもあるのです。
だから僕にとっては、とてもラッキーなことであり、
ブダペストに到着した初日の夜、思いっきり湯船に浸かって
旅の疲れを取ることが出来て大満足でした。
さて、随分話が横道に逸れてしまいましたが、
ここからが、ようやく本題です(笑)。
数日前のブログで、
「人の悩みは暇だから生まれてくるものだ。」ということを
お伝えしたと思うのですが、
あちこち動き回る旅先、特に昼夜逆転してしまうような時差が生じる海外では、
そのことを肉体的に自分の身体を通して思いっきり理解できる
チャンスに恵まれていると感じています。
今回の僕のヨーロッパ旅行は、基本的には日々、コツコツ貯めた
航空会社のマイレージを使ってのものなので、
日本ーヨーロッパ間の往復は無料。
ヨーロッパ各地への移動の分だけ、
航空券と宿がセットになった現地発着の格安パッケージツアーを申し込んで
各地を巡る・・・という組み合わせです。
日本ーヨーロッパ間は、羽田からドイツ、フランクフルトの往復が
マイレージを使った無料の特典航空券、
フランクフルトからブダペスト間、
また、一旦、フランクフルトに戻って、
その他の都市(この後、移動予定)の移動は格安パックツアーで、
行きの時は、那覇→羽田→フランクフルト→ブダペストと、
一気に乗り継ぎを重ねて移動したのです。
しかも、ブダペストは日本との時差がマイナス8時間あり、
ブダペストに到着したのは、現地の時間で午前10時過ぎ。
同時刻の日本では、既にその日の夜の時間で、
あと数時間経てば眠る時間帯でもあります。
体内時計は、既に夜に向けて眠る準備を始めているにも関わらず
ブダペストは、これから1日の活動が始まる訳です。
だから僕はなるべく海外での時差ボケを解消するために、
現地へ向うときは、飛行機の中から、
それが無理なら、現地に到着した時点で、
なるべく現地時間に合わせて行動をするようにしています。
今回、ブダペストに到着した時点で、かなり疲れていて
(実は乗り継ぎ先の東京で数時間、仕事をしてきたので。)
このままホテルの部屋で眠ろうか、それとも
現地の時間に合わせて活動しようか、かなり迷いました。
迷った結果、これまで肉体的な経験で、
どちらがラクなのかを知っていた、
現地時間に合わせて行動する・・・という方法をとったのです。
つまり、睡眠不足で疲れているけれど、
無理のない程度に外出して動き回って、
現地時間の夜になって眠る・・・という時差ボケ解消方法を
そっくりそのまま実践した形です。
長時間の移動などで肉体的に疲れていたのですが、
初めての国は、それなりに緊張感を保って動かなければいけないので
これが良い刺激となり、到着初日は夜8時ごろにホテルの部屋に戻ってきて、
ゆっくり湯船に浸かって、夜9時半過ぎには、
もう何も考えることなく、泥のように眠るだけでした。
神経というよりは、とことん肉体を使って疲れ果てさせてあげると、
何も考えずに、意外なほどすぐに眠れるものなのです。
翌朝のすっきりした目覚めの瞬間というものは、
それはそれは本当に至福の時であり、
最高の清々しさを感じられる瞬間でもあり、
それだけで時差ボケは全て解消されているので驚きです。
ゴチャゴチャとした、表面的な悩みがあれこれある状態が暇な証拠・・・というのは、
こういう肉体的な部分からも言えることなのです。
その人の人生を左右するような
本質的な人生の悩みは誰でも1つや2つは持っているものです。
ですが、そういう本質的なものではなく、
本来、考えても仕方のないこと、悩んでもどうしようもないことだけに
数多く囚われて生きている人がいかに多いことか・・・。
心がモヤモヤしている時、慢性的な疲れを感じている時、
もっと言えばゴチャゴチャした表面的な悩みで頭の中がいっぱいの時は、
頭ではなく、思いっきり肉体を疲れ果てるまで使ってあげると、
強制的に肉体が休みを求めてくるので、
あれこれ考える暇もなく、グッスリ眠れるようになります。
肉体を動かすことだけに集中していると、
いつしか表面的なゴチャゴチャした悩みが消えていた、
モヤモヤがなくなっていた・・・。
逆に言えば、そういう人たちは無意識かも知れませんが、
自分の肉体を持て余すほど、自分の心のゆとりが持てず、
本来使うべきところに費やす神経、精神を持て余して
全て無駄な悩みに費やしてしまうほど、やっぱり暇なのです。
「本当に肉体だけを使っていれば、悩みもモヤモヤもなくなるのでしょうか。」
リスクを背負うかもしれない、確証の持てないことをやることは嫌だ。
動きたくないから、100%答えが見つからないものは
動かないで様子を見ておこう・・・。
そんな不細工でチキンな堕落した気持ちから質問をしている時点で、
またはそのような発想から動くのを躊躇している時点で、
既に肉体を使っていない証拠であり、
「~をやれば、ご褒美をもらえる。幸せになれる。ラクになれる・・・かも知れない。」という
なんとも陳腐でご都合主義な発想であることを自覚しましょう。
いつまでも動こうとしない人が多いのが
この世の今の流れだと感じていますが、
それは自ら色々なチャンス、心豊かに生きる道を排除しているようなものであり、
いつまで経っても、悩みは消えないまま、モヤモヤは消えないまま、
ずっと堂々巡りの滞った低空飛行を続けるのみの人生を
自ら選んでいるようなものでもあります。
僕がいつもこのブログでお伝えしている、
「考えるより、さっさとやる。さっさと動く。」これに尽きるのです。
*「今、やる。今、動く。~後悔のない人生を送る究極の方法。」
ゴチャゴチャ悩み過ぎて、周囲が全く見えず、心の余白、ゆとりを持てずに
悲劇の主人公に陥っている人たちに、
まずお伝えしたいのは、そんな暇があったら、何でもいいので
肉体を酷使して、肉体を疲れさせるために集中して動けば
それだけで、ほぼ8割がたの悩みや精神的な疲れは
どこかへ消え去ってしまうということ。
時間と、ほんのちょっとのお金の余裕があれば、
時差ボケを体験できる海外に出かけてみるのも良いかも知れません。
時差ボケ解消のために、人間の本能的な回復能力というか、
自然治癒力がおおいに発揮されて、
寝る時間になったら眠くなって強制的に休ませてもらえるような
肉体の使い方を、自然と覚えていくようになるからです。
そこには、ゴチャゴチャ悩むような、表面的な心の迷いは一切、
入り込む余地も時間もありません。
悩みは、暇だからこそ生み出されるもの・・・ということが、
これで、少しずつ、少しずつでも、あなたの心の中に
段階的に浸透していけば、それだけで御の字です。
悩む前に動く、表面的な悩みは無視し続けて、
とにかく肉体を疲れるまで動かしてみる・・・。
人の心と身体は、これでおおよそ健康になります。
健全な肉体には、健全な魂が。
健全な魂には、健全な肉体が・・・。
普段、あまり意識することがない、心と身体の繋がりを
体感できるのは、時差ボケを伴う海外旅行ならではでもありますが、
勿論、そんなことに意識を向けない人たちは、
ただの海外旅行になってしまうだけで終わってしまいます。
海外に出かけようが、日本にいようが、
要するに、全ての人生の善し悪しの流れを作っていくのは、
その人の意識次第、行動力次第だということです。
このようなことも、僕がいつも、いつも、いつも、
このブログでお伝えしている内容そのものですね。
しかし、そういうシンプルで大切なことだからこそ、
頭で表面的に理解しているつもりでも、
いざという時に実践できない、または実践しているつもりで、
それが全くの筋違いであることが多く、
それらの流れに流されてしまう人が多いのも、この世の常でもあります。
僕はナカトリモチのお役目を通して、
そして今回のように海外に出かけたり、
その他のプライベートの出来事などを通して、
常に、そういうシンプルだけれど、とても大切な
スピリチュアリズムの真実について、
そして、それをどのように取り入れ、実践していくのかの方法を、
ありとあらゆる側面からお伝えし続けています。
基本は全て同じことであり、その基本さえしっかり理解して
実践を積み重ねていくことだけやっていれば、
人の人生というものは、意外なほどスムーズに、
大局的に見て、とても満たされたものになっていくものだと確信しています。
ゴチャゴチャした悩みが多いのは、
生きる根本、意識自体が暇だからこそであり、
それを解消するのは、ただ動くだけ。
これほど分かりやすい真実は他に何もないはずなのですけれど、
何を勝手に複雑にして、ゴチャゴチャ余計な悩みを生み出すのか、
僕にはさっぱり理解できません。
理解できない・・・というよりも、理解したくないのです。
何故なら、全ては、行動で変えられるからであり、
僕自身もそれで自らを変えてきた経緯があり、
誰でも動けば、実践したら、その積み重ねを続けていくだけで
そのように良い流れになってくるものだからです。
時には頭を使うのをしっかり忘れて、
ただ、疲れ果てるまで肉体を動かしてみましょう。
肉体を動かせないのであれば、魂を動かしてみましょう。
必ずそこから、更なる余白、
スペースのゆとりが生まれてくるはずですから・・・。
*お知らせ*
*土地・家屋のお祓い、随時受付募集しています。
*ジョンのリーディング、スカイプ鑑定、随時受付募集しています。
Posted by 山野本竜規 at 08:18
│心の在り方 (2,645)▼