山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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過去に拘る生き方は不細工です。~過去は過去、今は今~

2016年12月17日

過去に拘る生き方は不細工です。~過去は過去、今は今~先日、年明けに沖縄県内で放送される番組収録のため
僕の古巣である琉球放送にお邪魔しました。

放送局の制作現場は特に12月のこの時期、
周囲のスタッフたちが皆、殺気立って見えるほど(笑)
怒涛の忙しさでもあるため、アナウンサーが在籍する
アナウンス室に顔を出してみても、人っ子一人おらず、
「相変わらず年末の時期は皆、現場に駆り出されて
忙しそうに働いているな。」と、
その大変さに思いを馳せた次第です。

僕が大好きだった琉球放送を退社したのは、もう8年前になるので
当時在籍していたアナウンス室のメンバーも、今ではほとんど若手の後輩ばかりで
直接現場で一緒に働いた経験がある人たちが少なくなり、
それはアナウンス室だけではなく、他の部署、他の職種のスタッフも同じで
「あぁ、こうやって時代は流れていくのだろうな。」と、その時間の経過の早さを実感しました。

確かに遠い昔の記憶を思い返せば、僕もこの年末の時期というのは
アナウンス室にある自分のデスクの前に座る日はほとんどなく、
通常の番組に加えて、色々な年末年始特番などがイレギュラーで入ってくるため
常に緊張しながら、1つ1つの仕事をこなしていたような気がします。

生放送ではない事前の収録番組などは、その締め切りがあるので、
12月はいくつもある収録スタジオの予約を取るだけでも精一杯で
常にスタジオには入れ替わり、立ち代り、色々なスタッフが出入りしていた忙しい感覚がありました。

そんなことをつらつら思い出しながら、来年用の番組収録の時間を待っていると、
懐かしいスタッフの皆さんが声をかけて下さり、
久しぶりに色々な話で盛り上がりました。

僕にとっては大好きな沖縄に拠点を置くことになった原点になる職場でもあるため、
懐かしいスタッフの皆さんとの会話は、とても心が和みます。

それと同時に、「あぁ、ここは僕にとっては沖縄生活の大切な原点であったとしても、
今は違う世界で生きているので、全くの異空間に変わってしまったな。」と感じたのも事実です。

あれだけ大好きだった会社ですが、ではもし今、また元の会社員の生活に戻れ・・・と言われたら
僕は100%の自信をもって「それは絶対に出来ません。」と答えることでしょう(笑)。
というより、絶対にムリです。

それは何も仕事自体が嫌だとか、そういう単純な理由ではなく、
大好きな会社に勤めるサラリーマンだった8年前の僕と、今の自営業者の僕とでは
仕事に対する価値観も、考え方も、向かっている方向も全てが変化しているため
もう元には戻れない、というより戻らずに前に進んでいくことのほうが
自分にとっては心地良い環境であるため、その歩みを止められない・・・
という表現が適切だと思います。

僕の場合は、自分の意志というよりは、家業のことや家族の死、介護など
自分以外の不可抗力のようなものが重なって会社員生活にピリオドを打つ形になり、
ある意味それは大好きな仕事、大好きな会社だった故に
当時は、不本意な気持ちも少なからずありました。

しかし、このブログではよくお伝えすることなのですが、
その不可抗力のような宿命の大きな流れを一旦は引き受けて、受け止めて、
抵抗せずに流されてみると、意外なほど、他の道が自分にピッタリ合っていた・・・ということは
よくあることで、僕の場合も、まさにその通りになりました。

今のナカトリモチという仕事、生き方、人生は僕にとっては最適な道であり、
何の無駄な力みもなく、等身大で歩んでいける人生そのものです。
(その分、局アナ時代よりブログはもっと辛口、毒舌になってしまいましたが、笑)

だから起こってしまった過去の出来事、今、目の前で向き合っている事実は、
既に起こってしまっているのですから、それを覆すことは絶対に出来ませんし、
だったら先ずはそれらを一旦、全て受け止めて、受け入れて、
その時、その時、自分が何が出来るのかを一生懸命に考えて、やれることをやるのみ。

とても簡単なことのように思えますが、実際、こういうハプニングとか
予想外の出来事が自分の身に降りかかってくると、途端にオロオロと動揺して
冷静さを失っておかしな言動に走ってしまう似非スピリチュアリストや
物知り顔でそういうことを語っている連中も多いので、
こればかりはイレギュラーが起こるタイミングを待って、その人の本性を見極める他ありません。

*「素直に諦め、受け入れる強さ。~発展的な諦めもありますよ~」
*「ずっとお先真っ暗、八方塞がりの人生なんてありません。」
*「結果を受け入れるのも覚悟がなければ偽物です。」
*「不幸と感じる時こそ、その不幸を受け入れましょう。」

何はともあれ、過去に必要以上に執着したり、いつまでも昔のままがいいと願うのは
その時点で全ての成長がストップして停滞している証拠でもありますから、
人は常に変化し続けるものだ・・・という、この世の大原則を冷静に受け止めて
今の自分の立ち位置を見つめることが大切だと感じています。

またその逆で、「昔はこうしてくれたから。」と、いつまでも昔の付き合い方、
昔の思い出ばかりを引き合いに出し、相手はとっくに人生の価値観もライフスタイルも
変わっているにも関わらず、馴れ合いで色々な図々しい要求をしてくる輩も多いものです。

人は常に良くも悪くも変化し続けるものであり、
今と昔では全く違うスタンスであることも多いので、
そこを昔の馴れ合いで甘えてしまったり、必要以上のことを要求するような不細工とは、
どこかでしっかり距離を置いて関わらないようにしていく工夫も必要です。

過去の栄光や過去の馴れ合い、繋がりだけに依存して
今を生きていけないタイプの人たちは老若男女問わず、どこにでも存在するものですが、
そういう人たちは、今をしっかり生きていないために、
たとえ交流を持ったとしても、発展的なものに繋がることはありませんから、
僕の場合は、どこかでその関係性にピリオドを打つ対策を考えます。

よく中途半端な人情だけが優位に立つスピリチュアリストや治療家、その他の類のたちの中には、
「人とのご縁を切るだなんて発想はしたくないし、そういう表現は使いたくありません。」と
本当に甘っちょろい「情」だけを世間に訴えて良い人を演出する陳腐な手法に出がちです。

しかし先ほどお伝えしたように、人は良くも悪くも常に変化するものですから、
その変化に伴って、本人が成長しているのであれば、必ず人付き合いの新陳代謝は
どのように気を付けていたとしても起こるものですし、
それこそが何よりの成長の証でもあるため、上っ面の情だけには左右されずに
全ての変化を受け入れるのが、良識のある聡明な人たちの生き方でもあります。

今と昔は違うものであり、人は良くも悪くも常に変化し続けるもの。

当たり前のことですが、これに厄介な感情を用いて
いつまでも過去の思い出や過去の関係性だけにすがって生きていくような惨めな姿は
どこからどう見ても幸せには映りませんし、
逆に周囲の人たちに不細工な悪臭をまき散らすだけですから、
僕は過去にこだわり過ぎる人たちとは絶対にお友達にはなれません。

どちらの人生をお好みで、どちらの人生に寄り添って生きていくのか・・・。
それは全てあなた次第ですよ。

ふと、古巣の職場にお邪魔して、今の自分の生活の有難さを振り返る良い機会になりました。


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