山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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相性ばっちり、ポルトガル。

2014年02月13日

相性ばっちり、ポルトガル。ポルトガルの首都・リスボン滞在2日目。

初日は深夜にリスボンに到着したため、
街の全景などは分からなくて、翌日、つまり今日、
朝から晩まで、リスボンの街歩きをしました。
冒頭の写真から、ヨーロッパらしい景色が
広がっていますが、とにかく圧巻です。


まるで日本の長崎や神戸の地形と景色を、
よりヨーロッパのオレンジ色のレンガ屋根に変えたような雰囲気で
もともと海沿いの街が大好きな僕は、
これだけでテンションが上がります。

ガイドブックの受け売りなのですが(汗)、
リスボンは「七つの丘の都」と呼ばれていて
その位、起伏の激しい坂道と、地域と地域の間の高低差がある街です。

リスボンはポルトガルの首都なのですが、
人口は約55万人と、かなり小規模の首都なので
その他のヨーロッパ諸国の大都市や首都と比べれば
とても落ち着いているように感じます。

街を歩いて感じたのは、やはり、温暖な気候であるということ。

この時期は真冬なのですが、冬の沖縄の気候より少し寒いくらいで、
日本の本土の寒さに比べれば、かなり暖かく感じると思います。
ちなみに、今日は生憎の雨模様でしたが、
最高気温は16度ほどあり、全く寒くありませんでした。

相性ばっちり、ポルトガル。 相性ばっちり、ポルトガル。

相性ばっちり、ポルトガル。 相性ばっちり、ポルトガル。

ヨーロッパは、個人的に観光名所をせっせと回らなくても、
街を歩いているだけで、全体がテーマパークのような趣のある雰囲気なので
毎回、ヨーロッパ各国に到着した初日、翌日は、
可能な限り、グラウンディングを兼ねて、しっかり歩くようにしています。

ただ、リスボンは急な坂道が多いため、全て徒歩というのは難しく、
リスボン名物のトラムを活用して、色々な場所まで移動しました。

相性ばっちり、ポルトガル。 相性ばっちり、ポルトガル。

これは、まだ普通のトラムが走っている風景ですが、
実際に乗って実感した風景は、窓の外に手を伸ばせば
建物の壁に届いてしまうほどの狭い狭い路地、しかも急な坂道の間を
縫うように登っていく箇所がいくつもあり、
また時間があるときに、今度はその風景を
しっかり写真に収めたいと思っています。

サンフランシスコのケーブルカーも同じような急な傾斜を上り下りしていて
これはこれで楽しいのですが、
乗り物大好きな僕が経験した中で、このリスボンのトラムは、
驚き度、街の情緒、雰囲気、満足度、どれをとってもパーフェクトで
今のところ、ナンバーワンです。

多分、滞在中は、また何度も利用することになるでしょう。

相性ばっちり、ポルトガル。 相性ばっちり、ポルトガル。

リスボンを歩いてみて驚いたのは、
他のヨーロッパ諸国に比べて、とても綺麗なこと。
街並みは勿論のこと、ゴミが落ちている頻度が少ないのです。
まるで日本の地方都市のよう。

ヨーロッパでは花の都・パリとか、
よく、「おフランス」とフランスに上品なイメージを抱く人も多いのですが、
確かに建物も上等で素晴らしく、街全体の風景は素敵で
僕も街の風景は大好きなのですが、
足元に目を落とすと、実際のフランス、特にパリは
「汚・フランス」と表現したくなるほど
街中はゴミだらけ、落書きだらけで、お世辞にも綺麗とは言えません(笑)
(大袈裟ではなく、本当に汚くて、おまけに臭いのです。)

花の都・おフランスのイメージでパリを初めて訪れる方は、
あまりのイメージと、現実のギャップに驚かれることでしょうね。

・・・という訳で、超個人的な好みとしては、
汚フランス(特にパリを意味しますが。)は、あまり魅力を感じる場所ではなく、
同じヨーロッパの都市でも、場所によって
その雰囲気が全く違うので、それぞれの好みもあるかと思いますが、
僕は去年の夏に訪れた、友達のクラ子が住むスロベニア
今回のリスボンのような穏やかで、整然とした街並みが
心の底から落ち着くんだな・・・と改めて思いました。

あと、リスボンの人たちの感覚は、
他のヨーロッパ諸国の感じとは違っていて
どことなく、日本人に共通点が多いような懐かしい感覚になるのです。

ちょっとシャイだけど、とても親切で笑顔が多くて、
ガツガツしていないというか、柔らかい感覚・・・と言えば
ほんの少しは、その感覚がご理解いただけるのかな・・・と思います。

所謂、「バリバリ、完全個人主義です!」というような
あまり歓迎できない意味での欧米的なガツガツした感覚ではなく、
人との距離感が日本、特に沖縄の人たちに似ているような感じがします。

シャイだけど、人懐っこくて、一度話せば、とことん親切にしてくれますし、
初対面の人でも気軽に、だけど軽いノリではなく、
あくまで柔らかくて優しく挨拶したり、
一言、二言、話をしてくれたりするような、
僕にとっては、とても居心地の良い空気を出す人が多いのです。

まだリスボンに来て2日目ですが、
ホテルのフロントのスタッフから、ホテル内の食堂のスタッフ、
トラムで乗り合わせた地元の人や、
偶然入ったカフェの店員さんなど、どの人も皆、同じような感覚で
僕は本能的に、「この土地と人柄は僕にも合うな。」と感じたほどです。

都会的で刺激的な生活や人生を求める人にとってみれば
どことなく物足りない感覚になるかも知れませんが、
個人的には、こういう雰囲気がとても好きで
初めて訪れた場所でしたが、とにかく一気に大好きになりました。

相性ばっちり、ポルトガル。 相性ばっちり、ポルトガル。

これは、アズレージョというポルトガルの伝統的なタイルで
色々な模様や色使いで、家の壁や、道路、駅やその他の建物など
いたるところで、色とりどりのアズレージョを見ることが出来ます。

とても華やかで、見ているだけで豊かな気持ちになりますよ。
街のあちこちで、お土産として販売もしているので
僕も記念に買って帰ろうかと思っています。

そもそも、何故、今回、ポルトガルだったのかというと、
無料特典航空券でブラジルまで行く際、
ヨーロッパ経由だと、2年前、ドイツのフランクフルトを経由して
ブラジルに行ったことがあり、
今回は、違ったルートで行ってみたくなったのです。

そして、ブラジルもポルトガル語。

どうせ、同じポルトガル語圏なら、
せめて挨拶くらいは言えるようにしたいな・・・という単純な理由で
乗り継ぎ国を、リスボンに選んだのですが、
何せ初めてな上、ポルトガルについては特に何の知識もなかったので
実際に訪れてみて、その良さが理解できたという次第です。

滞在2日目ですが、既に色々なことを感じて
良い意味での気付きや学びが沢山あり
またそれらについても、いつか
このブログでお伝えできればいいな・・・と思っています。

やっぱり初めての国、街の雰囲気はいいものですね。

こういう経験を1つ1つ丁寧に積み重ねて、
心の中で大切に温めていければいいな・・・と素直に思えました。

明日は、引き続き、ポルトガルで感じた色々なことをご紹介しますね。


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Posted by 山野本竜規 at 08:09 │旅行