山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。

2017年09月20日

食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。海外出張中、日本の味噌汁とワカメに助けられています。
今回のハンガリー・ブダペスト、オーストリア・ウィーンの
両国の出張期間中、日本往復の移動も含めて
10日間以上、不規則な食生活になっていますので
せめてもの悪あがき!?のため日本から荷物にならない
乾燥ワカメとフリーズドライの味噌汁を15食分持参しました。

不思議なもので少し冷えた飛行機の中とか、海外で飲む温かい味噌汁って
格別に美味しく感じるものでして、特に食文化が全く違う欧米や南米に出かける時は
かさばらない程度に持参したい必須アイテム(食品)の1つでもあります。

特に今、滞在しているウィーンは、街中の水道水でも全てがアルプス山脈からの湧き水で
そのまま美味しいミネラルウォーターが水道の蛇口から飲めるため、
その水をポットに入れて沸かしたお湯を、フリーズドライの味噌汁と乾燥ワカメが入った
マグカップに注ぐだけで、本当に美味しい味噌汁が完成します。

ヨーロッパの一部地域では生野菜をしっかり摂る習慣がなかったり、
ブラジルに行った時はほぼ生野菜を食べる習慣がない人たちばかりの
肉食生活で、僕自身、基本的には劇的に不味くなければ、
ある程度、現地での食生活にすんなり馴染めるタイプでもありました。

東南アジアに行こうが、脂っこい食事が多い欧米、南米に出かけようが
そこまで胃に負担を感じることがなかったのですが、
これも加齢の影響なのか、そういう頑丈だった胃も30代後半になってくると
これまで何ともなかった食べ物でも胃もたれやムカツキを感じるようになり、
しまいには嘔吐自体、大人になってからほとんど経験したことがなかったのに
脂っこい物を食べたり、食あたりで久しぶりの嘔吐を経験したりと
海外に出かけて、胃に負担がかかることが多くなってきたのも事実です。

そのような意味でいつまでも丈夫な胃に過信をせず、
40歳前後になってからは、海外出張の際もなるべく身体に負担がかからない程度に
現地で食べるものを選ぶようになった結果、辿り着いた答えが、
やっぱり日本食を1日のうちどこかで必ず取り入れる(これが出来れば理想的)ということ。

そして一番、手っ取り早かったのが、日本から持参できて荷物としてかさばらない
乾燥ワカメとフリーズドライの味噌汁だったという。

食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。 食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。

フリーズドライの味噌汁も日本のスーパーなどで改めてじっくり品定めしてみると、
野菜入りのものなどがあって、
これを海外に持参すれば少しは野菜不足が解消できるため、
(まぁ、サプリメント程度でしょうけれど)
それにミネラル、食物繊維がプラスされた乾燥ワカメをプラスするだけで即席の
パワーフードの完成です。

今回の出張では、このフリーズドライの味噌汁と乾燥ワカメが大活躍で、
ほぼ毎朝、この組み合わせにホテルの朝食をプラスするという内容。
あと、ホテルで小腹が減った時も、この味噌汁と乾燥ワカメを飲んで
身体を温めながら空腹を満たしています。

食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。 食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。

食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。 食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。

ヨーロッパのホテルでは、おおよそハムやチーズに加えて
トマトや大きめのキュウリなどほんの少しの野菜、スクランブルエッグやソーセージという
シンプルなものが多いので、それに味噌汁と乾燥ワカメを加えるだけでも
見た目はミスマッチな感じですが、それなりにバランスの良い食事になる(はず)と思うのです。

折角の海外滞在なので、あまり窮屈に考え過ぎず、
脂っこい肉料理や甘いものなどは勿論、提供されたら普通に食べるのですが、
朝晩、味噌汁と乾燥ワカメを加えるだけ、
または昼に食べ過ぎたら、夜は味噌汁と乾燥ワカメだけ・・・という
自分なりのバランスで食生活を送っていたら、
そこまで海外で大きく身体を壊す、胃に負担をかけるということはなくなり、
今のところ大きな健康トラブルは起きていません。

しつこいようですが、何よりも海外で飲む味噌汁って格別に美味しいんですよ。

30代前半までは、どんなに辛い食べ物でも、どんなに脂っこい食べ物でも
普通に受け付けて、折角の海外でわざわざ和食を食べるだなんて勿体無いし、
「そんなもの日本に帰ったらいくらでも食べられるのに。」と
海外で和食を食べるのは邪道だとさえ思っていた節があります(汗)。

これもまだ20代前半の社会人になりたての頃、
何かしらの取材で出張した先の香港で先輩たちと一緒にゲストを交えて食事をすることになり、
「折角、香港に来ているのであれば中華や飲茶でしょ。」と
頭の中は完全に中華や飲茶のことで一杯だったのですが、
僕たちの取材クルーとは別のゲストの方のリクエストはお寿司。

きっとゲストの方以外、取材クルーは皆、中華や飲茶が食べられるものだと
信じて疑わなかったのに、ゲストの要望はよりによってお寿司。

ゲストの要望なので、それを優先しなければいけなかったのですが、
僕は内心、「なんで香港に来てまで寿司食べるんだよ。ちょっとは周りの空気読んでよ。
そんなの日本でいくらでも食べられるじゃん。」とプンスカ怒って(心の中で)
中華や飲茶を食べ損ねた苦い思い出があります。

いつもは大好きな寿司なのに、あれほど寿司を憎らしく感じて
異国の地で頬張った記憶は後にも先にもあの時くらいしかありません(笑)。

あの時の残念さ無念さと言ったら半端なく強烈なもので、
食べ物の恨みが怖いというのはあながち冗談ではないのだな・・・と
自らの経験で実感した出来事でした。

その位、海外では日本では食べられない現地の食べ物を食べたい派で、
しかもそれが全く苦にならない、何を食べても平気で胃も丈夫な身体だったのですが、
海外で和食を食べるだなんて絶対に信じられなかったこの僕も、
あの時、中華や飲茶ではなくわざわざお寿司をリクエストした当時のゲストの方の気持ちが
分かってしまう年齢になってきたということでしょうか。

とにかく海外でふと出会う優しい和食の味付け、
味噌汁の味にホッと安心の溜め息が出てくる感覚は格別なのです。

人の食べ物の好み、食生活というものは年齢を重ねてくると共に
否応無しに変化してくる部分もあるので、それを素直に受け止めつつ、
その時の自分に合った食生活を取り入れるのが一番なのかも知れませんね。

とは言いつつ、胃もたれしやすい体になったオジサンの僕が、
もし10代、20代の若い人たちと海外で食事をする機会があって、
僕にその選択権があるのだとしたら、
多少無理をしてでも日本食は敢えて選ばないと思います。

やっぱり根底にはいくら歳を重ねて胃に過度な負担をかけられない身体になっていたとしても
「折角、海外に来ているのであれば現地でしか食べられないものを
特に若い人たちには食べてもらいたいし、それも後々、良い思い出になるから。」
という想いが流れているものですから。

食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。 食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。

食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。 食べ物の恨みが怖いことを思い出した海外での食生活。

今、滞在しているウィーンでは地元スーパーで食材を買い込んで
ホテルの部屋で1人で静かに食事(夕食)を楽しむことにハマっておりまして、
ノンアルコールのビールやら、チキンやらウィーン風ハンバーグやら
時には好きなものを思い切り食べる幸せも実感しています。

スーパーで写真を撮るのを忘れたのですが、ペットボトルに入っているオレンジジュースは、
スーパーの中でオレンジを丸ごと絞る機械があって、
それに必要な分の絞りたてのジュースをペットボトルに入れるシステムで、
このオレンジジュースが本当に美味しいんです。日本にもあの機械、あればいいのになぁ。

何はともあれ、貴重な海外での食生活ももうすぐ終わりで
そろそろ帰国の準備をしなければいけません。
長かったようであっという間だった海外滞在もフリーズドライの味噌汁と乾燥ワカメのお陰で
無事に乗り切ることが出来ましたので、
この状態を維持して日本に帰国したいと思っています。


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Posted by 山野本竜規 at 16:39 │日常