山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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拠り所を築き上げていく大切さ。

2014年03月01日

拠り所を築き上げていく大切さ。昨夜遅く、長旅から無事に沖縄の我が家に戻ってきました。

家に戻って窓を全開にして空気の入れ替えをし
深呼吸をした瞬間というのは、全身から緊張が解けていくような
なんとも言えないほどの解放感で、安心して旅が出来るのは、
自宅や戻ってくる場所があるからこそなんだな・・・と
改めて実感している次第です。

今のところ、というより今回の旅では
リスボンでも、ブラジルでも一切、時差ボケの影響がなく
その都度、前日から現地滞在時間に合わせて過ごすように
体内時計を調節する心がけをしていました。

たとえば、昨日(一昨日になりますが)、現地時間の14時過ぎに
リスボンを出発、ロンドンを経由して成田行きの飛行機に乗り、
ロンドンを出発したのが、現地時間の19時過ぎ。

そこから約12時間のフライトなので、機内では現地時間の通り、
夕食が提供され、その後は機内が真っ暗になり、就寝の時間となります。
ちょうどこれからグッスリ寝よう・・・という時間帯は、
実は日本時間では既に翌朝で、これから1日の活動が始まる時間帯だったので
僕も少し迷いましたが、機内では1~2時間仮眠を取る程度で
あとは全ての時間、映画を観たり、本を読んだり、景色を眺めたりして過ごしました。

確かに成田に到着した時は、かなり眠気があるのですが、
それでも、そのまま我慢して、その日の夜にグッスリ眠ってしまったほうが
そのままの流れで、日本時間に慣れることが出来ますので、
今朝の目覚めも爽快そのものでした。

昨夜、自宅に戻ってきたのは夜11時過ぎ。

さすがに、リスボン⇒ロンドン⇒成田⇒那覇のフライトは長時間で
乗り継ぎ時間が、ロンドン、成田とも、どれもギリギリで
ヒヤヒヤしたのもあったので、少々、身体に堪えましたが、
無事に自宅に戻ってきて、どうしても、その日のうちに荷ほどきをして
片付けをしてしまいたいのが、僕の性分。

どんなに疲れていたとしても、
その日のうちに、その日に出来ることをを終わらせておきたい性分なのです。

これは決して、しっかりしているからではなく、むしろその逆で、
以前のブログでもご紹介したことがあるかと思いますが、
僕は出張にしても、旅行にしても、そこから自宅に戻ってくると
まず最初に必ず荷解きをして、全てを片付けてしまう習慣が
自然と身に付いています。

これは、僕のグ~タラな性分を他の誰よりも自分がよく理解しているつもりなので
必然的にそうせざるを得ないのですが、
ちょっとでも面倒な荷解き、整理を先延ばしにしようものなら、
延々と放置してしまう可能性が高く、そうなった時の自分に対する嫌悪感が
半端なく強くなってしまうことを事前に避けるための行動でもあります(笑)

要するに、ただでさえ色々なコンプレックスがある自分を
更に嫌いにならないための事前の回避行動なのです。

2週間分の夏用、冬用の服や洗濯物を洗濯かごに入れて、
とりあえず洗濯は翌日、そして、それ以外のこまごましたものを整理して
ようやく一通りの片付けが終わったのが、深夜0時過ぎ。

それから、ゆっくりお風呂に浸かり、汗を流して
心と身体の疲れを取ったあと、眠りについたのが深夜1時半過ぎ。

これで、ようやく本当の意味で僕が自宅に戻ってきたことになり、
肉体的にも、エネルギー的にも着地、グラウンディングしたことになります。

それと、こういう行動には、もう1つの意味があり、
荷解きがそのままということは、肉体的な身体は自宅に戻ってきていたとしても
大切な心の部分、エネルギーが、荷物の中や旅先の途中であることはよくあるので
せっかく、我が家に戻ってきていたとしても、
どういう訳か心と身体がしっくりこない、眠りが浅い、数日間、ボ~ッとする・・・
ということがあります。

これは、時差ボケだけの影響ではなく、
エネルギー的なグラウンディングが出来ていないからです。

だから、反対に旅先でも、滞在する宿の部屋で
その滞在が長期であればあるほど、
収容するスペースが可能である限り、
持参した衣類などは鞄の中に詰め込んだままではなく、
使う分は、全て出して、タンスや収納ボックスに入れ替えるようにしています。

その土地、場所に心と身体が馴染むためには、こちら側から
その場所、空間に寄り添う姿勢が必要です。

そうやって物質的、エネルギー的な着地のための行動が伴わないと
本当の意味でのグラウンディングとは呼べませんし、
いつまで経っても馴染まない、合わない・・・と全てを環境の責任にしてしまい
折角出来るはずの良い体験や出会いも自らチャンスを狭めてしまうことになりますから
旅先、自宅で快適に過ごすためにも、
そのような、ちょっとした心がけがいかに大切なのか、ご理解頂けることかと思います。

時々、土地家屋のお祓い先で、引っ越しした直後ではなく、
もうすでに数ヶ月も経つのに、前の引越し先からの荷解きが出来ておらず
そのままの状態で部屋の片隅に置いてあるご自宅にお邪魔することがありますが、
そういう方に限って、
「今の家、部屋と自分の相性が合わないんです。」とおっしゃるケースがよくあります。

それは至極当然のことで、
荷物にも、僕たちのエネルギーが付着しているのですから
その荷解きが完全に出来ていない=新しい環境に完全に着地できない状態という
とても分かりやすい現象なのです。

このように荷物の整理整頓は、実際の物質的な片付け、
見た目の綺麗さのためだけではなく、
心と身体の状態を、より健全にしていくためにも大切な部分であるということが
これで少しはご理解頂けたのではないでしょうか。

旅や出張先から疲れて戻ってきて、すぐに荷解きをしたくないのは
正直、誰でも同じで、僕も「面倒だな。出来ればやりたくないな。」と感じます。

ですが、それをやってしまうと、それ以上に疲れは増しますし、
折角、普段の場所ではないイレギュラーのエリアで得られた新鮮な空気、
エネルギーの流れを、そこで留めてしまうことになり兼ねませんから
その大切さを身を以て知っている僕は、
身体の疲れよりも、エネルギーの流れの大切さを優先させたいので
(そのほうが、のちのち良い流れになることが多いので)
肉体の「嫌だな。面倒だな。」という声を無視しながら、
とにかく、さっと身体を動かすようにしています。

身体を動かしてしまえば、あとは自動的に嫌々ながらでも
最後まで片付けてしまうものなので、
ここでも、やるか、やらないか、動くか、動かないかの差だけです。

ただ、この差の積み重ねは、とても小さなものかも知れませんが、
それを続けていくのと、そうでないのとでは、
その後の運命にしても、人生の流れにしても、とても大きな違いを生むことになります。

旅からでも、常に人生勉強。
人は、どんな事象からも、意識を持てば持つだけ深い学びを得られるものです。

そんなことをつらつらと考えながら、今朝はすぐに
洗濯機と乾燥機をフル稼働させ、
これから、日本不在中に出来なかった事務作業をやる予定です。

やっぱり、家が一番・・・。

こういう表現を英語では、「Nothig like home!」などと表現することがあります。
直訳としては、「家ほどの(落ち着く)場所なんて、他に何もない。」という
ニュアンスになるかと思いますが、
そのように思える、感じることが出来る場所、人とのお付き合い、人生を
作っていくのは、やはり、全て自分次第なんじゃないかな・・・と
毎回のことながら、強く強く感じています。

やはり、自宅にしても、活動拠点にしても、人とのお付き合いにしても、人生そのものにしても、
自分なりの心の拠り所、基盤となる核があるのは、
とても恵まれていることなんだな・・・と、つくづく感じています。

今回の旅でも色々な出会いがあり、良い思い出も沢山できましたが、
本当の自分の拠り所や、人生の基盤、お付き合いしていく人たちなどは
やはり、自らの意志で見出していき、
自らの努力で維持させて、発展させていくものだと思います。

僕の周囲にある、今ある全ての恵まれた環境、支えてくれる人たち、幸せは、
棚ボタ式で巡り合わせてもらえたものではなく、
やはり、こうやって右往左往しながらでも、最終的に自分で全て答えを出し、動くという、
常日頃からの小さな小さな行動の積み重ねの結果そのものなんだな・・・と
素直に振り返ることが出来ました。

だからこそ、やっぱり今の家が、沖縄が、周囲にいてくれる友達や
ナカトリモチの活動を支えて下さる多くの方が、そして自分の人生が、
他の何物にも代えられないと感じるほど、
大切に大切に思えるのだと思います。

さっ、今日から3月、新しい月の始まりです。

これから日常生活に戻って、また色々な活動を開始していきますので
これからも、どうぞ宜しくお願いします。


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