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ついに入手、ヤモリアロマ!~沖縄生活の理想と現実~
2024年04月13日


「良薬は口に苦し」ではありませんが、かなり香りは強烈だけれども、
ついに手に入れることが出来ました。その名も「ヤモリアロマ」。
去年の秋、地元紙で「ヤールー(沖縄のヤモリ)避けとして密かに人気」と
紹介されて以降、品薄状態が続いていた天然成分由来の忌避剤(液体)で
僕も以前から興味関心があったのですが、なかなか手に入らなくて
今日、ようやく代理店に問い合わせて手に入れることが出来ました。
2024年4月の時点で沖縄県内の色々な商店などが代理店を務めているようで、
那覇市だと具志にあるウェルネススカイスポーツの受付で取り扱いしていますが
すぐに品切れをするようですので、事前に電話で在庫確認をしてから
来店するのがベストのようです。
ついに手に入れた、ヤモリアロマ
— 山野本たつのり@ナカトリモチ (@nakatori_mochi) April 13, 2024
去年秋に地元紙で紹介されてから、あっという間に品薄状態になり、ようやく入手。
1つ1つ手作りで木酢液や島唐辛子などを配合し、3ヶ月熟成させたもの。香りは、かなり独特我が家は玄関や網戸のサッシにヤールー
が棲み着いているので、効果を期待したい。 pic.twitter.com/Y5dQfLRKB5
ヤモリアロマの開発、製造者で北中城村在住の西村さんという方が
3~4年かけて、ヤールーが寄り付かない配合を見出し商品化したものを
小さな商店などを代理店にして販売。
去年、地元紙にそのことが紹介されて以降、県内各地に広まり、
一気に品切れ状態になってしまったという沖縄らしい展開です。
全て手作りで木酢液や島唐辛子など複数の天然由来のものを配合し、
3ヶ月熟成させたものを小さな容器に分けて販売しているため、
大量生産が難しく、入荷されるのを気長に待たなければいけない・・・と
ヤールー忌避剤難民!?の間では密かな人気となっていたのです、笑。
*「ヤールー(ヤモリ)との仁義なき戦いの行方」2020年7月10日
僕は過去に幾度となく、色々なヤールー避け対策を試みたのですが、
それでも思ったほどの効果はなし・・・。
ホームセンターの忌避剤はほぼ効果なし、
ハッカやヒノキのスプレーも微妙で手間がかかるし思ったほどの忌避対策にならない、
超音波か何かが出てくるラジオ型の機械もほぼ効果なし。
とりあえず市販されているもので、沖縄の生命力の強いヤールー避けをしようとしても
どれも無力というか、ほとんど効果がなくて諦める他ありませんでした。
そもそも本土にお住まいの方からすると、
「ヤモリくらいで何故そこまで大騒ぎするの?」と疑問に感じられることも多いかと思うのですが、
沖縄のヤールーは、本土のヤモリのように大人しい存在ではなく、
キュキュキュと大きな声で鳴くし、繁殖力、生命力は南国の植物みたく強力で、
本当にどこにでも出現して入り込む逞しさがあるという点は、
イメージしにくい部分かと思います。
そして、これが人が住む家に入り込むと厄介というのが沖縄らしい事情でもあります。
まず沖縄のヤールー問題で一番大きいのが、
エアコンの室外機や給湯器に入り込んで故障させたり、その焼け焦げた
生臭い匂いが部屋の中まで充満することなんて本当によくあることで、
敢えて室外機も隙間がないものを購入したり何かしらの方法で侵入を防がなければ、
あっという間に卵を産んで増えてしまうという悪循環。
これが無数に家の中に入り込んでしまうと大量の糞の被害も出てくる上、
不衛生極まりないのです。
家の守り神と言われてはいますが、現代の住宅においては
正直なところ、あまり歓迎できない厄介な侵入者でもあります。
「はて、様々なヤールー避け対策を試して効果もなく、どうしたものか・・・。」
きっと僕のように溜息交じりに半ば諦めモードの沖縄県民は
それなりにいると思っていたのですが、去年の秋、そのヤールー関連の朗報を知って、
「これはいつか試してみたいな。」と、ずっと思っていた中、
ようやく今日、その本懐を遂げることが出来たという次第です。
このヤモリアロマ、即効性があるという訳ではなく、
ゆっくり、じんわり効果が出てくるようで、ヤールーが棲みついている
お気に入りの場所に置いておくと、我慢比べの耐久レースのように
最初はしつこく同じ場所に居座るけれど、そのうち強烈な香りに白旗をあげて
徐々にその場所から離れていく・・・という説明がありました。
だから気長に待つしかありません。
過去に色々なヤールー対策を試みて、どれもほぼ効果を感じられず
諦めモードだった中での救世主ですから、数か月単位で
その効果を見守っていきたいと思っています。
*「春の色ボケ祭りと害虫駆除(迷惑な人も含む)。」2024年4月12日
昨日のブログで触れたように、沖縄は4月下旬にもなると
そろそろ梅雨入りの覚悟が必要で、
それに伴う様々な対策が一気に増える時期でもあります。
もし沖縄移住に憧れて、実際に沖縄での生活を始めようとする方がいらっしゃいましたら、
ゴキブリは巨大で、ムカデや蟻、蜘蛛、蚊などの害虫が
隙あらば家の中に入り込んでくることが当たり前なので
(新築、古い家、都市部、郊外など一切関係なく)、
その点が苦手な方は、相当な覚悟が必要であることは明記しておきたいと思います。
本当に、本土の家で遭遇する害虫の量とは桁違いに多く、生命力も半端なく強いので。
あと4月後半から10月半ばくらいまで、ずっと蒸し暑い夏が続き、
家の中は常にカビ対策、害虫対策、ヤールー対策との闘いというのは
暑さが苦手な方にとっては耐えられない状況ですから、
海が好き、南国の雰囲気が好きという方に関しては安易な移住はお勧めできず、
リゾートを楽しみに旅行で訪問するくらいがちょうど良いのではないかと思っています。
何事もただ憧れだけ、イメージだけの生活と、
実際に目の前で向き合う現実の生活とでは、
どのような地域で生活する人であったとしても、その両方の側面を鑑みて
少しでも自分に合った場所にいられるといいなと感じています。
僕の場合、極端な寒さで古傷が痛むので寒さが苦手、
乾燥が苦手など様々な自身の体質と気象条件に加え、
最近は気象病による片頭痛で気圧変動が年間で少ない地域はどこかを調べて
参考にするようにしています。
ここ最近のデータでは沖縄県が一番その影響が少なく、
トップ5も、ほとんど九州各県というデータが出ています。
*「不細工な姿で受け取ったサプライズプレゼント。」2023年12月24日
このようなデータを総合的に判断すると、僕が今、沖縄で生活しているのは
自分の身体にとってもより負荷がかからないという総合的なマッチングもあり、
虫が多い、蒸し暑い夏が長い、家賃や物価が高いなど様々なマイナス要素はありますが、
結果的に、これで良しなのだな・・・と自然に受け止めています。
今日の沖縄も、まるで夏のようなとても蒸し暑い1日となっており、
しばらくの間はこのような天気が続く模様。
ぼちぼち、蒸し暑さにも慣れていきながら、本格的な梅雨入りと夏を
嫌々ながらも受け入れたいと思っています。
Posted by 山野本竜規 at 18:41
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