山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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名残惜しい、ポルトガル。

2014年02月18日

名残惜しい、ポルトガル。さて、いよいよポルトガルからブラジルに移動で
明日のブログからはブラジル情報へと切り替わります。

同じポルトガル語を話す両国ですが、
文化も気質も国のエネルギーも全く違っていて
気の持ち方も身構え方も変わってくるので
こういうメリハリも良いものですね。

今回、初めてのポルトガル訪問だったのですが、
食べ物は日本人の口に合う優しい味付けのものばかり、
しかも魚料理も多くて、魚大好きな僕にとっては
この上ない幸せで、物価も安く、治安も良く、人も穏やかで
景色が違うだけで、まるで日本で生活しているかのような感覚になるくらい、
しっくり、ピッタリ相性が合った、個人的に大ヒットの国でした。

今回は、そのまとめとして、
ポルトガルで食べたもの、物価のことなどについて
ざっとご紹介したいと思います。

冒頭の写真は、ランチで戴いたイカ墨の海鮮パエリア。
2人前くらいの量で、約千円でした。
勿論、味はお伝えするまでもなく最高に美味しくて
味付けも濃過ぎず、薄過ぎず、良い塩梅。

お隣スペインが本場のパエリアですが、ここポルトガルでは
更に新鮮な魚介類が沢山入って、コテコテしていなくて、
値段もスペインよりも随分安いので最高です。

他のヨーロッパ諸国(ユーロ圏)は、
税金などの関係で外食の値段がとても高いことで知られていて、
どんなに安い外食でも、普通に食堂やレストランで
ランチを食べたとしたら2千円以上、高くて4~5千円することもあります。

そんなEU諸国の中でも、ポルトガルは、
その比較にはならないほど物価、外食費が安くて
そこまで財布の中身を気にせずに気軽に利用できます。

名残惜しい、ポルトガル。

ナザレで食べたイワシの塩焼きは、
リスボンやその他の都市でも、おおよそ食べられる人気食で
1皿4~6尾のイワシの塩焼きとポテトの組み合わせが定番です。
これで、700円前後。

おおよそ、どこのお店でも、これくらいの値段だったので
気軽に注文できて、ポルトガル滞在中は、
ほとんどシーフードばかり食べていました。

というのも、ブラジルは完全に肉食文化で
滞在中は肉祭り間違いなしなので、それまでは
慣れ親しんだ魚料理をしっかり食べておきたいと思い、ある意味、魚の食い溜め状態(笑)

名残惜しい、ポルトガル。 名残惜しい、ポルトガル。

こちらは、タイの塩焼き。
これに、パンとスープ、ドリンクとデザート(チョコレートムース)が付いて約千円弱でした。

こうやって魚のビフォーアフターの見た目を楽しむのは、
完全に僕の趣味になっていますが、それくらい、魚が美味しいのです。

魚料理の代表格としては、
もう1つ、バカリャウというタラを使った料理がポルトガルの定番料理で
これを塩漬けにしたものを、スープにしたり、焼いたり、煮たりと
バカリャウ料理のレシピだけでも100を超えると言われているほどです。

これは、前回、ブラジルに行った際も市場などで
バカリャウの塩干しが大量に売られていたのを見かけたので
このバカリャウ料理に関しては、
ポルトガル・ブラジルに共通している食文化なのでしょうね。

ただ、今回のポルトガル滞在では、
まだバカリャウは食べていないのでブラジルから日本に帰国する際、
乗り継ぎのために、また2日間、ポルトガルに立ち寄った時に
バカリャウ料理を試したいと思っています。

名残惜しい、ポルトガル。

そして、僕がポルトガルで魚料理と同じくらい大好きになってしまったのが
意外や意外、どこにでもあるスープ。

ポルトガルのカフェやレストランのメニューには、
必ず「SOPA」(ソッパ)という文字が書かれていて
お店によって、地域によって味付けが違うのですが、
ポルトガル人にとって、このソッパは、
日本人のうどんや蕎麦を食べる感覚に近い間柄なのです。

だから、どのお店に行っても、ソッパだけ注文している人もいましたし、
どのお店で食べても、ハズレの味に当たらないほどです。

とにかく味付けは繊細で優しくて、
欧米諸国にありがちな大雑把でおおぶりな味付けとは程遠く、
何度も唸ってしまうほど、地味に美味しいのです。

スープの量は日本人がイメージする量の2倍くらい(もしくは、それ以上)あるので
これだけでお腹一杯になる人もいるはずですし、
僕も1日のうちの1食をソッパだけにして過ごすようにしましたが
これだけで十分。値段も100円~300円前後とリーズナブルなので
気軽に「とりあえずソッパ。」と注文したくなる贅沢な逸品です。

余裕があったら、美味しいソッパ巡りのためだけに
時間を費やしてもいい・・・と思えたほど、
日本の感覚のスープ以上に、美味しい食事として成り立つ
スープ文化が、ここポルトガルにはあるように感じました。

夏には冷製ソッパも登場するらしく、
今度はまた夏の時期に訪れてみたいな・・・と思いました。

名残惜しい、ポルトガル。 名残惜しい、ポルトガル。

あと、1口サイズの可愛らしいスウィーツを
どこでも見かけるのが、ポルトガルの嬉しいところ。
有名なのは、エッグタルトで、どこに行っても
すぐ手に届く場所に置いてあるほど、どこにでもあります。
1個50円~120円で、甘さも、これまた欧米諸国にありがちな
下品な激甘ではなく、繊細な甘さ控えめの美味しさです。

ポルトガル、ヨーロッパの一部なのに、
何故、ここまで繊細な味付けのものが多いのか、
僕自身、良い意味で不思議に思ってしまいました。

名残惜しい、ポルトガル。

勿論、スーパーでの買い物も財布に優しいお値段設定。
先日ご紹介した世界一の軟水と呼ばれている
美味しいミネラルウォーターは、1.5Lで65円ほど、
その他、日本で買うと500円くらいするであろう
大粒のいちご1パックは150円、
イベリコ豚の生ハムは300円、特大クロワッサン4個入りで130円など
日本の安いスーパーマーケットと同額か、それ以下の値段です。

名残惜しい、ポルトガル。 名残惜しい、ポルトガル。

値段が安いとは言え、味もとても美味しくて、
基本、夜は出歩かないため、夕食は軽くスーパーで買ってきた
チーズや生ハムにクロワッサン、フルーツなどで済ませていました。

名残惜しい、ポルトガル。

そんなスーパーでの商品の中で、
僕が大のお気に入りになってしまったのがシーフードの缶詰類。
(写真の一部は、全く関係のないチョコレートムース45円。)

タコやイカ、いわし、タラなどの缶詰で、1個60円ほど。

しかも味付けもバリエーション豊富で、
しっかり炭火で焼いた上での柔らかい味付けで
とても香ばしいものや、さらっとレモン味のものまで
どれを食べても飽きずに、これをレストランで料理として出されても
全く缶詰と気付かないほどレベルの高い味付けとなっています。

軽くて、安くて、持ち運びにも便利なので、
これは自分用の唯一のお土産として持ち帰り決定です。

気になって調べてみたら、やはりポルトガルを訪れた多くの人が
魚介類の缶詰の味付け、質の高さにハマってしまい、
お土産として大量に持ち帰ることが多いようです。

ポルトガル土産の定番は、シーフードの缶詰。
あと、魚をペースト状にして、パンなどにつけて食べる魚のパテも、
1口サイズのものが4個入って80円ほどで、
これまた味付けが絶品でした。

このように思いつく限り、ポルトガルで食べたものや
スーパーで出会ったものなどを書き出してみましたが、
やはり、全ての印象は、どれをとっても繊細で優しい味付け、
しかもどれも唸るほど美味しいものばかり・・・というものです。

主要な観光名所がある、その他のヨーロッパの都市に比べれば
まだまだマイナーなポルトガルですが、
国民性、食文化、気候など全ての面において
日本人にはピッタリの国だと感じています。

皆さんも、遠いヨーロッパまで出かける機会がありましたら、
ポルトガルも、その選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
本当にお勧めの国で、
僕が何度でもリピートしたい、お気に入りの国が、また1つ増えました。

さあ、次は色々な面で気を張らなければいけないブラジルです。

ここで、どのような体験が待っているのか、
ブラジル情報もしっかりとご紹介していきますね!


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Posted by 山野本竜規 at 08:53 │旅行