山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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迷いや悩み、色々な想い、先ずは自分で気づく工夫をしましょう。

2020年09月28日

迷いや悩み、色々な想い、先ずは自分で気づく工夫をしましょう。

毎日、このような青空が続いたら、どれだけ心地良いものだろうか・・・。

さて、今日からまた月曜日と新しい1週間が始まりました。
今週半ばで9月も終わり、いよいよ10月に突入します。

冒頭の写真は沖縄の明るいビーチの様子を近くのショッピングモールから眺めた時に
撮影したものですが、このどこまでも澄んだ青空と青い海を眺めていると、
時々ですが、前述のように「毎日、このような青空が続いたら・・・。」と
ふと考えてしまうことがあります。

あくまで願望であって、天気も気候も1年を通して変わっていくものですから
季節や四季の移り変わりがある日本という国においては非現実的な話なのですが、
それと同時に、「晴れも曇りも雨も、四季の移り変わりも全てがあるからこそ美しい。」と
感じられるのも、また嬉しいことだと思っています。

さて、ここから本題をば。

とにかく色々な出来事が起こる世の中、
その度に、その出来事に直接関係する当事者ではなかったとしても、
あれこれ心の中で思うこと、感じることがあり、
それが良くも悪くも蓄積されると、人は自分自身の感情を
どのように表現していいのか分からず、混乱してしまうことも時にはあるものだと思います。

そういう時に大切なのは、良い想いも、ネガティブな想いも、
どちらも素直に自分の中で吐露できる表現方法があると、
よりラクに生きていけるだろうな・・・という点です。

別に他の誰かに見聞きされたり、直接他の誰かに訴えなかったとしても、
自分の気持ちを、他の誰でもない自分自身で素直に吐露できる表現方法、空間があれば、
それだけで、ある程度の気持ちの整理が出来る側面があるということは
紛れもない事実です。

カウンセリングもその手段の1つで、自身の中で色々な想い、考え方が整理できずに
迷っている時にこそ、本当に自身にとって最善の想いがどこにあるのか、
自分自身で気づくキッカケをお作りするのが一番の目的でもあります。

ちょうど10月16日(金)~18日(日)の3日間は宮城姉妹の妹・弥生さんの
カウンセリングが実施されます。

*「2020年10月カウンセリングのご案内」Yayoブログ

他力本願ではない、自身の意志を主体として物事を考えるけれど、
色々な想い、考えの中からどれが最善なのかを自分で見極めるキッカケとして
お勧めできる内容ですので、ご自身にとって必要なタイミングと思われる方は
是非、お問い合わせ下さい。

自分の中にある様々な想い、考えを具現化する確認作業・・・。

僕の場合であれば、日々の心の確認作業がメインの目的である
このブログを書くという習慣でしょうか。

これはもうブログやインターネットが普及する随分前、
今から28年前の高校1年生の頃から、恩師の先生に
「あなたは自分のために日記をつけていくといいでしょう。」と提案されて実践して以来、
自分に一番マッチした心の確認作業であることが分かりました。

逆に言えば、もう28年間、誰に強要される訳でもなく、
この習慣を自らやり続けているのです。

*「実践的な日記の書き方。~ナカトリモチ日記の原点~」2014年3月26日

その良し悪しは別にして、こういう自分の心の中にある想いを言語化することで、
自身の色々なバランスを維持できている点は事実であり、
この習慣に、どれだけ助けられていることか・・・。
当時の恩師には本当に感謝の気持ちしかありません。

ちなみにこの恩師とは大人になってから再会して、当時の恩師の想いを知ることが出来ました。

僕のテレビ中継を偶然ご覧になっていた恩師が「あの山野本だ。」と
わざわざ当時勤めていた放送局に連絡をして下さり再会することになったのですが、
「あの時、何故、あなたに日記を書くように勧めたのかと言えば、
他の人よりも、あなたの中にあるものを自然と表現できる何かを感じたから。」とのこと。

当時、自分では全く気付かなかったことを、
先生はしっかりと見極めて下さって、それが今に繋がっていることは
何より有難いことだと感じています。

このように僕の場合は自分の中にある気持ちを言語化することで
その精神的なバランスを保っている側面があり、それが自分の一部と化してしまったのですが、
これが日記だろうが、音楽や絵画などのアートだろうが、料理だろうが、
はたまた運動やお喋り、漫画の世界に没頭することであろうが、
誰にだって、無理せずとも自分が内包している想いを具現化してくれるツールは
必ずあるものだと思います。

無理に探さなくても、誰から強要される訳でなく、自分から自ずと出来てしまうこと、
または自然とやってしまうこと、そのことだけは時間を忘れて没頭出来てしまうこと。

実は日々の自然な行動の中で、既に自分の気持ちを、それなりに具現化できる
ツールというものを誰でも持っているものであり、
気づけないのは、ただそれを意識していないだけの話です。

「色々な出来事が起こる中で、時々でいいので、自分の中身を
それなりに吐露しながら受け止めてあげられる手段を見つけられる人が
1人でも多く、増えてくれたらいいのにな・・・。」

そんな気持ちで週末を過ごしていたら、偶然、知り合いの方が
同じような良いメッセージをインスタグラムで発信してくれていたので、シェアしますね。

沖縄県出身の音楽プロデューサーで現在は東京を拠点にして活動している
石川清貴さん

沖縄とブラジルの架け橋として活動するサンバユニットの宮城姉妹の
楽曲も数多く手掛けておられる方で、とにかく彼の優しいお人柄が伝わる
メッセージでした。

動画のリンクは、宮城姉妹の楽曲のボーカルレッスンの模様を撮影したものですが、
動画開始から1分20秒あたりの冒頭の挨拶のトークは
今日、僕がまさにブログで綴っている内容と同じで、とても共感しましたので
お時間のある方がいらっしゃいましたら、是非、ご覧下さい。
清貴さんの普段の優しいお人柄がしっかり伝わってくる内容です。



清貴さんが仰る通り、
「(落ち込んだ時に)時間が解決してくれる。」と明るい希望を持つことは絶対に大切ですが、
その想いを持ちつつも、内在しているネガティブな想いを曲や詩にしてみることも、また大切で、
これは音楽に限ったことでなく、全ての人に共通する
健全な心のバランスのとり方の1つではないでしょうか。

落ち込んでいることを素直に受け入れること。
大変な気持ちであることを、他の誰でもない自分自身で受け入れてあげること。
そして、可能であれば、その想いを何かしらの形で吐露したり、形にすること。
(勿論、レリゴーブスとは違った他人に迷惑をかけ過ぎない、良識の範囲内で。)

感情の良し悪しに関わらず、
自分の気持ちを知っておく、受け止める余裕を持っていることは
人が人であるために、とても大切な要素の1つだと常々感じています。

今、自分は何が好きで、何が嫌なのか。
今、自分はどんな思いでいて、その自分をどう感じるのか。

結局、考え詰めたところで答えは出ないものですが、
最終的に自問自答を繰り返せば、見えてくるものが必ずあります。

「今、考えても無駄なこと、今、心配しても無駄なことには思いを寄せない。
今できること、今ある環境の中でやれることをやるのみだな。」と。

まだ起こりもしない遠い未来のことを必要以上に心配することも、
既に起こってしまった過去の出来事に必要以上に心を縛られて苦しむことも、
どちらも、本来であれば今の自分にはほとんど必要のないということが分かる瞬間が
誰にでも必ず訪れるものです。

直向きに生きてさえいれば・・・。

時には自分の内面を振り返る、自身が内包している想いを整理するために、
それを表に出す手段を考えてみる。

全ての人にとって、心豊かな日常を送るための第一歩ではないでしょうか。



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Posted by 山野本竜規 at 18:05 │心の在り方 (2,645)▼