山野本竜規の続・ナカトリモチ日記

もともと財布とか小物には全く拘りがないタイプなので
まさか自分がオーダーメイドの品を作ってもらうことになるとは
とても予想外だったのですが、
知り合いが偶然持っていた財布だったり、その他の小物を見て
「いいな。」と感じて、それをどこで買ったのか尋ねてみたら、
それが全て革職人さんの手作りであることを知って
その知り合いの紹介で、僕も作ってもらった・・・という次第です。

全て手作りな上、上等な革を使っているのでとても丈夫で、
長年使っていけば使うほど色合いも変わって味が出てくるそうです。



こちらは名刺入れですが、僕が大好きな
沖縄の伝統的なミンサー織りを基調にしたもの。
こういう我がままなオーダーも、全て引き受けて下さり、
その上、イメージ以上のものを作ってくれるのは、まさに職人技。



鮮やかな朱色と革の色のコントラストが素敵なこちらは、携帯ケース。
裏にはカメラの穴も開いており、更に内側には、
僕が県外の電車移動の時に使うICカード入れも中に装備しているので
もう、パーフェクト。

もともとは、僕のiphone契約時にもらった携帯ケースが壊れかけて
ぼろぼろになりかけていたことから、
「次の携帯ケースを買いたいな。」と思って、
知り合いに革職人さんを紹介してもらったのがキッカケでしたから
まさに、こういうオリジナルのものを作ってもらって大満足です。

これだと燃やさない限り（笑）、半永久的に使えるので
大切に使っていきたいと思います。



そして、こちらも、以前から買い換えようと思っていた財布を
折角だったら・・・と、新調する目的でオーダーしたもの。

僕自身、以前使っていた財布も相当長く使っていたため
そう滅多に買い換えることはしないのですが、
デザインもとても繊細で、中身もとても機能的で
（以前使っていた財布の作りを基本にして、更に改良されたバージョン）
カードの出し入れや、お札、小銭の出し入れがしやすく
全てが使いやすいように作られたもので、
早速、その使いやすさに驚いているほどです。

しかも、聞くところによると、
普通、このような革製品を購入するとなると、
既製品でも相当な金額になり、
それがオーダーメイドとなると、とんでもない値段に跳ね上がるそうですが、
（沖縄にも有名な革製品を扱う専門店がありますが、値段はそれなりに高いです。）
この革職人さんが作ってくれた僕の３点セットは、相場からすると、
3分の1、はたまたそれ以下の破格の安さで、これまたビックリ。

ほとんど材料費、制作費であり、
技術料は全く含まれていないのではないかな・・・と感じるほどの安さでした。

この革職人さんを紹介してくれたのは、
僕が行きつけの床屋さんのオーナーです。

やっぱり、このオーナーのお人柄なのでしょうか。

僕とオーナーの表面的な性格、趣味嗜好、言動などは全く間逆で
オーナーはとても社交的で人当たりが良く、
とにかくお店にも、用事がないのに色々な人たちが立ち寄るほどです。

所謂、誰からも慕われやすいタイプの人で、
これは本人自身にあまりその自覚はありませんが、
ある意味、とても素敵な才能だと僕は感じています。

僕にはこういう人付き合いの仕方が出来ませんから、
そのような意味では正反対なのですが、
どこか表面的ではない部分で同じような感覚を持っている人で、
基本、僕がお付き合いしやすい人たちというのは、
皆、こういう特徴があります。

表面的な性格や、趣味嗜好、言動は全く違うけれど、
深い部分で何かが共通していたり、同じような目線、価値観、
感覚を共有できる・・・という関係性です。

そんなオーナーの知り合いには、年齢の上下関係無く
本当にユニークで面白い人たちが大勢いて、
いつも、僕は散髪しに行く度に、まだ会ったこともない
そのユニークな人たちのことを、オーナーから聞いて
笑い転げたりしています。

そんな知り合いの中の１人が、今回、オーダーメイドで
素晴しいものを作ってくれた革職人さんでした。

オーナーはゴルフやら車やら飲み会やら、
僕が全く関心がないことに熱を入れる
どこにでもいるフツ～の面白い人なのですが、
革職人さんとは、その趣味の１つ、車繋がりで知り合ったそうです。



こちらがその革職人さんの車ですが、もう、これを見た時点で
そのユニークさ、「ちょっと普通ではないな。」という感じが伝わってきますよね（笑）

実際に、沖縄で、この車を走らせているのですから、
こういう自分なりの美意識というか、楽しみというか、
良い信念を以て生きている人たちにお任せする仕事って
おおよそ想像がついて、素直に「お任します！」と委ねてしまいます。

オーダーの時は、しっかりとカタログなどを持参して
事細かに形や色やどんなイメージなのかを聞いて
それらを取り入れた上で制作に取りかかるそうなので、
事前に「制作には、かなり時間がかかりますが、
それでもよければお作りしますよ。」とのことだったので
「是非！」と喜んでお願いした次第です。

その革職人さん、お店を構えている訳でもなく、
最初は趣味として始めて友人たちにプレゼントしていたら、
その評判があまりにも良かったため、
今では、時々、こうやって知り合いに頼まれた分のみを
じっくり時間をかけて制作されているそうです。

僕も別に時間なんて気にしていなかったので、
「出来上がった時でいいですよ。」と全てをお任せしてから、
約３ヶ月経った先日、ちょうど県外に出かける前に仕上がって、
それを行きつけの床屋さんで受け取りました。

オーナーも僕も、その見事な仕上がりに
「綺麗ですよね。」しか言葉が出ず、ただただ見とれてしまったほどです。

今でも複数の制作依頼を同時進行で抱えておられるので
それだけでも大変なんだそうですが、
「確か５月が誕生日だったから、それまでに間に合わせました。」と
急いで作って下さった心遣いも嬉しかったです。

僕は自分の誕生日をお伝えしていた訳ではありませんが、
フェイスブックで繋がっているので、
そこから僕のプロフィールを知って、
その時期までに間に合わせて下さったようです。

本当は、今、このブログでこの革職人さんの
詳細をお知らせしたいところなのですが、
今のところ、知り合いを介してしか作っておられないようなので、
またご本人に確認して、了承して下さったら
改めてご紹介したいと思っています。

長年使い続けてきた親しみのある持ち物を変えると、
人付き合いと同じで、最初はぎこちないかも知れませんが、
それだけで何だか気持ちも変わり、次第にそれが馴染んでくるようになります。

特にかなり長いお付き合いになる財布や携帯ケース、名刺入れは
僕にとっては、常に持ち歩く身近な持ち物。

それらも一新して、また気持ちも新たに
これから先の生活を共にしていきたいと思っています。


＊お知らせ＊
＊５月２５日（日）、愛知県東海市での勉強会参加者募集中です。
６月・福岡でのセッション、お祓い、勉強会申込受付中です。
＊ジョンの霊視、SKYPE霊視、随時受付しております。
＊土地・家屋のお祓い、随時受付募集しています。