山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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小さな一歩は大きな進歩。~動くことで人生は開けていきます~

2015年04月09日

小さな一歩は大きな進歩。~動くことで人生は開けていきます~ 小さな一歩は大きな進歩。~動くことで人生は開けていきます~

出張が多い僕の場合、衣類やその他の仕事道具を入れて持ち歩く鞄は、
いつも使いやすくて便利なものを選ぶようにしているのですが、
ここ4~5年ほどは写真のブルーの旅行鞄を使うことがほとんどでした。

おおよそ5日~1週間の出張に最適なサイズで、キャスターもついており、
とにかく相性が良かったのですが、ここ半年ほどで一気に劣化の一途を辿っており
あちこちに傷がついたり、布製の鞄の一部が破れてしまったり・・・と
そろそろ買い換えの時期を迎えてしまいました。

今回の出張でも、まだそれを使い続けていますし、
「破れた部分の裏側からガムテープを貼ってしまえばいいんじゃない?」と
元来の面倒くさがり&貧乏性が色々な誘惑をしてくるのですが、
今回の出張限りでまた別のものを購入しようと決意しました。

それにしても、僕の予想に反してこの鞄が
まさかここまで大活躍してくれるとは・・・。

僕の場合、1日~3日用、5日~1週間前後用、長期滞在用と
3種類の旅行鞄を持っているのですが、
一番多く使用するのが、真ん中の5日~1週間前後用の鞄です。

ここ最近、ずっと活躍してくれている鞄は、確か5年ほど前に
アメリカの地方空港で売られていたもので
布製だし、造りもシンプルだったことから当時で約3500円ほどの安物でした。

安物だったのですが、見た目の色が僕が大好きな明るい水色で
この旅行鞄にプラスして、同じ色の手提げ鞄もついてお得だったので
迷わず購入した記憶があります。

ところがどっこい、いざこの安物の旅行鞄を使い始めてみると、
色々な点で便利で使いやすいことが分かり、
それからというもの、5日前後の県外出張や荷物が少ない海外旅行などは
この鞄1つだけを持って飛行機に乗り込むことが多く
あちこちで大活躍してくれました。

あくまで僕の場合に限ってのことなのですが、
特に趣味でもある旅行のお供となる旅行鞄を購入する際、
自ら吟味に吟味を重ねて(要するにちっぽけな頭で迷って悩んで)選んだものというものは
そこまで使う頻度が高いという訳ではなく、
むしろ、何かの商品を購入した際のおまけの景品だとか、
今回のような見た目の色だけに惹かれて何も頭を使わず購入した安物だとか、
そういった伏兵が大活躍することが多いような気がします。

でも1つ残念な点は、この伏兵たちはおおよそ
安物か、タダ同然のものばかりなので
普通のブランド物と呼ばれる鞄たちに比べれば寿命は短くなってしまい、
慣れ親しんで手放せなくなってしまった頃に壊れたり、破れたり、
使えなくなってしまうのです。

随分昔の学生時代、商品の景品としてタダでもらった
布製の折りたたみ式の旅行鞄があって、1日~3日の外出には最適で
サイズから何から僕にとっては一番利用しやすく
いつも愛用していたものがありました。

その時は確かボロボロに破れてしまうまで
13年間使い続けてお別れをした記憶があります。

物持ちが良い・・・と言えば聞こえはいいのですが、
その本質は、これもただ単に、僕の中にある
元来の面倒くさがり&貧乏性の両方の側面が顔を出し
ボロボロになった見た目のみすぼらしさよりも、
「また新しいものを購入したり、少しずつ新しいものに馴染んでいく過程が面倒だな。」と
そちらのほうが気になってしまい、
決定的に、「もう使えませんよ!」という位、ボロボロにならないと、
どうしても次の新しいものを購入する意欲が出てこない傾向になるだけのこと。

一概に白か黒かハッキリとしたことは言えませんが、
物が少なかった時代であれば、こういうグ~タラな側面も、
「物を大切にする」という点において長所と捉えられたかも知れません。

ただ今の時代、あまりに古くて使いづらいものをいつまでも使い続けるのは
本人の魂の成長を妨げる、ただの物への執着に繋がる危険性もあるので、
やはり、その物自体を持ち続ける動機を、
自分なりに冷静に見つめて見極めなければいけないと感じています。

僕の場合は、今持っている鞄に特別な思い入れとか、思い出とか
そういった感情面での何かしらの作用が働いていることは一切なく、
本当にただ買い換えるのが面倒、また新しいものに慣れ親しんでいくのが面倒という
情けない怠惰な部分のみがその動機となっています。

だから今回こそは、その一歩手前に留めておいて
景品や安物ではなく、ほんの少し本格的な1週間前後のものを選ぼうと思っています。

折角、東京出張に来ているのですから空いた時間に
同じようなサイズの旅行鞄見つけてみるのもいいかも知れませんね。

僕にとっては、こういうことが日常生活の中で
自分のグ~タラな側面を矯正していく良い実践、訓練になります。

他の人からすると、とても簡単なことだったとしても、
その本人にとってみれば、重い腰をかなりの意志で上げなければいけないほど
大変なこと・・・ということは、誰にでも1つや2つあるものです。

逆に言えば、それこそが、その人がこの世で生まれてきた
何かしらの目的を達成するために必要な課題の一部でもあり、
他の人は簡単に出来てしまうのに、何故、自分はそこが上手く出来ないのだろう・・・と
同じようなことを繰り返す、ある状況というものが、
その人にとっての課題の1つであることが多いのです。

僕の場合は、物自体に拘ることは一切ありませんが、
ボロボロになった旅行鞄を使い続けることに関しても然り、
一度慣れてしまった環境を変えることは心の底から面倒と感じ、
なかなか動こうとしない傾向が見て取れます。

今回の僕の人生、生き方自体が
1つの場所に留まらず、もっと外の世界を見たり、
極度に人生のマンネリ化を嫌って、まだ知らない新しい地域に
飛び出していこうとするのも、
はたまた子供の頃から未知の世界に憧れて冒険が異常なくらい大好きだったのも、
きっと遠い昔に1つの枠だけに縛られて、1つの地域、1つの人生だけに囚われて
残念な想いで生きていた時代、経験があるからだと、なんとなく予測できます。

その反面、新しいものに馴染んでいくことに対する面倒くささは、
昔の魂のままだと言えるので、
そういう傾向から、おのずと新しい環境に飛び込むことや
1つのことを終えれば、また次の新しい何かに取り組んでいく人生が、
今生において多いのかなと、ふと感じることがあります。

あくまで推測に過ぎませんが、とにかく僕の場合は、
古いもの、慣れ親しんだもの、1つの枠、環境だけに執着しない生き方、
もっともっと広い世の中を見て、自分の魂の枠を広げていくことに
魂の成長の喜びを感じるため、それらの課題が常にあるのだろうな・・・と思いながら
生きている側面があります。

「私は何故この世に生まれてきたのでしょうか。」

それに答えるために1つの答えを用意できるほど
この世の人間というのものは単純ではなく、勿論、色々な過去の失敗や経験から
今生を選んでこの世に生まれてきているのですが、
1つだけ確実にお伝えできるのは、
「この世でニガテと感じる状況、いつも失敗すること、
いつもすんなりと物事が進まないこと、それらがこの世に生まれてきた課題であり、
それを乗り越えるために、リベンジするために何度もチャレンジしているんですよ。」
ということでしょうか。

それがお金のルーズさに関してのことかも知れません。
借金に苦しんだり、働いていてもいつもお金のことで悩む人たちは、
その事実から、何かしらのことを学ぶために生まれている側面があります。

はたまた恋愛がいつも上手くいかない、人とのコミュニケーションが取れない。
その事実から、何かしらのことを学ぶために
敢えてこの世に生まれてきたのかも知れません。

過去世に思いを馳せたり、過去のトラウマやカルマなど、
そんなことは、この世ではどうでもいいのです。

とにかく、今、僕たちは目の前の人生で、自分という人格を持って生きています。

その中で上手くいくこともあるでしょうし、上手くいかないこともあるでしょう。

そこで上手く行かないこと、何度やっても苦手に感じること、
いくらやってもスムーズに進まないことと向き合っていれば
それこそが、今、克服すべき、しっかりと向き合うべき課題であり、
それらを理解出来ていれば、必要以上に感情的に
「なんで自分の人生はいつも上手くいかないんだ。」と嘆き悲しむことはしないはずです。

「あぁ、過去に何があったか分からないけれど、とりあえずこれが自分の向き合うべき
課題の1つなんだな。」程度に捉えて、
そこを克服するためには、どんな行動が必要なのかを
感情ではなく、冷静な理性で判断すれば、
おのずと淡々とそれらを実践できてくるようになるものなのです。

そして、この世は今生で終わり・・・という価値観だけなのであれば、
少し前に流行した「ありのままに」を勘違いしたような生き方で、
今生はいかにラクして生きていけばいいのかを考えて
他人や周囲の迷惑も考えず好き勝手生きればいいだけの話ですが、
死後の先の先もある・・・というスピリチュアリズムの根本に立ち返れば、
今、与えられた環境でいかに自分の人生を
有意義なものにして、その先に繋げていくべきなのかを常に意識するようになってくるものです。

自分がこの世に生まれてきた目的を知るためには、
自分がこの世で失敗ばかりすること、何度チャレンジしても上手く行かないこと、
どういう訳かニガテ意識をもってしまうことに冷静に着目すれば
怪しい霊能者やその他の類の人たちに指摘されるまでもなく、
自分で、今やるべきこと、この世で克服していくべきことが見えてくるものです。

出張先でボロボロになりかけている僕の旅行鞄を見つめながら
ふと、そのようなことを感じていました。

僕も重い腰をあげて、旅行鞄買い替えましょうね。

ほんっと、どうでもいいような大したことのない実践ですが、
元来グ~タラな僕にとっては大きな一歩。

人生はこういう小さなことの積み重ねでしか発展していかないと確信しています。

自分が出来る小さな一歩は、次の人生に必ず繋がるものです。

どうぞ、あなたの中の小さな一歩を見つけ出して、実践されてみて下さいね。



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Posted by 山野本竜規 at 10:06 │心の在り方 (2,645)▼