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人生で一番美味しかった海鮮リゾットと親日派のお店。~ポルトガル・リスボン編~
2020年07月29日
「これはいつかブログで絶対に僕の記録用として残しておこう。」と思った
人生で一番美味しいと感じた海鮮リゾットのお店と、また必ず再訪したいと思うお店の忘備録です。
ちょうど今日、Facebookを開いたら2年前の今日の投稿が表示されていて、
2年前の今日は、ポルトガルのリスボンにいたようなんです。
この時は旅行でリスボンに行くのが目的ではなく、ブラジルでの公務のため
乗り継ぎで立ち寄ったのですが、夏真っ盛りのリスボンは本当にキラキラと輝いていました。
*「動画でブラジルとポルトガルをお届けします。」2018年8月15日
この時は日本→ポルトガル→ブラジル→ポルトガル→日本を1ヶ月ほどかけて移動し、
ポルトガルの首都リスボンには行きと帰りに2回滞在したことになります。
世界中、色々な国、地域がありますが、僕が個人的に一番大好きな街がリスボンなので、
何度訪れてもその度に色々な発見があって益々大好きになる町でもあります。
このリスボンの後、本来の目的地であった南半球のブラジルでは、
季節が真逆で真冬並みの寒さと、仕事がぎっしり詰まったスケジュールだらけで
最終日あたりに風邪を引いてしまった思い出があります、笑。
*「ブラジルで発熱。~僕の中では予定調和~」2018年8月10日
今はコロナの影響で海外どころか国内の移動、旅行も難しい状況ですが、
いつかまた状況が落ち着いて海外への渡航が可能になったら、
時間を見つけてリスボンに行きたいなと思っています。
さて、そろそろ忘備録の本題へ入りましょう。
僕が自分の記録用として絶対に残しておきたかったリスボンのお店。
2つあるのですが、どちらも下調べもせずに偶然立ち寄ったお店で、
しかも同じ通り沿いにあるため、次回、リスボンを再訪するチャンスがあるのであれば
絶対に同じメニューをオーダーしたいと思っているほど、
個人的には人生で一番美味しかった海鮮リゾットと、
美味しい料理にプラスしてユニークな店員さんがいる親日派のお店でした。
先ずは海鮮リゾットのご紹介から。
この人生の中でナンバーワンの海鮮リゾットに出会った時のリスボンでは
友人と現地合流して2人で街歩きをしたのですが、本当に偶然、見つけて入ったお店でした。
「このお店だけ地元の人でやたらと賑わっているから、良さそうじゃない?」ということで
最初はリスボン名物のイワシの炭火焼を目的に入店したのですが、
メニューを見てみると、魚介類の料理が豊富で、
イワシの炭火焼の他に海鮮リゾットなどを普通に注文して出てきた料理がこれら。
見た目はどこにでも普通に存在する美味しそうな料理なのですが、
ここの海鮮リゾットを1口食べたら、そのあまりにも濃厚な魚介類の香りと味が
一気に広がって、友人と2人、顔を見合わせて「これは美味し過ぎる!」と唸ってしまったほど
とにかく美味しかった記憶があります。
結局、この海鮮リゾット食べたさにリスボン滞在中、3回お店を訪問したほどで
(最終日の1回はお店が開いておらず、別のお店に行くことになりましたが、汗)
まさにリスボン版の大衆食堂で提供される絶品海鮮リゾット&海鮮料理で
本当に大当たりのお店でした。
しかもこれに、スープ、飲み物、食後のコーヒーなどお腹一杯食べて
1人あたり1500円もしないのです。
リスボンのスープは「ソッパ」と言って、大きなカップになみなみと注がれたものですが、
お店によって味が全く異なり、おおよそどこでも優しい味付けで
日本人の口にもよく馴染みます。
ポルトガルはヨーロッパの一番西にある国で日本からのアクセスもさほどよくないため、
日本人にはあまり馴染みがない国の1つなのですが、
穏やかでシャイな国民性も、料理の味付けも、日本人には相性がピッタリ合う地域で、
おまけにヨーロッパの中では物価はそこまで高くないため、
旅行先としては本当にお勧めの地域だと個人的に感じています。
お店の名前は、RESTAURANTE O GAITEIRO。
今はインターネットの情報が普及しているため、お店の検索も本当に便利で、
後から調べてみると、お店情報は世界的に有名な旅行サイト、
トリップアドバイザーに載っており、どの口コミもおおよそ評価が高いのが分かります。
ここは海鮮料理が美味しいお店のようで、偶然入ったにしては本当に大当たりで、
いつも地元の人を中心に賑わっていますが、お世辞にも優雅とは言えず、
厨房ではよくお皿が割れる音が聞こえるし、(忙し過ぎててんてこ舞いの様子)
皆、陽気にお酒と食事を楽しんでいるためうるさくて、小さな声は通りにくいという
マイナス点はありますが、店員さんも丁寧で、明るくて雰囲気自体も良いお店です。
本当は食後のスウィーツまで頂きたかったのですが、
(皆、ティラミスやフルーツタルトなどを頼んでいた。)
ポルトガルの料理はおおよそにして量が多いため、2人でシェアしても
お腹一杯になってしまい、お店では断念。
お店の場所はリスボンの中心地、テージョ川近くにあるサンパウロ通りにあり、
リスボンでは超有名な観光名所の1つ、ビカのケーブルカー乗り場(テージョ川側)から
30mほど歩いたところにあるので、リスボン初心者でも見つけられる便利な立地でもあります。
ランチタイムはとても賑やかで、皿が割れる音もよく聞こえますが、
それでもまたいつか必ず再訪したいと思える人生ナンバーワンの海鮮リゾットが
食べられるお店です。
またいつかこのお店で、幸福感に満たされる味わい深い海鮮リゾットを食べることを目標に、
日々の生活と向き合っていきたいと思っています。
そしてリスボン滞在最終日の夜に、もう一度、RESTAURANTE O GAITEIROへ行ったのですが、
この時は運悪くお店が休みで、同じサンパウロ通りにある別のお店を探して
ふらりと入ったところが、これまた大当たりでして。
見た目はイギリス風カフェで、料理はポルトガル料理なのですが、
ここのオーナーと思われるおばちゃんの親戚に日本人がいるらしくて、
とても親しみを込めて話しかけてこられ、僕たち日本人にとても親切にしてくれました。
お店の名前は、Arco Da Velha。
ポルトガル料理の定番、
バカリヤウ(干しタラ)を使ったグラタンとマッシュルームスープが絶品で
この時は、お店の店員さんにお勧めを聞いて、これらをチョイスしましたが、
どれも安くてボリュームがある上、これまたとても美味しかったので、
こちらもいつか再訪したいと思えるお店でした。
美味しいパンの付け合わせのディップが何のソースを使っているのか分からなかったのですが、
これまた絶品で、1つ1つの味付けが日本人好みというのも不思議でした。
あと、個人的に友人と2人で大笑いだったのが、
厨房には底抜けに明るい親日派のおばちゃんオーナー夫婦、
フロア担当は息子さんと思われる20代の若い今どきのお兄ちゃんがいて、
このお兄ちゃんも、ある意味、とても良い味を出しておりまして、笑。
僕たちが座ったテーブルと通路を挟んだ隣には、いかにも馬鹿っぽい、
常識を知らなさそうな20代のアメリカ人ギャルが2人後から入店してきて、
そのお兄ちゃんにお勧め料理を、馬鹿っぽいギャル英語丸出しで尋ねていたのですが、
その馬鹿っぽい失礼な態度と、言葉遣いにカチンと来たのか、
お兄ちゃん、露骨に嫌な顔と言葉遣いで「勝手に好きなもの食べたら?」と
ピシャリとアメリカ人ギャル2人に言い放っていたのです。
僕たちにはとても笑顔で親切に接客してくれるのに、
隣の非常識で態度と言葉遣いが悪いアメリカ人ギャルには、
それと同等かそれ以上に嫌な態度で接客しているのを見て、
「お見事!」と思ってしまいました。
なんかね、今は亡きイギリス人の僕の友人、ジョンさんを彷彿とさせる姿で、
「嫌な態度を取る客、失礼や無礼な客には、それ相応の接客しかしない。」という姿勢が
個人的には大好きで、このお兄ちゃんを全力で応援したくなったほどです。
(無礼な人には容赦なかった故ジョン・ファーマーさん、笑)
これには続きがありまして、料理を食べ終わった後に、食後のコーヒーを注文しようと、
お兄ちゃんがメニューを持ってきてくれたのですが、
これまた隣の馬鹿アメリカ人ギャルたちに聞こえる大きな声で、
「うちの店にはガサツな『アメリカン(コーヒー)』は似合わないからね!お勧めはエスプレッソ!」と
僕たちに向かってニヤニヤしながらお勧めしてくれました。
こういう嫌みったらしいユニークな仕返しの方法もジョンさんとそっくり、笑。
オーナーのおばちゃん夫婦も、わざわざ厨房から出てきて、
「知っている日本語は・・・。」と色々日本語の単語を喋ってくれたり、
お兄ちゃんも笑顔で、「アリガトウ。」とわざわざ日本語を使ってくれたり、
何から何まで美味しく楽しいお店で、リスボン滞在最終日の夜にピッタリでした。
最初の目的だったお店がお休みで、偶然、近くを歩いて見つけたお店が、
Arco Da Velhaだったので、こういう巡り合わせも面白いですよね。
これは蛇足なのですが、僕はプライベートで旅行に行くと、
日々の生活や人生において何かしらの良い変化が起こりやすいのですが、
特に相性がピッタリのリスボンに立ち寄ると、
必ずその後、色々な良い流れになることが多いような気がします。
今は本当に国内にしても、海外にしてもコロナ感染の再拡大で
プライベートで心から旅行を楽しむという心境にはならないものですが、
またいつか色々な状況が落ち着いたら、心から大好きな地域、街、国に
出かけたいなと思っています。
それまでは空想旅行や過去の良い思い出に浸りながら、
これらをモチベーションにして自分なりの気持ちのリフレッシュをしています。
そうそう、その作業の一環として過去に訪れた国や地域の動画を
記録用に残しておりますので、もし興味がある方がいらっしゃいましたらご覧くださいませ。
例えば・・・。
こちらは、リスボンの丘の上にある眺めが良いサンジョルジェ城からの景色。
そしてこれは、ポルトガル第二の都市で古い街並みが綺麗なポルト。
日本で言う京都のようなところです。
また、随分前に訪れたトルコ・イスタンブールの街並みも短い動画に残しておりました。
このように今は写真や文章だけでなく、iPhoneの動画で気軽に街の風景を
撮影できてしまう上、それを保存するのもとても簡単なので、
本当に便利な世の中になったと感じています。
いつかまた世界の情勢が落ち着き、心から穏やかに旅行を楽しめる日が来るよう、
これらの思い出を糧に、今できることを積み重ねていきたいと思っています。
Posted by 山野本竜規 at 13:29
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