*県内、県外の土地家屋の鑑定、お祓い随時受付中です。
カウンセリングは、全ての人のため・・・ではありません。
2014年04月05日
先ほど中部での1件目の仕事が終わったところです。
仕事と仕事の合間に、自然に触れて深呼吸できる環境は
何よりも有難く、そのような点でも、
僕が大好きな海が、すぐ近くにある沖縄は
生活していく上でも、最適な環境だと感じています。
土地・家屋のお祓いの仕事にしても、
霊視カウンセリングの仕事にしても、
仕事を依頼して下さる方の向こう側、心の奥には、
何かしらの人生背景であったり、想いがあるからこそ、
わざわざ、その依頼をして下さるのだと思います。
どの仕事でも同じことが言えますが、
その仕事や、そこに関わる人たちと向き合う時は
とにかく真剣勝負そのものだと感じています。
特に僕のようなナカトリモチの仕事は、たとえそれが
一期一会の仕事であったとしても
目の前で向き合う人、土地、家屋、見えないエネルギーを
どのように受け止め、判断して、最適なメッセージとして
お伝えしていくのかを瞬時、瞬時に求められる仕事でもあるので
それに見合うだけの準備をしておかなければいけません。
僕は、あくまで霊的世界の道具、見えない世界の通訳に過ぎませんし、
霊的世界が求める幸せの在り方と、
この世の人が求める幸せの在り方には大きな開きというより、
真逆の価値観であることが多いため、
そのギャップを埋めるのは、とても大変な作業になります。
そのギャップを埋めるために、日々、このブログや勉強会の講演などで
ありとあらゆる手段を使って、表現を用いて
何度も繰り返し、同じような内容のことをお伝えし続けて、
それをご理解頂いた上でのメッセンジャーのつもりなのですが、
やはり、実際の霊視となると、
本人が都合良く期待する答えのみを求めてお越しになる方が
今でも後を絶たず、これも自らの忍耐、修行の1つなのだろうな・・・と思いながら
その部分と向き合うことが続いています。
ナカトリモチの活動を正式に開始してこの春で6年目。
これまで、霊視カウンセリングを通して数え切れないほど
多くの方と接してきましたが、
答えは1つで、変わる素質のある人は、とことん良い方向へ変わりますし、
変わらない人は、いつまで経っても、何をお伝えしても変わらない・・・という
普遍的な事実があることを、カウンセリングを受ける側の皆さんにも
ご理解頂ければいいなと感じています。
これは、僕が冷酷で傲慢な態度でそう感じているのではなく、
あくまでカウンセリングのプロとして色々な方と接してきた中で
経験として学ばせてもらった事実の1つでもあります。
やはり、「全ての人が良い方向へ変わる」なんて
僕自身は絶対に口が裂けても言えませんし、
そのチャンスがあったとしても、そのチャンスに気付かない人たちは
この世にはいくらでも、わんさか大勢いて、
そういう人たちはいつまで経っても変わらないものなので
それ以上、こちらからは何も出来ないものです。
よく中途半端なスピリチュアリストや霊能者、カウンセラー、ヒーラーなどが
「全ての人が、自分の人生を良い方向へ変えることが出来ます。」
と甘い言葉だけをちらつかせているのを見聞きすることがありますが、
その陰に、「甘い言葉だけに釣られる、中途半端な客を確保しておかなければいけない。」という
相手に媚びる姿勢が見え隠れしている部分をおおいに感じて
うんざりすることがよくあります。
「そうあって欲しい。」「そうなるような社会を目指したい」とするならば
まだ「理想を掲げて自分や周囲を鼓舞しているのだろうな。」と理解はできますが、
言葉自体が浮世離れし過ぎていたり、理想だけを求め過ぎていたり、
どこか人間臭さがなくなっている時点で、
それは、あくまで空想であり、理想であり、
現実の実社会、実生活に沿ったスピリチュアリズムという人生哲学には
当てはまりませんから、やっぱり、その時点で胡散臭く感じてしまいます。
僕は、このブログで一貫してお伝えしていますが、
この世には分かる人か、理解できる人か、自らの力で変わる素質がある人か、
はたまた、その逆で、いくら物事の本質をお伝えしたとしても
それらが全く伝わらない理解力のない人、
いつまで経っても良い方向へ変わることがない人か、
そのどちらかに分かれるものだと思っています。
そして、自分が持てる技術、能力、お役目を
最大限発揮するためには、無駄なくその労力を使わせてもらうためには、
やはり、理解できる人、自らの力で変わる素質がある人にだけ、
しっかりとそのエッセンスをお伝えしていきたいと感じています。
「全ての人のために。」なんて、偽善的で歯の浮いたようなあり得ないこと、
これっぽっちも、微塵も感じたことがありませんし、
これからもそう思うことは絶対にないでしょう。
要するに、「理解出来ないのであれば、1度は徹底的に伝えるけれど、
あとは、本人次第だから、必要以上の手助けは一切しない。」というスタイルです。
だから、相手に必要以上に卑屈に媚びる必要が全くありません。
1対1の人間として、霊的世界と、この世の間のナカトリモチをするだけなので
最大限の努力はしますが、それ以降は相手側、受け手の問題であり、
第三者が立ち入るエリアではないからです。
特に良い意味で世話好きが多い沖縄の多くのカウンセラーたちは、
ここを勘違いしがちなのですが、
その人の人生を背負うことなんて絶対に出来ないはずなのに、
必要以上に、求められた分だけの期待に応えようと
相手の領域、相手が決めるべき判断、仕事、人生に踏み込んでしまいがちです。
アドバイスに関しても然りで、
本来であれば自分で決めなければいけない判断を
誰かに委ねるために相談に来ているのであれば、
その間違った事実を、「それはご自身で決めるべきことです。」と
毅然とした態度で伝えなければいけません。
そのことで、クライアント(要するにお客さん)は、1人減ることになります。
「なんだ、このカウンセラー、自分の思い通りのこと言ってくれないや。
もっと自分のために、よしよし同調して可愛がってくれる人のところに行こう。」と感じる
自分自身でいつまで経っても変われない人たちは、
延々と、そうやって彷徨い続けるのが定番であり、
逆に、そういう人たちを繋ぎとめておくため=生活費を確保するためには、
「そうです。そうです。あなたの言う通りです。
あなたは正しい。あなたは良い子。だから、これからも迷ったら、ここへ来てね。」と
依存させておけば、それはそれでとても簡単なことであり、
こういう共依存の蜜の味、情けない縮図で成り立っているのが、この業界の9割。
これが、このスピリチュアル業界であったり、
似たようなカウンセリングをしている人たちの受け手と送り手の関係性です。
ただ、9割は残念なパターンなのですが、
残り1割の人たちは、そうではありません。
たとえ、どんなに自分にとって耳の痛いメッセージであれ、
受け入れがたい事実であったとしても、
そこをなんとか受け止め、時間をかけて真摯に向き合い、
ご自身の力で、自らの運命を良い方向へ切り開いていける人たちもいらっしゃるのです。
僕は、その1割に全身全霊を込めています。
正直、お金儲けのためだけなら、
もっと中途半端で、甘い言葉だけを綴って、
「誰でも幸せになれますよ~。」「あなたはもう幸せな人ですよ~。」
「世界平和を祈れば幸せになれますよ~。」などと
誰もが言える薄っぺらいことをバカの一つ覚えのように繰り返していれば
それだけで、このビジネスは成功することでしょう。
自らの誇りを捨て去って、
その9割を味方につけるのなら、そういう手段もありかと思いますし、
実際、この業界の現状がその9割で成り立っているので、
本当に残念でならないのですが、
僕は、その時点で、その人はスピリチュアリストでもカウンセラーでも
その他の類の素敵な人でも何でもなく、
ただの心の弱さにつけこんでお金を巻き上げる下世話で下品な人にしか映りません。
僕は自らの崇高な誇りを捨てることなんて考えられないので、
その真逆の1割の人たちを対象にメッセージをお伝えし続けています。
世界平和を望む前に、まずは本人の気持ちが平和でなければ、
人生自体が幸せでなければ、
いくら一方的に祈ったところで、その祈りは依存のエネルギーにしかなりません。
そして、自らの人生に幸せを見出すことができない人が、
他の第三者に、そのエッセンスをお届けすることなんて絶対にできません。
だから、僕は響きづらい、届きにくい、浸透しづらい、
それでも輝きを持っている残り1割の人たちにターゲットを絞っているのです。
霊視個人セッションは、とりあえず、僕自身、相手を選ぶことが出来ませんが
このブログのスタンスをご理解頂いている方が多いので
年数を重ねるごとに、そのあたりも自然淘汰されてきます。
勉強会の講演にしても然り、その他の仕事にしても然り、
僕自身が、どこに重きを置いて、どのような人たちに意識を向けて
日々、メッセージを発信し続けているのか、
他の誰でもない僕が明確に示しているので
中途半端な人たちの数は当初に比べると確実に激減しています。
霊視個人セッションでも、厳しいメッセージは
たとえ相手が怒ろうが、嫌な顔をしようが、ひねくれようが、
とりあえず一度は毅然とした態度でお伝えします。
何故なら、僕のお役目は相手に媚びてヨイショすることでも、
同調することでも、よしよしすることでもなく、
霊的世界から伝えられるメッセージを忠実に過不足なくお伝えする・・・という
ただの通訳、道具に徹するのみだからです。
それさえ守っていれば、
ヘンに嫌らしい計算を働かせてヨイショしたり、よしよししたり・・・という
姑息な手段を使って中途半端なお客さんを繋ぎ留めなくても、
本当に見事な采配で、それらをしっかり理解できる人たちが
集まってくれるようになってくるのです。
カウンセラーと言えども、本当に色々なタイプの幅があり、
純粋にそのお役目に徹する職人を目指す人と、
周囲に迎合ばかりして、誇りを捨ててビジネスに走るビジネスマンタイプの人と
はっきりその差が分かれてくると思います。
そのどちらを選ぶのか、求めるのかも、
その人次第ですし、どちらを好むのかも、選ぶ側のお客さん次第。
僕は、たまたま職人に徹することにしか興味関心がなく、
それ自体がとても幸せだと感じているので、
やはり、それ以外のやり方の人たちとは絶対に仲良くはなれませんし、
一生涯、ご縁がないことでしょう。
そのあたりをご理解頂いた上で、僕は霊視カウンセリングを実施させてもらっています。
今後のカウンセリングの日程については、また明日詳しくご案内しますが、
今のところ、5月のGW期間中に2日間のみ沖縄で、
そして、5月中旬から下旬にかけて、
東海地方でのカウンセリング、勉強会の講演が既に決定しています。
いつも感じているのは、全体の1割の人に向けて
ナカトリモチの活動でお手伝いできることを全力でさせてもらう・・・という姿勢です。
1割という数は少ないように思えますが、
この1割の人たちが更に幸せになり、自ら良い方向へ変わっていくと
それだけで、どれだけ周囲にいる多くの人たちが幸せになっていくことか、
その見えないエネルギーの循環は想像以上に素晴らしいものです。
こういう活動、人生を送らせてもらっていること自体、
とても幸せですし、やはり、これからも一貫して基本の部分は変わらず
同じ姿勢で、色々なことと向き合っていくのだろうな・・・と感じています。
*お知らせ*
*4月20日(日)・東京、ナカトリモチ勉強会参加者募集中です。
*ジョンの霊視、SKYPE霊視、随時受付しております。
*土地・家屋のお祓い、随時受付募集しています。
Posted by 山野本竜規 at 12:49
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