山野本竜規の続・ナカトリモチ日記

今回は熊本在住の方が単発で土地家屋の鑑定、お祓いの仕事依頼をして下さり、
複数所有しておられる建物や土地の鑑定、お祓いなどを
２日間に分けて行なう・・・という内容でした。

この仕事が正式に決まったのも、
ちょうど１週間前まで滞在していた福岡出張中だったので、
本来であれば、福岡出張中に福岡から直接、熊本に向うことが出来たはずなのですが、
福岡出張の翌日は、すぐに地元沖縄での仕事があったため、
１週間後に再び福岡経由で熊本まで向うことになりました。

そして、ちょうど桜が満開というグッドタイミングの日程でもあったので、
僕にとっては予想外のサプライズプレゼントとなりました。



　

昨日、今日あたりに桜が満開となっているのは、
ニュースなどで見聞きする情報では、福岡や熊本など九州地方の一部ということで、
全国的に見るとソメイヨシノが満開を迎えるのは一番早く、
普段は沖縄で生活している僕にとって、この桜が満開を迎える時期を
ピンポイントで狙って本土に行く・・・ということはなかなか難しいため、
こればかりは、本当にその時の運やタイミングがあると思います。

だから運良くソメイヨシノが満開になる僅かな期間に、
運良くその地域への県外出張が重なり、満開の桜を満喫できたのは
やっぱり、運が良かったとしか言いようがありません。

今回は２日間に及ぶ全ての土地家屋の鑑定、お祓いが終わった後、
依頼主の方が車で滞在先の市内のホテルまで送って下さったため、
「折角であれば、ホテルではなく、桜の名所の近くで降ろしてもらえませんか？」とお願いすると、
熊本城周辺の桜が見事だということで、そこで降ろしてもらい
小雨が降る中でのお花見を満喫することが出来ました。

晴れ渡った青空に映える桜も美しいのですが、
本土の春特有のしとしと雨の中で眺める桜も風情があって個人的には
どちらの天気で眺める桜でも大好きです。

そして、僕は毎年この時期になると、もともと「桜を眺めるのが大好き」と
ことあるごとに公言していることから、
不思議と、毎年、この桜が満開の時期に本土にいることが多いのです。

「こういうことが大好き。」「こういうことに幸せを感じる。」と
無意識のうちかも知れませんが、それが仕事にしても、プライベートにしても
常に色々な会話の中で意思表示をしているためか、
有難いことに、実際の日常生活の中で、そのようなことが実現する確率は
格段に高いような気がします。

それと同時に、「こういうことが大嫌い。」「こういうことは不愉快だ。」
「こういう人たちとは関わりたくない。」「こういう生き方は絶対にしたくない。」と、
これまた無意識のうちですが、常に意思表示しているため、
不思議と、こちらにはあまりご縁がなく、おのずと見えないバリアのような
御守りになるエネルギーが作られているのではないかな・・・と感じることがよくあります。

言霊というものは、良くも悪くも言葉自体に魂が宿っている・・・という定義は
確かにその通りだと感じています。

ですが、それが良い言葉にしても、表面的にはネガティブだと受け止められる言葉にしても、
全てそれを現実のものにしてしまうのは、
それを発する人物の動機次第だという事実が完全に抜け落ちて、
中途半端な言葉遊びばかりを繰り返すスピリチュアルマニアも数多く存在します。

昔流行していた（今でもかな！？）、「ありがとう」を言えば幸せになれる・・・という
ありがとう教なんて、その最たるものですが、
ここまで酷くなかったとしても、普段から自分を鼓舞するために
良いことだけしか口にしない、または優等生ぶって空回りする言葉や文章、
会話しか出来ないような人たちも相当数いて、
これも根本は、ありがとう教に依存して滞ってしまう人たちと何ら変わりないと感じています。

何度でもお伝えしますが、その言葉が良い言葉、内容であれ、
その逆でネガティブに受け止められるような言葉、内容であれ、
一番大切なのは、その言葉や想いを発する本人が、
どの心の部分から発したものなのか、その動機次第だということは
絶対に忘れてはいけないと思います。

別に「好き」「嫌い」を表にハッキリ出して意思表示をして
敢えて周囲と軋轢を生むような無謀な真似を推奨しているわけでありません。

その思いを言葉に出さなかったとしても、意思表示しなかったとしても、
少なくとも、他の誰でもない自分自身が、
「これは好き」「これは嫌い」「こういう生き方がしたい」「こういう生き方はしたくない」の
基準をハッキリと明確に理解して、日々の生活と向き合っていけば、
良いものはどんどん引き寄せられるようにそのチャンスに恵まれますし、
その逆で悪いものは、どんどん遠ざけていく環境に変わっていくものです。

もし、仮に中途半端な「言霊」の解釈で、
言葉には魂が宿っているからなるべく良い言葉を使いましょう。
悪い言葉はあなたの人生の運気を下げて、悪いものを引き寄せてしまいます・・・という
本当に薄っぺらい上辺だけの理解で、僕の日常生活を当てはめてみるとすると・・・。

確実にネガティブな言葉、内容を平気で日々のブログで発信していますし、
日常会話の中でも「性格ブス」だの「こういう不細工な生き方をする人は大嫌い」など
ハッキリと明確に言葉にも、態度にも、生き方にも出しているため、
本来であれば、そういう根っからのネガティブな人、生きるセンスがない人たちに
翻弄されて、運気も下がり、仕事もプライベートも日常生活にも満足できずに
人生自体が滞っているはずなのです。

ですが、僕には正直、今の生活において、その自覚がまったくありません。

良いと感じることが実現する確率は格段に高いのですが、
嫌だと感じることが実現する確率は格段に低く、
しかも自然とそういう嫌だと僕が感じる人たちとのご縁はなくなるものですから、
どこからどう感じてみても、上辺だけの言霊の解釈は当てはまらないのです。

僕自身、これだけ口が悪くて、人の本質をとことん見抜いて指摘するイジワルな性格で、
おまけに普段から言いたい放題、所謂、
本来であれば理想のスピリチュアリストに求められるべき
表面的な穏やかさとか優しさからは程遠い人物像であり、生き方をしていますが、
それでも、人生が必要以上に滞ることは絶対にありません。

逆に、いつも良い言葉、良い発想、良い生き方だけを心がけて
優等生のように生きようと無理している人たちほど、
どこかに大きな心の闇を抱えていたり、自信のなさから色々なものに執着したり、
ことあるごとに人生が揺さぶられて、自分軸を失って翻弄されたり、
普段から良い言葉だけを使って、良い生き方を実践している割には、
よく人生が滞っている場合も多く、完全に矛盾していますよね。

これこそが、言葉を発したり、それらしい生き方を実践する際の
明暗をハッキリと分けてしまう、「本人の動機次第」という部分なのです。

＊「上っ面が大嫌いな理由。～動かなければ人生は良くなりません～」
＊「中途半端に嫌われる人と、とことん嫌われる人。～一体、何が違うのか～」
＊「良縁を味方にする生き方の真意。」

結果は絶対に嘘をつきません。

そして、エネルギーもまた絶対に嘘をつかないので、
その人を目の前にして会話をしていれば、おのずとその人が発する
見えないエネルギーというものは、第三者は霊能者でなかったとしても
確実に何かしらのことを感じ取るものです。

昨日のブログでもほんの少しだけ触れたことですが、
特に若さだけではカバー出来なくなる３０代、４０代からは、
自分の顔の表情、普段から発する雰囲気、エネルギーという点は
あまり意識されないことですが、
この部分だけは、本当に誤魔化すことが出来ないくらい正直に
色々な人たちに伝わってしまいます。

だから良い言葉を使う前に、良い生き方を上っ面で実践する前に、
まずは自分の内面ととことん向き合い、その根本から
どんな想いを発しているのかを徹底的に理解しておかなければ、
いつまで経っても堂々巡りというか、中途半端な詐欺師のように
上っ面だけの良い人を演じようとしたり、良い生き方を実践しようとしている割に
いつも人生が滞って、必要以上の悩みや迷いに支配されて内面がグチャグチャ・・・という
残念で痛々しい生き方を繰り返すようになります。

勿論、そのような状態では、
悪い出来事、ネガティブな色々なことをを引き寄せる力は増したとしても、
絶対に良い出来事、嬉しい出来事を実現することは出来ませんから、
やっぱり、表面的な言葉、生き方を実践したところで無駄なことだと思います。

ここまで徹底して自分自身の信念から発する生き方であれば、
正直、自分達ができるのはここまでで、
あとは、その然るべきタイミングを見計らって見えない大いなる存在の人たちや
心ある人たちが、その想いに感応しながら、
然るべきご縁を与えてくださるものです。

だから自分の力ではなく、「運良く」というタイミングは、
全て見えない霊的世界や大いなる存在の采配そのものだと
僕自身は常に感じながら、日々の生活を送っています。

そして、そこに動いてもらうためには、サポートをしっかりしてもらうためには、
やはり、自分の内面をしっかり見つめた上で、
本当にその人に合った生き方、等身大の自分で物事を見据え、
１つ１つのことと向き合っていく他、方法がありません。

中途半端な動機から発する中途半端な良い言葉、良い人ぶる生き方は、
それがホンモノの動機ではない限り、
ネガティブなエネルギーを引き寄せることはあったとしても、
決して、そのような理想的な生き方に近づくことはありません。

僕が「こうあったらいいな。」「これは大好き。」という思いを口にするのは、
本当に何の思惑もなく、純粋にそのように感じるからです。

そして、その逆もまた然りで、
「こんなのは不細工だ。」「これは大嫌い。」という思いを口にするのは、
心の底から、しかもそれが本当の霊的世界の価値観に当てはめてみて
人の道理として間違っていると純粋に感じるから、
それがそっくりそのまま表に出ているだけなのです。

そこに人を陥れようとか、裏切ろうとか、そんな薄っぺらい
被害妄想タイプの人間が勘違いしやすい思惑なんて一切存在せず、
良いものは良いし、ダメなものはダメという
シンプルなまでの基準しか存在しません。

シンプルになるためには、自分に嘘をつかず正直になるためには、
内面がグチャグチャしている限りは難しく、
こればかりは、具体的な方法とか論理は存在せず、
やはり最終的に、その人の生きるセンスに懸かっている部分でもあります。

だから気づく人はどこかのタイミングで気づいて軌道修正できますが、
気づけない人は一生涯、同じようなことを繰り返して残念な生き方をすることになりますが、
これもこの世の常なので、
僕は打って響く人、軌道修正出来る可能性がある人、
そして、それらを乗り越えて明るく発展的に前を向いて生きている人たちとしか
交流は持ちたくありませんし、
だからこそ、不思議と良いご縁にはとことん恵まれ、
ネガティブなご縁はとことんご縁がなくなる・・・という明確な結果が出ているのだと自負しています。

その人の仕事やお役目、人間関係、人生そのものは、
全て本人の心の動機次第で、いかようにでも変わるものですが、
逆に言えば、その点に関して絶対に嘘はつけず、
今の人生そのものが、あなた自身の内面を表しているという
自覚と責任を持つ意識が大切だと常々、感じています。



今日から４月、そして新年度へ切り替わる節目になりますが、
薄っぺらな動機で上辺の生き方をするのか、
それとも自分の内面を整えて、地に足着いた周囲からも、霊的世界からも
しっかりと愛され、サポートを受ける生き方をするのか、
それは、他の誰でもないあなた自身の行動次第、そして責任でもあります。

今回、熊本で全ての仕事を終えて、桜見物を満喫した後、
ホテルへ戻る帰り道、
今の僕の恵まれた生活、人間関係、生き方が、どこから運ばれてきたのか、
そこに思いを馳せるだけで、じんわりと温かくなった
とても良い感覚で締めくくることが出来た出張でもありました。

良い言葉も、良い生き方も、ネガティブな言葉も、ネガティブな生き方になるのも、
全てはその本人の魂の動機次第・・・。

とても大切な基本の部分だと感じています。


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＊４月２３日（土）・神戸ナカトリモチ勉強会参加者募集中です。
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