山野本竜規の続・ナカトリモチ日記

どのような方法なのかというと、シークワーサーのヘタの部分を取って、爪楊枝を挿し込み、
少し中身をかき回してから絞ると、爪楊枝の先に滴り落ちてくる・・・という原理。



少しだけ手間はかかりますが、その分、中の実や種が容器に入って来ることは少なく
確実に果汁だけを絞り出すことが出来るので、慣れてくると楽しくなって
ついつい夢中になってしまうほどです。

ちょうど１０月中旬から１１月上旬のシークワーサーは程よい酸味と甘みがミックスされた
クガニ（黄色のシークワーサー）に変化する前の実で、ジュースにして飲むと、
酸っぱさは感じるものの、そのままでも十分に甘味もあるため程よい塩梅なのです。

実際にストレートで絞り出したジュースを飲んでみましたが、
思ったほど酸っぱくなく甘さも感じられて、食後とお風呂上り、
２回に分けてこの贅沢な１００％ジュースを堪能させてもらいました。

沖縄の大自然の恩恵を受けながら、沖縄らしさを感じて生活ができることほど
心豊かな生き方はないな・・・と、他の誰でもない自分自身で感じられる今は、
ある意味、本当に贅沢な環境だと感じています。

沖縄で生活していると、昨日久しぶりに再会した友人のように、
過去にご縁があって今でもお付き合いがある人たちが
わざわざ沖縄に旅行や仕事で来てくれることが多く、
それはこの土地ならではの特権でもあります。

沖縄県の人口は約１４３万人で他の同程度の人口の地方都市に比べれば
観光地ということもあって、圧倒的に飛行機の本数が多く
距離はありますが、本土との行き来は他の地方都市とは比較にならないほど便利です。

主要都市への就航だけではなく、
北海道や東北地方、北陸方面、中国四国地方、九州地方など
おおよそ全てのエリアまで直行便で行くことが出来ますし、
アジア方面への国際線の本数も、この人口規模にしては異常なほど多い。

移動という側面だけを見ると、本当に便利な地方都市であり、
その分、日本各地から多くの人たちが訪問しやすく、
冬でも暖かいため、色々な知り合いが沖縄まで会いに来てくれることが増えました。

これまで僕は色々な地域で生活してきましたが、
このような現象はこれまであまりなくて、それはやはり沖縄という土地のお蔭で
定期的に全国各地、世界各国に住んでいる友人、知人と会うことが出来るのだと感じています。

理屈はどうであれ、とにかく僕はそんな沖縄が心の底から大好きです。

それと同時に、これまで沖縄で生活していて県外から訪れてお会いした人にしても、
勿論、ここ沖縄で出会ってある一定期間、交流を持つことがあった人にしても、
やはりそこからずっと紡がれていくご縁と、途中で切れてしまうご縁は確実に存在し、
それも１つの自然の流れのように受け止めている自分がいます。

昨日のブログの続きのような内容になりますが、
人というものは常に一定という訳ではなく、人生の中でも精神的に安定している時期と、
不安定になりがちな時期があり、
あまりにもその不安定さが強烈になり過ぎると、それまで一緒に交流を保てていた
周囲の人たちとの歯車が合わなくなって、何かとすれ違いが起こることなんて
よくあることです。

殊、僕のようなナカトリモチという人の心、内面と向き合う仕事をしていると、
それが仕事であれ、プライベートのお付き合いであれ、
その明暗が本当にはっきりと分かれてくるため、こればかりはどうすることも出来ず、
全て相手の問題、相手の領域でもあるため、
あまりにも不安定な生き方、心の状態が顕著になってきたら、
それがどんな形で結びついたご縁であれ、一旦、距離を置いて静観するようにしています。

そこからまた安定した人生を取り戻すのも、そのまま不安定な人生を突き進むのも、
全てはこちら側の意志ではどうすることも出来ずに、相手側の生きるセンス、
相手側の問題であるため、必要以上の手出しは絶対に出来ないのです。

人は変えられない・・・というのは、ただの諦めとか後ろ向きな発想からきているのではなく、
本当にその人を良い方向に変えられるのは、本人の力でしかなく、
変わる人は何かをキッカケに良い方向に変わるでしょうし、
変わらない人は残念ながら一生涯、同じようなネガティブな要素を身に纏って
周囲に愛情をかけられようが、強く諌められようがそれらの愛情を受け入れずに
逆恨みをして生き続ける結果になりますから、全ては本人の責任です。

そういえば、沖縄で陳腐な投資詐欺組織に洗脳されて
わんさか自分で物事を考えられずにラクして幸せになる、ラクしてお金が増える、
ラクして世界平和、世の中をよくする活動をやっていると馬鹿な発想で
グループを結成している輩は、先日、那覇市のビアガーデンで
全国各地から集まった馬鹿な信者どもと一緒にその交流を深め合った・・・という情報が入ってきました。

＊「詐欺が犯罪である所以。～沖縄で流行している投資詐欺～」
＊「沖縄で流行している投資詐欺。予想以上に蔓延しています。」
＊「落ちるところまで落ちる人生にならないために。」
＊「沖縄の皆さん、投資詐欺にご用心。」
＊「石垣島投資詐欺警戒情報。」
＊「見て見ぬふりをする人が一番卑怯ですよ。」

こういう輩は、やたらと「人との繋がりを大切にする。」だの、
「人間関係こそが大切。」だの、浮ついた理想ばかりをのたまうのですが、
その浅はかな繋がりって、結局は他人を利用してお金を巻き上げるために
「利用できる人脈」を作る目的か、ただの金目的かの陳腐なものであり、
これって本当の健全な人付き合いの在り方ではありません。

こういう浅はかなものに心酔している段階で、
よっぽど本人の人生、欲求不満な性格ブスなんだろうなと感じます。

勿論、僕が過去にご縁があった鍼灸師の男も相変わらず
この投資詐欺グループで目をギラギラさせながら、下品な連中と一緒に
そのパーティーで集合写真に映っているのを確認しましたが、完全に目がイッチャってましたよ。

これはいつもお伝えすることなのですが、沖縄って良くも悪くも世間が狭いので
誰が投資詐欺グループのメンバーなのかとか、どんな活動をしているのかなどは、
こちらが必要以上に詮索しなくても、おのずと人づてに分かってしまうものなので、
いつまでもこんな浅はかで馬鹿な活動続けていたら
それこそ沖縄のみならず、色々な人たちの信用を失ってしまいますよ。

逆に僕は、こういう下品な馬鹿とのご縁は一方的にでも断ち切って大正解だったなと感じています。

もともとその鍼灸師の男とは、他の沖縄の友人から紹介されて知り合ったのですが、
知り合って１～２年すると、どうも本人の言動がおかしいというか、
何か噛み合わない感覚が続いて、周囲の人たちからも「治療での発言がおかしいよ。」と
度々伝え聞くようになり、３年ほど前に僕のほうから一方的に縁を断ち切った相手でもあります。

勿論、そのことは周囲に伝えることもせずにいたのですが、
その後、あまりにも「治療での発言がおかしい」（霊能者の真似事をする）という声が
益々多くなってくるようになり、つい５ヶ月ほど前に、
その馬鹿が投資詐欺で自分の患者を勧誘していた事実が発覚し、
「あぁ、本当に落ちるところまで落ちた馬鹿だな。」と、その一連の投資詐欺の出来事を
このブログでご報告した次第です。

僕は３年前から交流を絶っているので、その後、その本人と会ったこともないし、
そこから先、どのような状況になっているのかなんて一切分からなかったのですが、
それこそ「何か噛み合わない、ヘンだぞ。」という自分の本能を信じて、
早めに自らの判断でご縁を断ち切って大正解でした。

そこでもし僕が、「同じ共通の友人から紹介された人だから。」という理由で、
その紹介をしてくれた相手のことを考えるがあまり遠慮をして
ムリにその馬鹿と交流を持ち続けていたら、それこそ健全な人間関係ではなくなりますし、
もともと僕はそんな浅はかな付き合いは絶対に出来ない性分のため、
その時も確か、その馬鹿を紹介してくれた友人に正直に
「実は折角紹介してくれた相手なんだけど、
おかしな言動が目立つためこちらから縁を切りましたよ。」とお伝えしておいた記憶があります。

もしそこで、その馬鹿ではなく、紹介してくれた友人が気を悪くしたり、
疎遠になってしまうのであれば、正直言えば、その程度の付き合いであり、
その程度のご縁でもあります。

ですが、何故、それを正直に伝えられたのかと言えば、
その馬鹿を紹介した友人は、とても懐の深い信頼できる相手でもあったため、
たとえその人が紹介した人物を僕が一方的に縁を切ろうが、
その程度のことで怒ったり、執着したり、残念がるようなタイプの人ではなく
そのような意味で、僕は周囲の人に恵まれているな・・・と、つくづく思うのです。

だから詐欺師のような浮ついた言葉が大好きな馬鹿が推奨するように、
「大切な人から紹介された人は、自分にとっても大切な人。」というあり得ない発想にはなりませんし、
あくまで人は人なので、どこでどう人生が変わるのか、本人の精神状態が変わるのかなんて
その時になってみなければわかりませんから、
そんな浮ついた詐欺師のような言葉、発想、僕には絶対に出来ません。

そして、そういう人間離れした発想を平気で公のブログで発信するあたりも
これまた馬鹿というか、浅はかというか、
中途半端なスピリチュアルとか同程度の何かに洗脳された人間がよく使いたがる言葉の１つでもあります。

人は常に一定ということはあり得ません。

そして人間関係も然りで、常に変化し続けるものです。

勿論、そんな変化がありつつも、
ずっと変わらず程よい距離感でお付き合いできる大切な人たちもいますから、
このあたりも生きるセンスと言いますか、バランス感覚が必要なのではないでしょうか。

これまでお付き合いがあった人がおかしな方向に変わり始めた時、
その変化に必要以上に執着しない、別れが来た時、違和感が生じた時は
素直にそれらを受け止めて、適度な距離を保つ聡明さが求められると思います。

何度でもお伝えしますが、
人は良い意味でずっと変わらずお付き合いが出来る人間関係がある一方で、
常に変化し続ける人間関係があるのも事実です。

それは身内だとか友人だとか仕事先だとか一切関係なく、
人というものは、そういう側面があるということ、
そして歯車が合わなくなってしまったのであれば、そこに必要以上に執着したり、
人間離れした馬鹿な発想で「大切な人から紹介された縁は大切にする」だの
浅はかな人付き合いに成り下がらないように、
自分自身の心の軸をしっかり保つ必要があると感じています。

さぁ、あなたの周りでも必ず起こる人間関係の変化、
どのように受け止めて、どのように前に進んでいきますか？

ふと沖縄の大自然の恩恵を受けながら、そのようなことをつらつら考えていました。


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