山野本竜規の続・ナカトリモチ日記

佐賀県唐津市郊外の
七山（ななやま）という
場所なのですが
とても長閑で、良いところです。

母は、退院後、
神社の部屋で昼寝をすることが
多かったので
「このままでは、どんどん老け込む。」と
感じた僕は、
積極的に外に散歩に誘ったり、
ドライブをするようにしています。

弟には、甘えて
あまり言うことを聞かない母も
僕の言うことに対しては
（怖いのか・・・）素直に聞いて
体を動かすので、
「チャンス！」とばかりに
言葉巧みに
「美味しいもの食べに行こう！」とか
「プチ旅行に行こう！」などと誘って
連れ出しに成功する毎日です

旅行や、外出をすることによって
自然と筋力も戻ってきますし、
何より、訓練などと違って
楽しいことをやりながら
また、一緒に楽しみながら
身体を元の元気な状態に
戻していくので、
これほど、素晴らしい方法は
ありませんよね。

母は病気で倒れる前までは
日本全国各地、
1人で旅行を楽しんだり
「ナイアガラの滝が見たい・・・。」と
1人でツアーに申込み、
カナダまで行ったり・・・と
大の旅行好きだったので、
今は、
あの時の感覚を取り戻すべく
旅行の楽しさ、外出する喜びを
一緒に体感するようにしています。

人は、生き甲斐を失くすと
活気がなくなり、
年齢に関係なく
一気に老けこむものです。

その位、大好きなもの、
大好きなこと、
大好きな人たちと
接する機会は、大切。

母の生き甲斐は、
旅行をして
色々な人や、ものに触れて
元気になって
また、次の旅行を楽しみにしながら
日々の生活を送ること・・・。

その生き甲斐を
自ら失わないように
僕が出来るサポートは
いくらでもしてあげたい・・・
と思っています。

さっ、来週には、
飛行機に乗って
沖縄旅行が待っています。

しっかり歩けるように
このあとも楽しい場所へ
ドライブを続けます。