山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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運を味方にする方法。

2014年02月09日

運を味方にする方法。春(沖縄は既に春です。)は出会いと別れの季節。

僕も、これまでお世話になったパートナーとお別れして、
今日から新しいパートナーとの生活が始まります。
人とのお付き合いではなく、車のことですが(笑)、
車社会の沖縄では、完全に人生のパートナーです。

前回、中古車で購入した、とてもお気に入りだった赤の車。

購入当時から、既にかなりの走行距離(約9万7千キロ)になっていた、
年季が入った車だったのですが
中古車展示場で一目惚れをして即購入してから、ちょうど6年。

来月、車検を迎えるにあたって、
ここ最近、マフラーの調子が悪く、更に走行距離が伸びてしまったため
(約14万キロでした。)
「そろそろ買い替えどきかな・・・。」と思っていました。

僕自身、機械音痴なので、勿論、車に拘りがなく
「とりあえず快適で、フツ~に乗れたらOK!」という程度の関心の低さのため、
車を探すとなっても、なかなか積極的に買い替えをしようとは思えず、
ずっと動けずにいたのですが・・・。

ここ最近は、いよいよエンジン音がうるさくなってきて、
「さて、重い腰を上げて車探しをしようか。」と思って動き始めた初日、
すぐに新しいパートナーと出会ってしまいました。
またまた一目惚れです(笑)。

運を味方にする方法。

前パートナーが赤色だったので、
「今回は、もっと明るい色がいいな~。」と思っていたら、
僕が大好きな黄色のコンパクトカーが、
前回の中古車購入時と、ほぼ同じ値段で販売されていたのです。
(他の中古車の価格に比べると、とても安いお値段です。)

今回の車も中古車なのですが、
修復歴もなくて、走行距離が8千キロにも満たないものでした。
前回の車より、9「万」キロも違う訳ですから、桁違いの少なさです。

僕もイマイチ、この距離がピンとこなかったのですが、
中古車の平均的な相場、走行距離などを調べてみると
かなりレアなケースであることが、購入を決めたあとに分かった・・・というほど。

車に関してド素人の僕からしてみれば、
これまで何故、ほぼ新品同様で破格の値段の
お買い得の車が売れなかったのか理解できないほどで、
中古車販売店のスタッフの方に尋ねてみると、
「新品同様なのですが、車のことについて詳しいお客さんの場合、
この車は、逆に走行距離が少な過ぎるのと、それに見合わない値段の安さに、
いわくつきではないか・・・と疑ったり、
何か細工がしてあるのではないか・・・と怪しむ方が多くて
長い長い間、買い手が決まらなかったんです。」とのこと。

つまり、何の知識も持っていなかったド素人の僕の場合、
そんなことを勘ぐる余地も情報も何もなく、
ただの直観のみで選んで即購入をした結果、
見事な当たりくじを引いていた・・・という次第で、
「本当にラッキーだったな。」と感じています。

僕自身、この車を見た時、先ずパッと見の第一印象で9割オッケー。

次に実際に運転席に座り、ハンドルを握った時の感覚がパーフェクトかどうか。

この時点で、相性が良いのか、それとも、
なんとなく、しっくりこないのか、どうか等は、本能的にすぐに理解できますし、
僕は、この運転席とハンドルを握った時の感覚で、
自分に合うエネルギーか、どうかを判断しているのだと思います。

なかなか説明が難しいのですが、
人との相性のように、いくら性能や内装や外見、値段が
自分の理想の条件に近いパーフェクトであったとしても、
最後の「なんとなく」という相性が合わない限り、
「是非、お願いします!」とは、ならないのです。

とても曖昧なように思える「なんとなく」なのですが、
それは、僕にとっては、とても大切な「なんとなく」でもあるのです。

この車に関しては、運転席に座った瞬間に、
「もうっ、何も言うことなし。パーフェクト中のパーフェクト!」という
不思議で本能的な直観が働き、僕は、この時点で購入を決めました。

実はその時は、まだ値段が分からなかったので、
「多少、無理をしてでも、この車にしよう!」と一方的に決めて、
いざ、値段を尋ねてみると、
僕が今回の中古車購入額として想定していた値段の約半分、
前回の中古車を購入した時と、ほぼ同額だということを聞いて、
僕はとても驚いてしまい、
これこそ、まさに運命!?の出会いのような、奇跡的な出会いだったのです。

実際に車を見て、スタッフの方に尋ねて、
車購入の意志を伝えるまでの所要時間は、僅か3分弱。

靴や洋服の買い物でも、もう少し吟味するものだと思いますし、
スタッフの方も驚いて、
「あの~、確かにこの車はお勧めなんですが、
車の購入は、他のお店などをまわって何度も吟味したり
他の車と見比べて時間をかけて決めるのが普通なんですよ。
今、無理をなさってすぐに購入手続きしなくても結構ですから、
どうぞ、他のお店も見て回ってから、お決め下さい。」と
逆に心配されて、他店の車も吟味するように促される始末(笑)

でも、僕からすると想定していた値段よりも破格に安いし、
何より、自分との相性がバッチリなのを本能的に感じたので
(お店の方も、正直で素直な方だったので。)
迷いは全くなく、車探し1台目で、
いきなり相性抜群のパートナーと出会ってしまった・・・という流れ。

人との出会いも、ここまでスムースで感動的だったら、
どれだけ嬉しいことか・・・と内心、自分自身にツッコミを入れながら(汗)、
お店に入って、車を見て、5分後には、
既に購入手続きの書類を書いている自分がいました。

僕にとって車の購入は、たとえ中古車で値段が安かったとしても
それなりの大金であることには変わりありません。

だからこそ、余計に慎重になったり、
何度も何度も吟味して決定する・・・という方法があるのも分かりますし、
それが失敗しない大きな買い物の特徴だと思いますが、
僕のこれまでの人生を振り返ってみると、
買い物に限らず、人生の中で大きな決断であればあるほど、
そこまで長い時間をかけて吟味するよりも、
「なんとなく」の本能的な直観、感性で決めて動いているような気がします。

そして、そういう時は、間違いなく、全てが上手くいく方向に流れるのです。

物件選びにしても、大きな買い物にしても、
職場選びや仕事選び、仕事の進退、人付き合いに至る全てのことで
人生を左右する大きな出来事であればあるほど、
あまり頭でゴチャゴチャ考えず、
とにかく本能的な「良い!」という選択肢、感覚を大切にする連続です。

勿論、いつでも、どこでも、この「なんとなく」がパーフェクトに
当たりを引き寄せる訳ではありません。

人によっては、
「自分には直観がないので、自分で選ぶ、自分で決める自信がありません。」とか、
「もし失敗したら嫌なので、なかなかすぐに決められません。」と
最初から諦めて動くことをしない人がいるのですが
(意外に、こういう人たちからの相談や質問が多いのです。)
そうやって躊躇してばかり、動かない理由を責任転嫁ばかりしていては、
いつまで経っても、良い運や流れを味方にすることも出来ませんし、
何より、そんな宙ぶらりんの心の状態、人生の状態は、決して幸せとは思えません。

たとえ「なんとなく」を選んで、それが失敗だったとしても、
寿命じゃない限り、この世で命を取られるようなことはありませんし、
痛い経験も出費も、人生の貴重な勉強代だと思えば、
全てが活きる経験、活き(生き)金になるものだと思います。

自分の失敗も、痛い出費も、自分の想い次第で、
いくらでも浄化、昇華できるのです。

その際、とても大切なのは、「全てが自分の責任のもとで行う。」という覚悟。

動けないのは、自分で責任を負うのが嫌で、ラクをしたい・・・という
逃げの気持ちが強いからであり、その理由以外、考えられません。

僕の直観、本能的な「なんとなく」の選択肢が
良い方向に働く確率が高いのは、
僕自身が霊能者という仕事をしているからでも、
サイキックな力を専門分野としているからでも何でもなく、
(そんなもの、全て体質の一部に過ぎませんから。)
その陰で、子供の頃から、その何倍も動いて、失敗の連続を経験し、
何度も何度も体当たりしながら、身に付けてきた経験の賜物だと自負しています。

失敗の数は、普通の人以上に多過ぎるほど経験してきましたが、
だからと言って、自ら失敗を好むような物好きでもないので、
なるべくだったら、ラクしてスムースな人生を送りたい・・・という気持ちは、
僕にだって、あります。

ですが、もう、本能的に、体験として知ってしまっているのです。

動き続けていれば、やがて何かが変わる。
続けていれば、何かが変わる。
そして、量を数をこなしていれば、どんなことでも
必ずそれは、いつか然るべきタイミングで、
上質なものに化学変化を起こす瞬間が訪れる・・・ということを。

量をこなしていれば、必ず質が良くなります。

それが自ら実践して動く大切さであり、
逆に言えば、何度失敗しても傷ついても前に向いて進む気持ちがなければ
そこで留まったまま、変化のないまま、ずっと同じことを繰り返すだけです。

自分に自信を持つためには、他の誰でもない自分を裏切らないためには、
とにかく動き続けること、実践し続けること、
変化が見えなくても、失敗し続けても、それでも光を見失わず
淡々と前に進み続けることが必要であり、
それをやっている人たちは、どんな立場の人であれ、
どんな人生を送っている人たちであれ、皆、基本は幸せです。

結果、霊的世界と呼ばれる見えないエネルギーや運の流れ、
大自然などの応援も受けやすくなり、
いざという時の物事がスムースに進むことが多くなります。

そして、その度に感じるのです。

「あぁ、自分はいかに多くの見えないエネルギー、周囲の人に支えられた
恵まれた環境で生かされているのか・・・。」という素直な喜びの気持ちを。

人生は、全て即決という訳ではありませんし、
何の考えもなく慎重に動かない人も、ただのバカだと思います。

ですが、他の誰でもない「なんとなく」という感性、
即決力、直観を磨く訓練は、誰でも意識次第でいかようにでも伸ばせるものですし、
それこそが、自分で自分の人生を、より良い方向へ導き、
より良いものを築き上げていく礎となります。

今回の買い物で、新しいパートナーと共に我が家に戻ってきて、
ふと、そのようなことを感じていました。

皆さんの中にある「なんとなく」は、皆さんが考えている以上に大切です。

その精度を磨くためには、一生涯かけて体当たりの人生という覚悟が必要ですが、
それさえやっていれば、いつかは必ずその精度に磨きがかかります。

そんな僕でさえも、一生涯、その勉強。

この世の人生をより幸せに生き抜いていくためには、
どんな人でも、動いて、実践して、感じて、学ぶしか道がないものです。
だからこそ、楽しい人生なんだと思いますよ。


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Posted by 山野本竜規 at 20:19 │心の在り方 (2,645)▼