山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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2024年6月9日(日)、5年ぶりの福岡ナカトリモチ勉強会を開催します。
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長い長い移動から最終目的地へ。

2017年09月14日

長い長い移動から最終目的地へ。現在、依頼があった仕事のため海外に来ており、
航空券などがまだ夏のハイシーズン価格&人気ぶりで
かなり苦労して色々なルート検索をし、
ようやく辿り着いたのが、こちらの国。
途中、乗り継ぎ国だった香港話を引っ張る訳ではありませんが
今日は香港から最終目的地までのドタバタをご紹介します。
いやぁ~、片道だけでも本当に長かった&疲れました。

ちなみに僕がナカトリモチの活動で、年に2回の割合で
自ら赴いて国内の主要都市をまわる県外出張とは別で、
個人的に土地家屋の鑑定、お祓いの依頼がある場合は、国内・海外出張問わず、
沖縄から目的地まで向かう往復交通費と現地での滞在費が別途必要になります。

僕の場合は、こちらの仕事依頼を「単発の仕事依頼」と呼んでいるのですが、
わざわざ沖縄で生活している僕を国内各地や海外まで呼んで下さる方がいらっしゃるのは、
それだけで有難いことだと常々感じています。

特に海外在住の方からの単発の仕事依頼の場合は、
それなりに金額負担が大きくなるため、それでも依頼をしてその国まで呼んで下さるほど
何かしらの大きな理由があるのだろうな・・・と思うのです。

*「カウンセリングが通用しない残念な人の定義。~時間とお金の無駄をなくすために~」

時と場合にもよるのですが、
なるべくその金額的な負担を抑えるためにも、仕事の依頼主側から
「一刻も早く来て欲しい。」=「値段は気にせず直行便などを使って来て欲しい。」という
要望がない限り、交通費が安く済む方法、ルートを考えるのも僕の仕事の一部です。

今回は夏の観光シーズンで、その国まで行くための最短ルートは、
まだまだ航空券がべらぼうに高い、おまけに日本から直行便では行けない国・・・という
いくつもの複雑な要素が重なったため、行きも帰りもかなり時間をかけて
色々な国を経由する結果になりました。

ちなみに僕が普段利用しているANAはスターアライアンスに所属しているため、
これらに所属している世界各国の航空会社を中心に一括してルート検索をしてみると、
(時間、日、出発地によって空席情況が刻一刻と変わるため30回以上試してみた、汗)
往復料金が12万円ちょっとの航空券が確保できることに。

冬のオフシーズン、しかも半年前とか1年前の予約であれば、
日本から同じような距離、値段の航空券を最短ルートで確保することはまだ可能なのですが、
今回は夏のハイシーズン、しかも仕事が決まったのが出発の2週間前、
そしてなるべく安く交通費を抑えたい・・・という僕なりの拘りがあって、
なかなか思うような航空券が確保できずに見つけた末の12万円航空券だったので、
その結果には大変満足しております。

ついつい前置きが長くなりましたが、そんな末に見つけた航空券で
最終目的地まで辿り着いた珍道中。

結局、最後の最後まで色々苦労した乗り継ぎ先の香港で
僕の間抜けさが露呈してしまいまして。

長い長い移動から最終目的地へ。

これまで沖縄→大阪(関空)→香港と、のんびりと移動してきた行程も佳境に入り、
その後は香港→別のヨーロッパの都市→最終目的地と残り1つの乗り継ぎとなりました。

乗り継ぎのために1泊していた香港のホテルを
現地時間の朝6時頃チェックアウトして再び空港へ。

僕は次の乗り継ぎ国があるヨーロッパまで向かう飛行機の出発が
午前10時55分だと思っていて、余裕をもって出発開始の3時間半前くらいに
空港到着していればいいな・・・と思い、早め早めの行動を心がけていたのですが・・・。

国際線の場合、ほとんどの航空会社は出発の3時間くらい前にチェックインカウンターがオープンし、
チェックイン手続き、手荷物の預け入れが出来るようになるので、
それに合わせて、これから乗るであろう航空会社のカウンターに向かうと、
カウンタースタッフどころか乗客ですら人っ子一人さえおらずガラーンとしておりました。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

香港から乗る飛行機は、オーストリア航空というウィーンを拠点にしている航空会社。

2016年春までは日本・ウィーン間を直行便で飛ばしていたのですが突然廃止になり、
2017年現在は、中国本土や香港などからの直行便に切り替え、
また2018年5月に日本線が復活する・・・というアジア路線への対応が
二転三転している航空会社です。

基本的には評判が良い航空会社なのですが、このタイミングで日本路線を廃止したのは
やはり急増した中国の爆買い観光客に目をつけて、
それまで長年就航していた日本路線をすぐに廃止し中国路線に切り替えたものの、
あまり需要が見込めなかったため、「はい、また日本に戻しまーす。」という
露骨な経営陣の浅はかさも見え隠れする事情があるため、個人的な心情としては
「ケッ」と思ってしまうのですが(笑)、まぁ、今回は格安で手に入れた航空券だったので
とりあえず乗り継ぎ先のウィーン、そして最終目的地まで乗せてくれれば、
それで良し・・・という程度でした。

飛行機マニアとして、そういう余計な情報が知識として入っているため、
ついついイジワルな目線で何の罪もない香港・ウィーン路線のオーストリア航空を
見てしまった罰が当たったのか(笑)、誰もいないカウンターを呆然と眺めながら
改めて持参しているEチケットの控えを見てみると、
僕、出発時間を早い時間帯と勘違いしており、5時間半空港に早めに来てしまっておりました。

本来の出発時間は13時15分、だけど僕の中では午前10時55分頃だと勘違いしていて
何故、こういう思い込みになってしまったのか思い出してみると、
前日、大阪から香港に移動してきた航空便の出発時刻が10時55分で、
そのことをすっかり忘れて、翌日も同じ時間だと勘違いしていたという。

もう、ここまで間抜けだと本当にこの先思いやられるのですが、
一番の救いは、これが空港に到着した時点で5時間半の遅れではなく、
早すぎる到着だった・・・という点です。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

これから、あまり興味関心のない香港の空港で
約5時間半も時間を潰さなきゃいけないと分かった時点でかなり脱力してしまったのですが、
半分ヤケになって小腹も空いていたことから普段だったら絶対に手をつけないであろう
珍しい魔の朝食を空港内のお店でオーダー。

香港の牛スジ中華麺とスクランブルエッグ、パン、コーヒーという
何とも不思議な組み合わせの炭水化物祭り。

このあとロングフライトで機内食が待っているというのに
もう完全に気持ちが途切れてしまったため冷静な判断が出来ずに注文したのですが、
これはこれでそれなりに美味しかったですよ。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

幸い香港の空港は無料のWiFiが繋がるため、
色々なリサーチが手持ちのスマートフォンで出来、
それから約5時間半は朝食を食べて、運動がてらだだっ広い空港内を散策しながら
時間になり搭乗手続きを済ませ、何とか本来の搭乗、出発時刻となりました。

先ずは香港→ウィーンまで約12時間のフライトです。

夏のハイシーズン、おまけに直前の予約で
ヨーロッパの最終目的地まで往復12万円で手に入れた格安航空券は
全てスターアライアンスグループの航空会社だったのですが、
1つだけスターアライアンスに焦点を絞っていたのには理由がありまして、
僕は貧乏症で普段からコツコツ貯めているマイレージポイントが
かなりのポイント数になっており、このポイントを使えば無料でアップグレードしてもらえるのです。

という訳で・・・。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

香港からウィーンを経由してヨーロッパにある最終目的地まで
オーストリア航空のビジネスクラスを利用しました。

自分のプライベートな旅行では絶対にご縁がないクラスですが、
マイレージポイントやアップグレードポイントを駆使すると格安航空券の値段のみで
快適な空の旅が出来てしまいます。

長い長い移動から最終目的地へ。

長距離路線なのでシートもフルフラット、アメニティは必要最低限の歯ブラシとかアイマスク、
靴下などですが、一応しっかり用意されています。

そしてオーストリア航空で有名なのが、機上に専属の料理人がおり、
そのシェフが調理して機内食を提供してくれるというグルメの国らしいサービスがあります。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

搭乗してすぐにキャビンアテンドの方がウェルカムドリンクを運んで来てくれて、
その後、専属のシェフが挨拶と共にメニュー表を持ってきてくれました。

今回はフライト中、2回の食事があり、1回目はランチ、2回目は軽食という位置づけで
ランチのメインコースは肉や魚、中華など3種類から選べるようになっており、
僕は洋食の肉をチョイス。
このあと離陸して1時間後くらいから機内食のサービスが始まりました。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

メニュー表含め、そこかしこにお洒落なデザインが施されており、
これは「ドコ」というオリジナルの会社が食事全体を含め請け負っているもののようです。

折角、普段はご縁がないオーストリア航空に乗っているので、
飲み物は「オーストリアらしいもの」をオーダーしようとしたのですが
まずお酒が一切飲めない僕の場合、ワインやシャンパンという楽しみがない訳です。

とりあえずCAさんに「ノンアルコールでオーストリアらしい飲み物はありますか?」と尋ねて
提供されたのが、赤い缶に入った茶色の飲み物。
ドイツ語が分からないので、読み方も、また直接聞いても難しくて分かりませんでしたが、
これがとても美味しかったのです。

長い長い移動から最終目的地へ。

オーストリア版ジンジャーエールのような感じなのですが、
CAさんの説明によるとハーブレモネードのような国民に人気の飲み物で
そこまで甘くなく、刺激が強過ぎず、だけどほんのり良い香りがして
僕はフライト中、3回、同じものをお願いしたほどで、その度に名前が言えず、
CAさんに発音を尋ねながら、ついには携帯のメモに書いてしまったほど。

「アリュム ドゥ ドゥリャ」を
ゆっくり発音したら最後のほうは何とかその単語が通じたので、
それがこの飲み物の名前だと思いますが、正確な発音が分からないため、
とりあえず僕はこのオーストリア版ジンジャーエールを
「アリュム ドゥ ドゥリャ」ということにしておきます(笑)。ドイツ語の発音、難しい。

しつこいようですが、この飲み物が本当に美味しかったです。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

そしていよいよ前菜からスタートとなりますが、前菜は好きなものを好きなだけ
取り分けてくれるシステムで、がちまや~(食意地がはっている)僕は恥ずかしげもなく
「全部の種類、下さい。」とオーダーすると快く取り分けてくれました。

前菜だけでもかなりの量でお腹一杯になりそうな予感。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

そこからキャロットジンジャースープやメインのフィレ肉、食後のデザートの
フルーツ、チーズ、アイスなどが運ばれてきたのですが、
食後のデザート類も自身で選べるため、少量のチーズのみお願いしました。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

そしてオーストリアといえば、カフェ文化が日本の和食と同様、
ユネスコの無形文化遺産に認定されているほど有名で、
オーストリア航空の機内でも10種類ほどのコーヒーを提供しており、
これもCAさんにお勧めを尋ねて出してくれたのが、
こちらのオリジナルウィンナーコーヒー。
名前を聞きましたが難しくて覚えられませんでした。

ちなみにウィンナーコーヒーのウィンナーは食べ物のウィンナーではなく
ウィーンから命名されていたものだった・・・ということを、この時初めて知りました(汗)。

ホイップクリームと、中にはバニラアイス、ミルクコーヒーがミックスされていて
カロリーは相当高いと思われますが、オーストリアらしいものを味わうという経験という
意味においては良かったですし、普通に美味しかったです。

長い長い移動から最終目的地へ。

日本からヨーロッパへ向かう便は北周り、ロシア上空を通過することが多いのですが
香港発だとモンゴル経由で少しいつもとは違ったルートを通るようなので
それだけでも不思議な感じがします。まぁ、移動中はほぼ寝ていましたけれど。

長い長い移動から最終目的地へ。

途中、目が覚めたので映画(日本語有り)、美女と野獣を観ていると、
到着1時間半前に2回目の軽食が。

長い長い移動から最終目的地へ。

この日はチキンサテ(アジア風)か洋食か選べたのでチキンサテをオーダーすると、
これも大当たりで食事、飲み物共にオーストリア航空はとても美味しかったです。
お陰で機上の養豚場にて、食っちゃ寝るだけのブタのような至福の時を過ごすことが出来ました。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

約12時間の快適なフライトを経てウィーンに到着し、
そこからまた乗り継ぎのために3時間ほど待機。

出発は現地時間で夜9時過ぎだったので最終目的地の到着は夜遅くになりそうで、
ウィーンの出発ラウンジでシャワーを浴びて次のフライトを待ちました。

長い長い移動から最終目的地へ。

ウィーンの空港はとてもコンパクトで使い勝手がよく、
乗り継ぎも分かりやすかったので全てがスムーズ。
空港やラウンジスタッフの対応などはヨーロッパなのでそれなりに雑なのですが、
これもまぁ、許容範囲といったところでしょうか。

そしていよいよ最終目的地まで向かう飛行機の搭乗時間になり、
バスに乗って小型のプロペラ機に乗り込みます。

まだ9月12日前後の夜でしたが、外はかなり冷え込んでいて11℃。
思わずリュックの中から持参した上着を取り出して羽織りましたが
ヨーロッパの夏の終わりは朝晩の寒暖差が激しいので要注意です。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

こちらも近距離用の国際線の飛行機で、ウィーンから近隣諸国へ向かうときは
このプロペラ機がもう少し大きな、だけど小さい飛行機での移動となります。

長い長い移動から最終目的地へ。

実際、飛行機が離陸してからの飛行時間はたったの35分だったのですが、
それでも機内食が提供されたことには驚きです。

長い長い移動から最終目的地へ。 長い長い移動から最終目的地へ。

香港からウィーンを乗り継いで最終目的地の空港到着まで約15時間。
そして現地のホテルに到着したのは深夜0時過ぎ。
沖縄から出発して随分時間が経った長旅でしたが、
とりあえず無事に現地まで到着出来たので、ホッと一安心し、
その日の夜は時差の関係も何のその、グッスリ眠ることが出来ました。

そして翌朝目覚めて外の街に出てみると、ご覧のような青空と素晴しい景色。

長い長い移動から最終目的地へ。

今回の出張先は去年に引き続き、ハンガリーの首都・ブダペストです。
本当に長い道のりでしたが無事にブダペストに到着し、
ここで依頼があった色々な仕事に取り組む予定です。

明日以降のブログではそのブダペストの様子を含め、
色々な現地での出来事をご紹介していきたいと思っています。



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Posted by 山野本竜規 at 16:39 │日常