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今の生活の流れをリセットするのか、続けるのか。~あなたの直観力にかかっています~
2015年11月14日
那覇空港に到着して最初の感想は「蒸し暑っ!」で、
歩くたびにじんわり汗が滲み出てくるほどでした。
今日午前中の仙台の気温が約10℃、
そして夕方前の沖縄の気温が27℃。
そりゃ、身体もビックリして汗を出そうとしますよ(笑)。
今日は実に2.7倍、約3倍の気温差だった訳ですが、
ちょうど11月~3月くらいまでの季節が、
一番、沖縄と本土との気温差が顕著になる期間でもあり、
この時期に沖縄から本土へ出かける時は、その寒暖差がどのくらいなのか
毎回、チェックするようにしています。
特に今回は札幌出張から始まり、10日間、北国での県外出張だったので
その寒さに慣れてきた頃に、また沖縄に戻ってきたため、
今日は自宅で半袖、しかもこの蒸し暑さに出張疲れも重なって、
心地良い疲れと共に頭がのぼせているような感覚です(汗)。
本当は、このまましばらくの間、このゆる~い感覚というか、
沖縄らしい暖かい環境の中に身を置いて、のんびりと過ごしたいところなのですが、
明日、日曜日の1日だけ休息日を挟んだら、
また明後日、月曜日から1泊2日で関東出張に出かけて、
その後、沖縄に戻って仕事をこなしたら、すぐに今度は神戸出張・・・と、
そう簡単にのんびりはさせてもらえないスケジュールとなっています。
とりあえず、明日は溜まった事務作業と、郵便物や宅配便の受け取り、
その他諸々の家事全般で1日を費やす予定で、
次回、連続で2日間以上のまとまった休みが取れるのは、
年末の仕事納めになる12月28日以降のことなので、
もうあまり先を見過ぎないように、1つ1つの仕事と向き合っていきたいと思っています。
今日は夕方前に那覇空港から自宅に戻って来て、いつも通り、
全ての荷解き、衣類の洗濯、片付けなどを終えると、たったそれだけの動作でも汗が止まらず、
そのままシャワーに入って、とりあえず、ようやく一段落したところです。
それでも今日の荷解きと片付けは、いつも以上に大変というか、
手間がかかるというか、「面倒だな~。」と感じながら、
10日分の後片付けを終わらせた次第です。
こういう作業って、面倒な時は、とことん面倒に感じるものですが、
だからと言って、「今日はや~めたっ!また明日やろう!」となると、
グ~タラな性分の僕の場合、100%、明日になればもっと面倒になって放置して、
きっとそれが明後日、明々後日・・・という具合に
どんどん先延ばしになってしまうことを自分自身でよく理解しているため、
なんとか、出張から戻ってきた勢いを維持して、一気に片付けを終わらせました。
このブログでは、よくご紹介する内容なのですが、
僕は、たとえどんなに疲れていたとしても、出張先や旅行先から戻ってきたら、
その直後から荷解きをして、衣類を洗濯し、全ての片付けを終わらせるようにしています。
*「今、やる。今、動く。~後悔のない人生を送る究極の方法~」
*「ブスの山を背負うのか、それとも別の山を背負うのか。」
*「拠り所を築き上げていく大切さ。」
それは心の整理のためにも、エネルギーの側面からも、
とても大切な日常生活の中で実践できる習慣の1つでもあるのですが、
特に疲れている時、これ以上、もう動きたくないと感じる時に、
「あとひと踏ん張り。」という出張直後の荷解きと後片付け、洗濯は
サクサク進む時と、今日のように、とても面倒に感じる時が両方あります。
そしてサクサク進む時は、その流れにお任せするとして、
その逆で面倒に感じる時にこそ、動きを止めずに、
その場の勢いを利用するように心がけています。
出張直後というのは、これまで移動、移動が続いて、
適度な緊張感のもと、色々な方とお会いしている状態でもあるので
その緊張感はほんの少しですが、自宅に戻ってきた直後であれば維持できます。
だからその「ほんの少し」の余韻というか、
まだしっかり動こうと思えば動ける勢いを利用して一気に片付けてしまうのです。
このことに関しては僕自身、若い頃にとても痛い失敗があって、
この「勢いを一旦止めてしまうと、また立ち上がるのに相当な労力が必要だし、
全ての運気、仕事の流れを停滞させてしまうことにも繋がる」
ということに気付いてからは、なるべくその流れを止めない、
余韻の力を活用するように心がけながら、現在に至っています。
僕が18歳の時、大学進学と同時に新聞奨学生として働き始めた頃の話ですが、
新聞奨学生の仕事は、ただ朝刊や夕刊を配達する・・・という単純なものではなく、
その他にも色々な仕事があり、その中でも特に大変だったのが、
毎月、月末になると、必ずやってくる集金業務でした。
僕は朝刊や夕刊の配達よりも、月末にやってくる、
この集金業務が本当に一番大変だと感じていました。
大学4年間、月末は合計で48回やってきて、
その都度、この一番大変な集金業務を約1週間かけて行うのです。
当時担当していた配達エリアが約300軒で、
そのうち新聞購読料を銀行引き落としではなく、
毎月、担当者がその自宅に訪問して直接、購読料を徴収しなければいけない家は、
200軒ほど。
つまり、通常の業務に加えて、毎月、月末になると、
必ず200軒ほどの担当エリアの家を1軒、1軒訪問して、
1ヶ月分、または滞納している人にはその滞納分の料金を徴収する仕事をやっていたのです。
当時はまだ銀行振り込み、口座振替などの習慣がそこまで根付いておらず、
直接、金銭のやり取りをしたほうが安全・・・という価値観でしたから、
新聞購読料の口座振替の人は東京の都心部だったとしても、少数派だったのです。
宅配業、郵便業の経験がおありの方であれば、
「集金のために1軒、1軒、担当エリアの家を訪問する。」ということが
いかに大変なのかは、おおよそご理解頂けるのではないでしょうか。
まず、こちらの限られた時間内で集金に伺っても、
相手の都合もあるため、必ずその時間帯に在宅しているとは限りません。
何度も何度もタイミングを見計らって呼び鈴を鳴らしたとしても、
不在が続いている人や、中には居留守を使う人、横柄な態度を取る人、
集金業務や新聞配達の仕事を見下す態度を取る人など様々で、
僕は、この若いうちの4年間、計48回の集金業務で、
色々と大変な社会勉強の基礎を築かせてもらえたような気がします。
たとえば料金を支払う時、僕はいまだになるべくお釣りが出ないように
小銭と千円札などの確認をするようにしています。
これは僕自身が集金業務で苦労した経験の1つで、
新聞購読料が3200円だったとしたら、なるべく同じ額か、
小銭や千円札を出さないような額で支払ってくれる方というのは、
どことなく1人の人として、温かみのある雰囲気を醸し出している人柄の良い人が
多かったような気がします。
要するに、分からないなりに相手の立場を理解しようとして下さる優しさがあるんですよね。
200軒の家の集金をするということは、いくら千円札や小銭を用意していたとしても、
いきなり1万円札を渡されたりすると、
その分余計に細かな金額のお金が無くなることに繋がります。
そして、その分、小銭を出したり、千円札の枚数を数えたり・・・という
余計な時間がかかることになり、これが1軒だけではなく
ずっとその状態が続くと、本当に時間も労力もかかる上、小銭がなくなれば、
スーパーなどで両替に行き、また集金業務に戻る・・・という繰り返しになるのです。
この心苦しい業務が、月末は約1週間ほど続くのです。
たとえば自分の休日を利用した日曜日などに一気にまとめて
担当エリアを回るとしても、せいぜい回収出来るのは200軒のうちの
100軒程度で、あとは、また時間をずらして、日曜日の夜9時前後に伺ったり、
それでもダメなら、また翌日、それでもダメなら、そのまた翌々日・・・という具合。
とりあえず不在連絡票を入れるのですが、これで連絡がかかってくることは
当時は50軒の不在連絡票を入れたとして、
そのうち10人から返事が来るか、こないか・・・という程度。
いくら体力と気力がある10代だったとしても、こういう状況が重なると、
時々、「もう今日は集金業務、途中でストップしようかな。」と思うことがあり、
実際、大学の前期や後期の試験勉強などが重なった時は一杯一杯で、
1週間ほど費やさなければいけない集金業務を途中で3日間ほど中断したことがありました。
そうすると、もっと集金回収率が悪くなるのです。
勿論、回収出来ていない家に関しては、何度も何度も自分の時間を使って
業務外で訪問しなければならず、
こういう家が一番、集金業務の担当者泣かせでした。
普段でさえ、なかなか上手く在宅を見計らって集金をするのは難しいのに、
更に一時期、その流れを中断したことによって、もっと業務が停滞してしまう・・・。
本当に悪循環ですよね。
ちなみに、この集金回収率は、毎月、必ず表グラフに示されるので、
一切、誤魔化しがききません。
そして僕は最初の半年間ほどは集金業務に苦労しましたが、
その後は、いつ、どのタイミングで自宅を訪問するべきか、
はたまた居留守を使う人、何度訪問しても不在で回収が難しい人の場合、
とにかく、どのように事前に先回りをしたら回収率が上がるのかなど、
自分なりに色々なパターンを試すようになってからは、常に回収率は
期間も短くて、トップのままでしたよ。
まるで営業マンの営業成績グラフのようですが(笑)、
その中で学んだことは、やはり、この集金業務の際の仕事の流れは
一度でも中断してしまうと、絶対に滞ってしまうということ。
だから、たとえどんなに大変だったとしても、一杯一杯だったとしても、
止めてはいけない仕事の流れ、物事の流れというものが確実に存在し、
その流れを一度作ったのであれば、その余韻が残っているうちに、
その勢いを活用して、一気に物事を進めていくと、
おおよその目先の仕事の目標は達成できる・・・ということを
新聞奨学生時代に学ぶことが出来ました。
そして、先ほど少しだけ触れた話ですが、
相手に支払うお釣りのことまで考えて受け渡しをしてくれる人と、
お釣りの出し入れに手間がかかることなど何も考えずに、
ぱっと1万円札を渡す人と、何が大きく違っていたのかというと、
先ずは、その人から滲み出てくる人柄の良さの違いです。
人柄の良さというものは、そっくりそのまま、
その人の運勢を左右する基礎的な力となりますから、
そのことによっていざという時、周囲の人たちや霊的世界に助けられる運を持っている人なのか、
それともその逆なのか、その後の人生に影響が出てくるようになります。
それとこれは独断と偏見なのですが、
あまりお金にご縁がなさそうな粗末な家だったり、生活が荒れていそうな感じの家ほど
お金の受け渡しが雑で、何も考えずに大きなお金を
ポンと渡してくるようなケースが多かったです。
お金に対する送り出しの仕方がぞんざいなのと、
お金を受け取り、お釣りを支払う人たちに対する配慮のなさの両方が、
その人の生活状態に、そっくりそのまま跳ね返って来ているのではないかな・・・と思えるほど、
残念なお金の受け渡しをする人たちは、見事なまでに、そのような環境だったことを
ふと思い出しました。
勿論、僕も毎回、毎回、しっかり小銭を準備して、
きっちりの金額を用意する訳ではありませんが、
おおよそ事前に何かしらの集金などがある場合、はたまたレジで現金を支払う場合は
なるべく同額か、お釣りの手間がかからない支払い方法を徹底して心がけています。
時々、本当に小銭などがない場合は、必ず一言、
「1万円札でお釣りをもらうことになりますのでスミマセン。」と
レジ担当の方や、お金の受け渡しをする人たちに伝えるようにしています。
だから、大人になった今、今のところですが、
僕自身がお金で大きな苦労をすることは一切ありません。
このように若い時の苦労が、
そっくりそのまま今の僕の人生に良い形となって反映されている訳ですが、
だからこそ、どんなに疲れていたとしても、止めてはいけない流れだと感じたものに関しては
「今日は疲れたからや~めたっ!」を絶対にしないのです。
勿論、これも程度の問題で高熱が出ているとか、体調を崩しているとか、
そういう時に無理をし過ぎて動くのも、これまた間違いなので、
ここもバランスの問題だと思います。
こういうことって決して他人事ではなく、
日常生活の中で、こういうことっていくらでも思い当たる節があると思いませんか?
これこそが、本当のスピリチュアリズムを実践する生き方なのです。
使った食器をそのまま放置して洗わない、気になっている掃除をずっとそのまま放置する、
洗濯物もたまりにたまって手がつけられなくなる・・・。
誰にでもその負の連鎖に陥ることがあり、勿論、この僕でも、
面倒に感じることは皆さんと何1つ変わらず同じなのですが、
だからこそ、ちょっとの余韻を活用して、勢いを利用して
一気に片付けてしまうように徹底しているのです。
あとはやるか、やらないか、動くのか、動かないのか、
たったそれだけの積み重ねの差だと思います。
この世の中には、一旦動きを止めて、リセットする必要があるものと、
流れを止めたら全て停滞してしまうので、勢いを利用して動き続ける必要があるものと、
両方、存在すると思います。
あとは、あなたが向き合っている事象が、どちらなのかは、
他の誰でもない自分自身で感じて、失敗して、そこから学び、
自分の直観力に変えていくしか方法はありません。
僕が12月28日の仕事納めまで、ほぼノンストップの活動になるのも
これまた自然の流れでもあるのですが、
いくら忙しいから、一杯、一杯だから・・・といっても、自らの意志で
それらを中断することは決してないと思います。
それは自分の中で、動きを止めていいものと、動きを止めてはいけないものの区別、
同じ仕事だったとしても、そのオン、オフのタイミングを、
これまでの経験を直観という形に変えて、しっかり理解しているからです。
今の動きを止めるのか、続けていくのか・・・。
それは他の誰でもない自分自身で決めることであり、
そこで失敗したとしても、スムーズに物事が流れたとしても
それは全て自己責任です。
そのような意味で、自分の人生に覚悟を持つことが出来る人たちこそが、
その後、自分の直観力を大切にして、人生を心豊かなものにしていけるものではないかな・・・と
自らの経験から感じています。
さっ、今日は久しぶりの沖縄の自宅で過ごす夜ですので、
このあとゆっくりお風呂に入って、早めに就寝したいと思います。
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*11月22日(日)・神戸ナカトリモチ勉強会、参加者募集中です。
*12月6日(日)・福岡ナカトリモチ勉強会、参加者募集中です。
*県内、県外の土地家屋の鑑定、お祓い随時受付しております。
Posted by 山野本竜規 at 19:29
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