山野本竜規の続・ナカトリモチ日記

僕が以前生活していた那覇市にも、
中心部を除けば、比較的、まだ自然が残っているところも多いのですが、
ほんの少し郊外に足を延ばせば、
ご覧のように緑だけに囲まれた地域もあり、
今の僕の生活には、本当にピッタリな環境だな・・・と感じています。

一歩、外に出れば、緑の匂い、土の匂いなど、
大自然の香りが、風に乗って運ばれてきて
思いっきり深呼吸をするだけで、元気が出てくるものです。

時々、都会の空気や雑踏を感じて刺激を受け、
また、自然豊かな居心地の良い自宅に戻って生活するという
とても理想的で、バランスの取れた今の人生は、
何よりの宝物だと感じています。

そういえば、琉球放送に入社して沖縄で生活を始めた頃、
学生時代からの知り合いだった沖縄出身の友人が自宅に遊びに来た時、
「沖縄と各地を行き来できるような贅沢なライフスタイル、実現できたらいいな。」と
その友人が笑って話していたのを思い出しました。

その当時、僕はまだ沖縄に来たばかりで、
しかもサラリーマンですから、そのような夢のようなライフスタイル、
せいぜい、定年退職後の楽しみとして実現できたらいいな・・・位にしか
思っていませんでしたが、
それから５年後には、あれよ、あれよという間に
沖縄を拠点に、各地を行き来するような理想の生活になってしまったので
人の人生の巡り合わせというものは、
本当に不思議で、面白いものだな・・・と感じています。

そして、いつも感じています。

今の、この瞬間、この人生が、一番、好きだ・・・と。

振り返れば、僕の人生、たとえ、どんなに大変な時でさえも、
やはり、「今が一番、恵まれているだろうな。」と感じていました。

そして、間違いなく、これから先も、
その瞬間、瞬間に、「今の人生が、一番、好き。恵まれている。」と感じながら
目の前で向き合う人や仕事、人生そのものを満喫していることでしょう。

たとえ大変なことや、心苦しいことがある中でも、
これほど、恵まれた心境で、日々の生活を送らせて頂けるのは、
この世において、何よりの幸せだと感じていますし、
この感覚を、少しでも多くの方に理解して頂けるように
日々、ナカトリモチとしてのメッセージをお届けしています。

これは、やはり、極貧生活を送っていた子供の頃、
母の言葉、教えが、ずっと心の中に刻み込まれているからこそ、
無理をせずに、そのように感じていられる
幸せな心の基礎作りに繋がっているような気がしてなりません。

無理矢理、「今が幸せ！」と思うことは、誰でも出来ますが、
それを、心から、背伸びをするように、リラックスして
「今が、一番、幸せ！」と公言するのは、
やはり、普段からの心がけ、明るく前を向く強さを身に付けていないと
絶対に出来ないことだと感じています。

お陰様で、子供の頃の貧乏生活は、本当に惨めな想いをした反面、
その後の人生を心豊かに、明るく生きていくための「人生力」を
しっかり学ばせて頂いたので、
「無駄な経験など何１つ存在しないな」ということを、心底、体感しています。

しかし、無駄な経験など１つも存在しないのは事実ですが、
その経験から学び、感じ、自分の糧とするのか、
それとも、その経験を見過ごし、何も感じず、ただの経験で終わらせるのかで
その後の人生は、大きく明暗は分かれてくると感じています。

何故、普通に生活できているのに、不満なのか。

何故、ご飯が食べられるだけで幸せなのに、不満なのか。

何故、身体が自由に動くのに、悩み過ぎるのか。

極論を突き詰めていけば、最後に行きつくところは、
恵まれた環境で生活させて頂いている・・・という自覚と感謝が足りないだけなのです。

過去、遭遇した「ありがとう！」を連発する割には、
不幸の種を自ら背負っているような不思議な人たちの痛々しい姿のように、
「感謝をしましょう。」という上っ面の薄っぺらいものではなくて、
人生の根本から深く見つめ直せば、
自然と、そのようになってくるのではないでしょうか。

あなたは、「今が一番幸せ！」と胸を張って
堂々と宣言できますでしょうか。

出来ないのであれば、何がそのようにさせているのか、
もう一度、深く見つめてみる必要があります。

そこで、うまくいかない理由が
自分以外の、他の誰か、会社、組織、人間関係が浮かんできた場合は、
まだまだ、自分の人生を、自分のものとして、
自分の責任として、受け止められていない、責任転嫁の心の状態です。

このブログでは、いつでも、何度も
お伝えしている通り、
結局、自分の人生は、自らの力で切り開き、自らの力で築いていくもので、
そこに、他の誰か、組織、人間関係、出来事が入り込む余地は全くないのです。

自分主体で生きていく・・・とは、そういうこと。

そして、自分の人生は、自分自身で幸せにしていくことしか出来ません。

もう一度、お尋ねします。

あなたは、「今が一番、幸せ！」と胸を張って宣言できますでしょうか？

僕は、間違いなく、心の底から、
「今が一番、幸せ！」きっと、これから先もずっと、その時、その時で
「今が一番、幸せ！」と、自信を以て公言できると確信しています。

自分の人生のプロデュースは、最終的には、自分でするもの。

そのように明るく前を向いて、自らの力で動き始めた時にこそ、
周囲の人や、「運」と呼ばれる霊的世界からの応援が
途端に戴けるようになるものなのです。

今が一番、幸せ・・・と感じられるためには、
何が必要なのか、もう一度、ご自身を見つめ直されるのも、
次の何かに繋がるチャンスかも知れませんよ