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個性は無理して作り出すものではありません。~自然と滲み出てくるものです~
2015年01月23日
またまた沖縄の自宅に戻ってきました。
今朝もそうですが、昨日の夜11時前に那覇空港に到着して
驚いたのが、沖縄なのに、とても寒いのです。
冬のシーズンでは最も寒い日の部類に入るかと思いますが
最低気温が13度前後、最高気温が15度。
大阪は一桁の気温なので本土の冬の寒さの覚悟は出来ていたのですが、
まさか沖縄でここまで寒いとは思わなかったので
昨日は毛布を一枚多く重ねて寝たほどです。
そうそう、冒頭の写真、僕の年齢から上の世代だったら
なんとなくお気づきになることかと思いますが、
冷たい雨がしとしと降っていた大阪で、ふと思いついてやってみたかったことの1つです。
雨の御堂筋・・・(汗)。
たまたまお祓い先の目的地が、この御堂筋の地下を走る
地下鉄・御堂筋線の沿線にある場所だったので、
関西空港から難波まで出て、御堂筋線に乗り換えるついでに
「あっ、今日は雨。しかも、御堂筋!」と勝手に嬉しくなってしまい、
お祓いの仕事を終えて、また同じルートで戻ってくる時に、
ついつい、それらしい写真を撮影できる場所を探してしまった・・・という
なんとも下らない、どうでもよい内容なのですが、
これが出来たので僕の中では大満足。
別に欧陽菲菲のファンという訳でもないのですが、とりあえず
お上りさんのような気分で、その流れに乗っかっちゃいました。
さて、そんな下らないことはどうでもよくて、
昨日のお祓いは、僕自身、とても励みになるというか、
とても勇気づけられる素晴らしい内容のものになりましたので
また後日、改めてご紹介させてもらえればと思っています。
とても素敵で崇高な信念を持っておられるお医者さんが、
勇気を出して独立され、新しいクリニックを開院されるタイミングに合わせて
お邪魔させてもらったのですが、
もともとお医者さんである旦那さんの奥さんにあたる方と、
僕自身が元同じ職場で働いていた仲間でもあり、
お互いその職場を離れて随分経ちますが、今では、その方だけではなく、
旦那さんを含めて友人でもあるので、こういう心から
お付き合い出来る人たちが周囲にいてくれるのは僕にとって何よりも有難いことだと感じています。
昨日のお祓いでは、本当に天晴れというか、お見事と感じたほど
素晴らしい方向性をお持ちのお2人のエネルギーをしっかりと受け取ったので、
そのクリニックのこと、お2人のことを、後日、しっかりとご紹介したいと思います。
昨日の大阪出張でお会いした友人夫婦にしても、
はたまた、僕の周囲にいる自分らしい活動をしている人たちにしても、
ここ最近、よく感じることの1つが、
やはりしっかり自分に与えられたお役目や本分というか、
その人なりの方向性を自分なりに吟味して、忠実に守って
前に進んでいる人たちの姿というのは、何よりも輝いて見えるということです。
よく身の丈を知る・・・という言葉を、このブログで昔からことあるごとに
お伝えし続けていますが、
どうも、日本語の響きというか、語感だけを捉えると、
「自分を制限して、やりたいことも我慢して、身の丈に合った道を全うする」というような
ニュアンスにも受け止められ兼ねない側面があるような気がしてなりません。
本来の「身の丈を知る」という生き方は、
そういう制限付き、我慢からではなく、
他の誰でもない自らの想いを主軸として生きる、自由で伸び伸びしたものであり、
そこに伴う責任をしっかり自覚して地に足付けて生きていく姿勢でもあるのです。
そのためには、先ずは自分の性格、才覚、技術、人生の方向性を
時間をかけて冷静に見極めていくことが必要であり、
それが熟成されてくる過程で、ようやく、その人らしさが出てくるものでもあります。
ここ最近、僕の周囲の人たちの中に、
やはり、こういう自分なりの方向性をしっかり見出して、
その人らしさが前面に出て輝いてくるようになった人たちが複数いて、
「あぁ、客観的に捉えてみて、ここまで来るのに相当色々な苦労があり、
自分自身の内面を見つめる強さ、そして行動力が伴ってこそだっただろうな。」と
その人らしさが前面に出てくる以前の陰の努力の部分に
思いを馳せることが続いていました。
こういう見えない陰の努力の継続というのは、
見事なまでに嘘をつくことができず、
それが表面的な言葉、表現、活動だけでは
すぐにその薄っぺらさが表面化してしまうものです。
逆に人知れず本当の努力を地に足付けて積み重ねてこられた人というのは、
その人の発言、活動云々の以前よりも、
生き方として、表情として、物言わぬエネルギーとして
それらが見事なまでに表に出ているものです。
これを世間では、「あの人には華がある。」という表現として
使われていることがよくありますが、
要するに、この物言わぬエネルギーこそが大切であって、
それを築き上げていくためには、忠実に自分の方向性を守って
よそ見をせず、つまみ食いをせず、淡々と実践を積み重ねていくしか道がないと思うのです。
これは過去のブログでも何度もご紹介してきたことなのですが、
本当のその人らしさ、その人の個性というものは、
無理して作り上げていくものでも、無理して表現していくものでも何でもなく、
本来その人が気付かないうちに内面に兼ね備えているものが、
抑えようとしても自然と滲み出てくる部分なのです。
それを自然と出せるようになる人というのは、
やはり、自分なりの方向性を他の誰かに言われるまでもなく、
しっかり自分の中で持っていて、なおかつ、それをしっかり
人知れず何かしらの行動を通して実践し続けている人たちだということです。
*「個性、自分らしさを探求する前に。」
*「個性を大切にする。その意味とは。」
そういう輝いている人たちとは真逆で、
完全に自分の本分、発揮するべき個性を見失っている人たちを垣間見る機会もありました。
ここ最近は、こういう個性だとか、身の丈を知る意味を勘違いしたり、
表面的にしか捉えられない浅はかな人たちも多くて、
ただ外見や表面的な言葉だけで周囲の関心を引こうとしたり、
無理に自分を抑え込んで、我慢することが身の丈だと窮屈に生きている人たちが
何かしらの心の病や、病気などの身体の症状として
顕著にそれらが出てしまうケースが目立っているような気がします。
これは極端なたとえかも知れませんが、
個性が芽生えてくる思春期の頃というのは
どうしても背伸びをしたくて、まだ大人になるのは無理なのに
大人の行動を真似したがる子供が多いですよね。
それと同じように、個性を出したい、自分らしさを出していきたい・・・と
強く想い過ぎている人たちというのは、
やはり背伸びばかりをしている子供と同じように、
色々なものを真似してみたり、影響力のある誰かの名前や組織の名前を借りたり、
色々な考え方、流れに左右される時期がかなり長く続いて、
そこに翻弄されていることに気付けないでいることも多いものです。
機が熟すタイミングが分からず、右往左往している状態でもあり、
これはこれで無自覚な人生に対する欲求不満な症状と言えるのですが、
これも全て本人の生き方次第なので、周囲が手助けすることは何も出来ません。
それは年齢、性別関係なく、
自分の生きる方向性を見失っている人たちなんていくらでも存在するものですが、
「自分らしく生きたい」と強く頭で考えているうちは、
思春期の子供が大人の表面的な行動だけを真似て、
背伸びをしている段階だと思って間違いないと思います。
僕自身、自分らしい生き方が出来ているかどうか、
それはあまり自覚がないのですが、
少なくとも、今の人生の立ち位置、お役目、流れを嫌いに感じたことは全くなく
自分自身の生き方、人生自体に大満足しているので、
これが全ての結果だと受け止めています。
決して個性を強く出そうと力んでいる訳でも、何でもなく、
自然と自分の内面から出てくることを淡々と表現し続け、
それらを一貫して淡々と続けているだけのことなのですが、
これこそが本来の心豊かで幸せな生き方に通ずる道なのではないかなと感じています。
身の丈を知るというのは、制限するものでも、我慢するものでも、
そして苦行のようなものでも何でもなく、
とても自由で活き活きして、責任もプレッシャーもありながらでも
それらを乗り越えて楽しんでいける魂の喜びが伴う、
本当の幸せに繋がる生き方でもあるのです。
あなたの周りで、自由にイキイキと、
だけど、しっかりとした信念と覚悟と責任をもって
日々、その人なりの行動、実践を積み重ねている人たちがいれば、
そういう人たちに、何故、見えない華があるのか、
物言わぬエネルギーが自然と伝わってくるのかを
あなたなりに感じてみて下さい。
本当の個性とは無理して作り出すものでも、
誰かの言葉や表現を真似て作るものでも何でもなく、
抑えようとしても自然と滲み出てくる輝きそのものです。
そこに至るまでの過程で右往左往したり、
自分なりに懸命にもがくのは必要な経験の1つでもありますが、
いつまでも自分探しばかりやっていても、結局は薄っぺらな人生だけを表現し続けて
生きることに繋がり、それは僕の基準では、絶対に幸せな道だとは感じられません。
世間の常識や流れを優先して生きていくのか、
それとも自分の常識や流れを優先して生きていくのか。
その覚悟と行動力さえしっかり忠実に守って動き続けていれば、
かならず、その人の個性というものは、無理して作り出さなくても
自然と滲み出てくるものであり、
そこから、ようやく、その良さを理解してくれる人たちが
少しずつ、少しずつ増えてくるものでもあります。
生き様、生き方、物言わぬエネルギーは、良くも悪くも、
そっくりそのまま、その人の人生に表れてくるものです。
ここ最近、自分らしさをしっかり前面に打ち出して
輝いている周囲の人たちの良いエネルギーに良い刺激を受けながら、
ふとそのようなことをつらつらと感じていました。
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Posted by 山野本竜規 at 08:29
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