山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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ダメな人、環境からは我慢せずに離れましょう。

2024年03月31日

ダメな人、環境からは我慢せずに離れましょう。 ダメな人、環境からは我慢せずに離れましょう。

金曜日から日曜日の今日、朝から夕方まで集中して行っていた
オンラインカウンセリングの仕事が無事に終わりました。
全国各地からご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。

毎度のことながら1日、1日、もっと言えばお1人、お1人にとって
必要な内容を、しっかりお伝えできるように・・・という想いで
最後まで気が抜けない仕事のため、この3日間は程良い緊張感と
終了後の心地良い疲労感を噛み締めながら、今、このブログを書いています。

今日の沖縄は久しぶりに1日中、激しい雷雨が続く日で、
このブログを書いている20時頃でも、まだ稲光と轟音が鳴り響いているほどです。
沖縄はここ10年くらいで一番の水不足に陥っているので、
これで少しでも解消できればいいですね。

まさに春の嵐のような感じの激しい雨でしたが、
沖縄の場合は、これに加えて湿度も加わるので、とにかく蒸し蒸しして
家の中も、どことなくジメジメしています。

これが個人的に苦手なんですよね・・・。
折角、爽やかな春の季節なのに、既にジメジメ、蒸し蒸し、
ムチャムチャ(湿気が身体にまとわりつく感覚を表現する沖縄方言)なんて。

もう少しだけ爽やかな季節を体感していたいけれど、
こればかりは自然が相手なので仕方なく諦める他ありません。

そんなことをつらつら考えているうちに、今日で3月も終わりになり、
明日から4月、あっという間に新年度が始まります。

新しい環境へ飛び込んで新生活をスタートさせる方も、
はたまたいつもと変わらず同じ生活リズムと向き合う方も、
また気持ちを新たにして1日1日を積み重ねていければいいですね。

そのような時、このブログでもよくお伝えすることなのですが、
新しい環境に早く慣れたい場合は、これからお世話になるであろう
物理的な空間、場所に、少しだけ長い時間滞在しておくことで
次第に色々なことに馴染んでいきやすくなるものです。

その逆で、毎日変わらず同じことの繰り返しの場合は
マンネリ解消のためにも、物理的にその場所、空間、生活習慣から離れて
外の空気を吸う、違う景色に触れることで
煮詰まっていた色々なものが、じんわりと解消されていくこともよくあります。

僕の場合は、30代までの活動的な時期は前者、
新しい環境や場所、人、コミュニティの中に飛び込んでいく機会が多かったので
それらに慣れるために、気持ちほんの少しだけ長く、そこに滞在して
自分自身の空気を馴染ませるようにしていました。

その逆で40代以降、色々なライフスタイルが整ってきてからは
毎年、同じ場所で同じことを淡々と積み重ねていく繰り返しの生活を続けて
現在に至るため、意識的にマンネリになり過ぎないように
外の空気、外の感覚に触れるための創意工夫をするようになりました。

自身の経験則からも、「物理的な距離」というものは、
どのような事象に当てはめても、時には大切なものになるなと常々感じています。

例えばそれが夫婦関係やその他の家族、親せきだったとすると、
ずっと同じコミュニティの中にいては、その夫婦間、家族間、コミュニティ間では
常識、普通とされていたことが、一歩、外に出ると、普通ではなかった・・・ということに
気づくためには、一旦、強制的にでも、それらから距離を取り、離れなければ
体感として理解することは出来ません。

そのことで、その夫婦間、家族間、親せき間のコミュニケーションの在り方が
異常だったのか、それとも有難い大切な思いやりだったのか、
客観的に外から冷静に感じ取ることが出来れば、
あとは、そのまま離れるか、元の場所に戻るのか、自分自身で判断できる
判断材料がしっかり増えるという仕組みです。

特に3月~5月の間は、近しい間柄の人間関係で悩み離婚を選択したり、
色々な我慢を積み重ねてきた結果、心身の不調が悪化したりと
何かと外的要因で体調を崩しやすくなることが多いものです。

*「木の芽時の3月は、頑張るよりぼちぼちやり過ごす。」2024年3月15日

不思議なことにナカトリモチの活動においても、
殊、3月~5月は夫婦関係の悪化や離婚について、
はたまたそれに付随するお互いの家族、親せきの負の影響についてなど
血縁関係間のトラブル、悩みのご相談が爆発的に増える時期でもあります。

離婚する、しないに関しては夫婦同士の問題なので
外部がそこまで口出しすることではありませんが、
極限まで、どちらか一方の横暴さや言動などに我慢してきた状態だと
冷静な判断力や考える力自体を失っていることも多く、
「私さえ我慢すれば、全てが上手くまわるから。」と諦めてしまうケースも多々あります。

またしっかり者の方の場合は、「私さえ我慢して上手く回せば、相手も、他の家族も
傷つかずに平穏無事に過ごせるから。」と、他の家族がやるべきことを
全て背負ってやろうと知らず知らずのうちに無理をしてしまうケースもあります。

どちらにしても、一度、その雁字搦めになった状態から抜け出すために、
一時的にでも物理的な距離を取る、離れる、
違う景色や場所に身を置くということをするだけで
いかに自分が窮屈な場所、コミュニティの中で骨折り損で苦しんでいたのかが、
客観的に理解できるチャンスが増えるのも、「物理的な距離」という概念を
大切にする意義だと常々感じています。

自分だけのことしか考えられないような人(甘やかされて育った沖縄のダメ男に多いタイプ)、
周りを見て動くことが出来ずに自分のことだけしかやらないような人は、
ほとんど変わることなく、一生涯、そのままです。

他の誰かが変えることも出来ないし、変えようと
相手のことまでやってあげるのも筋違いの話で、
そんな不平等な関係に誰かが一方的に耐えて成り立つようないびつな関係なのであれば、
それがいかに異常なコミュニティなのか、外から体感しない限り、
自らの意志で、程良い距離感を保つことは出来ないことでしょう。

夫婦関係にしても、仕事の人間関係にしても、その他の事象にしても、
全てのことにおいて同じことが言えます。

だからこそ新鮮な空気、新しい視点、思考、気持ちを定期的に維持するために
物理的に今いる場所から一瞬、離れてみるということが大切なのです。

明日から4月の新年度。
それぞれのペースで新しい月を迎えられるといいですね。




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