山野本竜規の続・ナカトリモチ日記

土曜日の夕方までが勉強会、その後、折角秋田での開催・・・ということで、
地元秋田の参加者の方が、選りすぐりの温泉宿に皆で泊まって、
翌日、観光がてらそのまま解散という、なんとも充実した内容の１泊２日でした。

このプロのカウンセラーのためのワークショップは、
その名の通り、職業は問わず、既にプロとして活躍しておられるカウンセラーを対象に
少数精鋭で２年ほど前に沖縄と福岡で実施させてもらったワークショップですが、
そのうち、福岡でこの講座に参加されたメンバー５名が、
その後も有志で集まって定期的に情報交換や近況を兼ねて交流を続けておられ、
その流れで、年に２回、正式な形で勉強会を重ねていこう・・・という経緯で始まりました。

この勉強会は僕からの提案ではなく、
参加者の方の自発的な熱意と継続する力そのものが生み出した個人的な勉強会であり、
東京、秋田、兵庫、福岡など全国各地にお住まいのメンバーが
年に２回、どこかの地域で集合して、お互いの近況報告を兼ねて
今、向き合っている課題や、カウンセラーとしての在り方についてシェアリングしていく、
とても有意義な交流となっています。



これまで皆が集まりやすい東京で、このプライベートの勉強会を開催することが多かったのですが、
そのうち、「それぞれが生活している地域や、他の地域でも集合してみたいね。」と
色々な楽しみを見出しながらの勉強会開催に発展していき、
今回は、山形県出身で現在、秋田県に住んでおられるTさんの地元で開催・・・という流れになりました。

勉強会と言っても、皆、既に顔なじみのメンバーで、
おまけに僕を除いて、５名のメンバーはLINEを通じて定期的に交流をしているので
本当に年に２回の同窓会というか、それに加えて、お互いの仕事の中での課題や
今後の展望などを発展的に話し合っていく機会になっており、
今回は、秋田在住のTさんが、米どころ秋田のおにぎりや、僕が大好きないぶりがっこ、
その他の美味しい料理をお弁当として持参して下さり、
とても和気藹々とした雰囲気の中で、勉強会が進んでいきました。

ただ、身内同士の馴れ合いには絶対にならない関係性のため、
普通の人付き合いでは、絶対に言ってくれない厳しい言葉や耳に痛いことも、
このメンバーの間では、しっかりと伝え合えるような間柄ですから、
和気藹々プラス、時々、かなり厳しく、大変な言葉も飛び交い合ったりします。

これが本当の勉強会であり、お互いが向上するために必要なシェアリングだと感じています。

このようなシェアリングや近況報告、そしてこれからのそれぞれの立場での
カウンセラーとしての在り方や、活動の展望などを終えると、
既に夕方前になっており、その勉強会が終われば、
あとは年齢性別、職業の垣根を超えて、純粋に旅行を楽しむ・・・という
とてもベストな距離感、関係性でもあります。



折角、秋田に来たのであれば、
勉強会後は、修学旅行のように皆でどこかで楽しく過ごせる場所で宿泊する話になり、
もう半年以上前から、秋田在住のTさんが、その宿のリサーチと予約をして下さり、
６名が乗ることが出来るワゴン車を借りて、Tさんの運転でいざ出発。

秋田市内からは車で約２時間ちょっとかかる、
山奥の秘境と呼ばれている温泉宿へ向かいました。

もう、ワゴン車に乗ってからは、本当に修学旅行のように楽しくて、
それぞれの面白おかしい話や個人的なこと、仕事のことなど、
とにかくノンストップで喋る、笑う・・・の繰り返し（笑）。





４月も半ばを過ぎているのに、山はまだ雪化粧をしており、
眼下には田沢湖が広がって、ちょうど夕日が沈むところでした。

Tさんによると、この時期、曇りや雨など天気が安定しない日本海側の秋田では、
ここまでくっきりと空が晴れ渡って、夕日が落ちるところを眺められるのは本当に稀なんだそうで、
この展望台にも、僕たちとは別の車の地元秋田の方がわざわざ車を降りて
その夕日を写真に収めていたほどなので、本当にラッキーだったんだな・・・と思いました。

山と湖の奥に沈んでいく、はっきりとした夕日は、これまた格別でした。





そして、この展望台から更に車を走らせ、しまいには
道が未舗装の砂利道を通っていくような山奥まで入っていくと、ようやく、その日のお宿に到着。

乳頭温泉として全国的にも有名な、秋田県の秘湯・鶴の湯温泉です。

地元・秋田の方でも「一生に一度は足を運んでおきたい」と思われているほど人気の高い宿で、
なかなか予約も取れない宿でもあるそうです。

そのような理由から半年前に、Tさんがわざわざ予約して下さっていたんだな・・・と
この宿に到着して、その理由がようやく理解出来た次第です。

本当に山奥の奥にあって、自然の音以外、何も聞こえない秘境で、
おまけに建物も趣きがあり、白濁色の乳頭温泉は、この宿だけでも３～５種類の
全く違う源泉があるため、温泉好きには本当にたまらない宿でもあります。

ちなみに僕、夕方過ぎにチェックインして、翌日のチェックアウトまで
合計４回、色々な温泉に入りましたから（汗）。

お風呂も小さな湯船のものから、大きな露天風呂まで大小様々で、
おまけに源泉が違う、色々なタイプの温泉に入ることが出来たため、
温泉のテーマパークのように、心ゆくまで楽しむことが出来ました。





温泉だけではなく、食事も山菜料理をメインにして男性でもおなか一杯になるほどの
数々の美味しい料理が並びました。





食に大満足、温泉に大満足、会話に大満足、大自然に大満足・・・。

もう、これ以上、ご説明しなくてもその良さが十分に伝わってくるほど
とにかく素敵で居心地の良い宿でした。

メンバーは僕を含め６名で、男性が２名、女性が４名だったので、
部屋も男性陣と女性陣に分かれて、それぞれの時間を過ごしましたが、
僕は食事と温泉に大満足して、同室の参加者・Uさんとゆっくり会話をした後は、
いつの間にか、ぐっすり夢の中・・・。



温泉宿って、本当に不思議な魔力！？のようなものがあり、
前日の夜、あれだけお腹いっぱい美味しい料理を食べていたにも関わらず、
朝になると、しっかりお腹が空いて、これまた美味しい朝食を全部平らげてしまうという（笑）。

だけど、これが本当の自然のサイクル、身体の素直な反応なのだろうな・・・と、
短い時間ではありましたが、大自然の中に身を置くと
しみじみ、そのことを身体を通して実感することが出来たような気がします。





日曜日、つまり昨日は昼過ぎに秋田市内に向かい、海沿いのタワーへ。

ここからは秋田市内や、晴れていれば遠く男鹿半島が見えるということで
早速、タワーに上ってみると、運よく一時的に晴れていて綺麗に男鹿半島が見えました。

そして秋田では有名なババヘラアイスもオーダーし、
見事なバラの形のアイスクリームをおばちゃんが作ってくれました。

最近はババヘラアイスに対抗！？して、「ギャル」ヘラアイスも登場している・・・と
Tさんがおっしゃっていました。

ババヘラ、ギャルヘラ、もしかしたら、ジジヘラ（汗）と選択肢があったら、
やっぱり僕は親しみを感じるババヘラがいいかな・・・と個人的に感じた次第です。

このように１泊２日のプロのカウンセラーのための勉強会から
自発的に生まれた勉強会in秋田は、
とても濃密で楽しい内容となり、僕はその日のうちに羽田経由で夜遅くに
沖縄の自宅に戻ってきました。

次回は１０月に開催が決定しており、今度は僕が生活している沖縄での実施となるため、
今からとても楽しみにしています。

このような自発的、積極的に自らの職業の在り方や、
今後の展望などをしっかりと見据えて切磋琢磨していく意識が高い人たちが集まって
何かしらのことを共有する・・・という機会は、
最初のキッカケであるワークショップを主催した
僕にとっても本当に有難いことだな・・・と感じています。

それぞれが、それぞれの立場で出来ること、向き合うべきことを
毎日、毎日、積み重ねながら、お互い成長できるよう、
これからも、この定期的な集まりは、大切に出来たらいいな・・・と素直に思えた
１泊２日の楽しい思い出でした。


＊お知らせ＊
＊４月２３日（土）・神戸ナカトリモチ勉強会参加者募集中です。
＊５月１５日（日）・愛知ナカトリモチ勉強会参加者募集中です。
＊山形タガマヤ村・座敷わらし体験談。
＊僕が胸を張って、皆さんにご紹介したい人。
＊県内、県外の土地家屋の鑑定、お祓い随時受付しております。
＊霊視個人セッションお申込みについてのご案内は、こちらです。
＊ジョンのリーディング、スカイプ鑑定、随時受付しております。