山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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自分の欠点ばかり見ているとブスになりますよ。

2015年10月24日

自分の欠点ばかり見ているとブスになりますよ。 自分の欠点ばかり見ているとブスになりますよ。

一昨日のことになりますが、愛知県出張のため、那覇から名古屋のセントレアへ向う前、
沖縄の自宅から那覇空港までタクシーを利用した際、
その車内で初めての、あるモノを発見。

それが冒頭の写真のスマートフォン用の充電コネクター。
ここ最近の観光客の増加とお客さんたちのニーズに応える形で
一部車両で導入されたようで、「15分~30分の移動であれば、
もうスマホの電源が切れてしまいそう・・・という時には最適ですよ。」とのこと。

このようにタクシー会社も、時代に合った色々なサービスを考えながら
それぞれの顧客を増やしているんですね。

と、ここまでは、まるで他人事のようにその出来事を振り返っていたのですが・・・。

いざタクシーを降りて、空港のラウンジで休憩していると、
僕自身、あることに気付いたのです。

そう、あれだけ散々他人事のように
「タクシーの充電コネクターサービス、良いサービスだな。」と感じていたくせに、
その直後、僕がiPhoneの充電コードを自宅に置き忘れてきたことに気づいたのです(汗)。

これから6日間の県外出張が始まるというのに、
初日に出鼻をくじかれたような感じ・・・と表現すればいいのでしょうか。
いやっ、出鼻をくじかれたというよりは、ただの自業自得なのですけどね・・・。

僕は普段から出張や旅行の際、荷造りなどは前日までにしっかり終わらせて、
旅行鞄も玄関前にスタンバイしておくほど事前の準備はしっかりしているにも関わらず、
必ずどこかが抜けている・・・という、文字通りの間抜け具合(笑)。

特に携帯電話の充電コードは、朝の直前まで繋いだままにしているので
まだ半分目が覚めていないような朝の時間帯だと、
出張ということを失念して、いつもと変わらない外出と同じ感覚で
携帯電話だけをコネクターから外して、充電コードを忘れてしまうことが時々あります。

しかも、あれだけタクシーの中で、「充電コードのサービス便利だね。」なんて
他人事のように思っていたくせに、当の本人が、
6日間の出張にも関わらず、その充電コードを忘れてきているのですから、
もうこうなりゃ、自分のアホさ加減に笑うしか術がありません。

おまけに、「これはデジャブか!?」と思うくらい、
同じ失態を繰り返しているのですが、ちょうど前回、5月の愛知県出張の際も、
全く同じタイミングでスマホの充電コードを自宅に忘れてしまい、
滞在先である東海市、太田川駅に隣接しているショッピングセンター内の
某100円ショップで、充電コードを購入するという・・・。

自分の欠点ばかり見ているとブスになりますよ。 自分の欠点ばかり見ているとブスになりますよ。

そうそう、この店構え、場所、しっかり覚えています。
半年前にも出張初日に、全く同じ目的でこの場所を訪れましたから・・・。

合計300円の出費で済んだのは何よりで、
海外だとこんな安い値段では手に入りませんし、
数が少ない専門店に行かなければいけないので、
日本という国の便利さを改めて実感した次第です。

ちなみに僕は1ヶ月ほど前に新しいタイプのものに機種変更をしたばかりだったので、
前回、5月の時の充電コードと、今回の充電コードは違うタイプのもので
二重に同じタイプのものを持ち帰る・・・というアホなパターンだけは何とか免れました。

この失敗ばかりは、たとえどんなに出張の数が多くて
どんなに気をつけていたとしても、年に1~2回は必ずやってしまう凡ミスで、
その点、僕の中で諦めがついているというか、
「ここまで事前に準備していて忘れてしまうのなら、まぁ、仕方ないかな。」と
軽く受け流している節があります。

このブログをご覧になっている皆さんにも、
それぞれ、「どうしてもこれだけは、どんなに気をつけていても、
どんなに意識していたとしても、同じ凡ミスを繰り返してしまうんだよな。」という
何かしらの出来事があると思います。

僕はこのブログで、よく
「欠点を改善する、欠点を補うこと、苦手なものを克服したり、
足りないものを補っていく意識も大切だけれど、
既に持っているもの、既にあるもの、自分の中で伸びそうなもの、
得意なことに意識を向けて力を注いでいくほうが、
人は成長しやすいものですよ。」ということをお伝えします。

*「『足りない病』に侵されていませんか?」

昨日から東海市での霊視個人セッションが始まっているのですが、
これまで数多くの方のカウンセリングを担当させてもらう中で感じることの1つに、
人は無意識のうちですが、「欠点を補い、苦手なことを克服することこそが素晴しい」という
根性論的な発想が根付いているような気がしてなりません。

勿論、この世を生きていく中で、そのような粘り強さがなければ、
現実逃避ばかりするダメ人間になってしまうケースもあるので
確かに一理、その考え方、意識の保ち方は大切だとは思うのです。

ですが、それはまだまだ社会経験が少ない10代とか20代のうちに
しっかり向き合うべきことで、ある程度、社会の道理だとか、分別を
自分自身で判断して行動できるようになっているであろう、
20代後半から上の年齢の人たちであれば、
いつまでも、上記のような生き方をしていては、必ずどこかで躓くことでしょう。

ある一定の年齢、経験を経たら、やはり次に待っているのは、
自分自身で、自分の内面、人生を熟成させていく・・・というシフトチェンジであり、
その意識が持てているのか、持てていないのかで、
その人のその先の発展性、可能性というものの有無が変わってくると感じています。

勉強や気づき、学び・・・というものは一生涯続くものですが、
自分に対する自信のなさから、それだけに執着して、
「いつまでも勉強、気づき、学び」病に侵されている人たちも多くいます。

*「毎日学ぶ病、気づく病、反省病、悩み病に侵されていませんか?」

その動機は、「新しい知識を得たい」という純粋で発展的なものというよりは、
「自分の足りない、自信のないものを何とかして補いたい。」と、
いつまでも枯渇した心の動機からありとあらゆるものに求めいる状態で、
いつまで経っても何もモノに出来ないでいる中途半端な生き方そのものです。

そんな無駄な労力を使うよりは、今、自分の中にある、内にある良いもの、
得意とすること、心の底から喜びを感じることなど、
既にあるモノの中から、自分なりの活動を充実させていけば、
必ずそれらは、その人の魂を大いに輝かせてくれるキッカケになるはずです。

無理して遣り甲斐や生き甲斐を仕事に結びつける必要もありませんし、
心が動かないのであれば、無理をしてまでやらなくて結構。

本当に心の底からやりたいこと・・・というより、誰が何と言おうが、
これだけはやっておきたい・・・ということは、考える前に、誰かが止めようが、
周囲から協力が得られなかろうが、
それでもおのずと、身体と心が動いて「やってしまっている」状態なのです。

これが本当の意味で、自ら動いてやりたいこと、
自分の魂を輝かせる純粋な動機からくる行動そのものだと思います。

そこに一切の躊躇がないか、どうかと言えば、
必ず立ち止まって考えることもあると思うのですが、
無鉄砲な僕からすると、本当にやりたいこと、魂が輝き、喜びに満ちる何かというのは、
見切り発車でもとりあえず身体が動いて
気づけば、既にそのことをやってしまっている・・・ということばかりです。

ずっと動けないで立ち止まっている、ずっと悩んで前に進めないでいる人たちに
1つだけお伝えできるとしたら、
やりたいことをやる前に、複雑に考えすぎないで欲しい・・・ということです。

別にそれで命を取られる訳でもないし、世界の終わりが来る訳でもないのであれば、
多少のことであれば、何でも覚悟をもって前に進んでいけるはずなのに、
ちっぽけな頭でグルグル考えて、立ち止まっている状態というのは、
霊的世界が一番残念に感じるパターンでもあります。

そういう時って、絶対に何かしらのチャンスは訪れないものですし、
人とのご縁も、人からの理解も協力も得られるものではありません。

自ら風を熾さない限り、自ら動きを作らない限り、
「運気」と呼ばれる良いエネルギーの流れ、霊的世界の協力は
絶対に得られないものだ・・・ということは、
このブログでしつこいくらいに何度もお伝えしている事実です。

それでも動けないのであれば、一生涯、
そのまま立ち止まった人生を歩めばいいだけの話であり、
こればかりは、全て本人自身の責任です。

純粋な動機でやりたいことをやる時、動きたいと感じる時は、
周囲の人たちがどのように感じようが、自分がやりたいから動く、
自分が心の底から挑戦したいと感じるから前に進むのであって、
そこに余計な思考感情や、憂いや悩みなんて全く必要ありません。

というより、本当に心が喜ぶこと、前に進みたいと感じることというものは、
何かをゴチャゴチャ考える前に、自然と心と身体が前に動いているものです。

苦手なことを克服する、何か成長するためにないものを補っていく・・・という
根本的な根性論、発想が無意識のうちに宿っている人たちは、
本当にやりたいことの中に、そういう気持ち、動機が含まれていないかどうかを
もう一度見つめ直す必要があると思います。

何度でもお伝えしますが、本当にやりたいことであるのであれば、
本当に心の底から良いと感じる何かであれば、
他人が何と言おうが、他人からどのように思われようが、
もう既に動いてしまっていることがほとんどなのですから・・・。

足りないものを補い続ける人生なのか、
既にあるものの中から、それらをフル活用させる人生なのか・・・。

僕だって凡ミスばかりを繰り返す、決してスマートとは言えない人生の繰り返しですが、
この上なく、今の生き方、生活、全てに大満足しています。
何故なら、何度やってもダメなこと、足りない部分に、必要以上に意識を向けませんから。

究極の足るを知る、幸せな生き方というものは、どういうものなのか、
こればかりは、その人がどちらの人生を選ぶのか、その人次第なので、
これ以上のメッセージはお伝えの仕方が見つかりません。

やはり、最終的には、自分の人生は自分で
心豊かなものに築き上げていくしか道は開かれていないのだな・・・と改めて感じた
週末のひと時でした。



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