山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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逆算する人生、その大切さ。

2013年11月11日

逆算する人生、その大切さ。昨日、沖縄から東京に到着し、
羽田空港から吉祥寺駅までリムジンバスで移動。

今は吉祥寺に滞在していて、これから
電車に乗って近くのお祓い依頼先まで向かう予定で
仕事を終えたら、その足で空港へ直行、
また沖縄に戻る・・・というスケジュールです。

ほんの少しですが、東京の空気をしっかり感じて
沖縄に戻れたらいいな・・・と感じています。

沖縄から東京に向かう際、一度、機内に搭乗してから
機内の故障トラブルが発覚し、後発の便へ振り替えとなったので
通常よりも4時間遅れて羽田空港に到着しました。

本来なら席も、かなり前のほうで窓側だったのですが、
後発便にうんも言わさず振替えだったので
席はほぼ最後部な上、席も3列席のど真ん中。

たださすがにイレギュラーの対応でバタバタしていた
空港職員さんに、ごねてワガママを言う訳にはいかず
(本当はそうしたかったけれど)
大人しく、新しく発券されたチケットの座席番号に座ることにしました。

移動を楽しみの1つとして捉えている僕にとっては
あまり快適ではないフライトで、(とても大人げないのですが(笑)。)
落ち着かない真ん中の席で持参していた本を読んで過ごしました。

まっ、これも長い目で見れば、厄落としというか、
運に貸しを作る、運の貯金と思えばいいのかな・・・と思い、
羽田到着までの時間を過ごしていました。

ほとんど最後部(後ろから2列目)だと、
いつも乗っている前方の席の景色と違っていて
これはこれで、とても新鮮な感じで懐かしい感覚でした。

というのも、最後部周辺の座席というのは、
団体旅行客や超格安チケットの乗客に割り当てられることが多く
学生時代に、いかに安く、いかに効率的に旅行が出来るのかが
生き甲斐だった僕が国内外問わず色々なところへ飛び回っていた際、
ほぼこの最後部の席に座っていたからです。

最後部エリアは、僕にとっては青春の思い出が詰まった席。
そのような意味で、当時からは少しは成長したであろう今の自分と、
未知の世界や色々な人、風景と出会える当時のワクワク感を
振り返る良い機会になったのも事実です。

今の自分を振り返ってみると、
飛行機の座席の位置、過ごし方こそ慣れて変わっていますが、
あの時のワクワク感は、それがプライベートだったとしても
出張だったとしても、変わらず続いているような気がします。

とりあえず、そのような意味で
変にこ慣れてスレてなくて良かったな・・・とホッと一安心。

今の僕は飛行機の席を選べるのであれば、
なるべく前方の窓側、もしくは通路側を指定することが多く
(飛行機を頻繁に利用する会員専用の便利な予約システムがあるのです。)
これは、飛行機が目的地に到着して
なるべく早く到着ゲートに向かいたい場合には、とても有効です。

もともとせっかちで、だらだら並んで長い時間待つのもニガテなので
出張先では、なるべく荷物がかさばらないように
コンパクトにまとめ、機内持ち込みが出来る程度の手荷物にして
飛行機が目的地に到着したら、
ささ~っと手荷物を取り出し、これまたささ~っと足早に到着口を出て
そのまま、空港の外に出るようにします。

通常、大きな荷物を一旦カウンターで預けて
到着後、ターンテーブルから預けた荷物が出てくるまで
空港の大きさ、乗客の多さにもよりますが、
日本国内の場合は、おおよそ10分~20分の間、
海外となると、平均30~40分、長い時で1時間以上待たされることがあります。

これらの時間を考えると、現地で有効に使える時間が
その分、短くなる訳で、そのロスを無くすために
移動を重ねていくうちに、自然と荷物の量が少なくなった経緯があります。

ターンテーブルで20分待ちであれば、
1本早い電車に乗ることが出来て、その空いた時間で本を読める、
または街の散策が出来る、○○が出来る・・・と、
実は、常に浮いた時間で出来ることを考える癖がついてしまっているのです。

僕は計算自体は、算数が得意ではなかったので
とても苦手なのですが
こうやって時間を逆算して
物事を考えたり、空いた時間を作ること、
そこから何かを生み出していくこと、出来ることを考えること自体、
ほぼ趣味の領域で楽しんでいる節があります。

実は、来週控えている海外出張も、荷物を最小限に減らして
機内持ち込みで現地まで向かおうと思っていて、
こうやって時間の無駄を省いていくと、残された時間を
どのように使おうか、また楽しみが増えるので
それはそれで自己満足なのですが、やっぱり楽しいのです。

これっ、無意識でしょうけれど、相当頭はグルグル使っています。
だからこそ、それを終えたあとは、お気に入りのアロマオイルで
心からリラックスできる環境を作り、そのメリハリをつけています。

この逆算して物事を考える、生きていくというのは、
多分、1分1秒の世界で仕事をしていた放送局時代に
鍛えられた感覚だと思うのですが、
僕にとっては、この考え方、生き方が、とてもプラスになっています。

オーストラリアで仕事をしていた時、どんな作業にしても
時間内に、ある程度のことを達成するためには
どの手順で進めていくのが最適か、おおよそ瞬時に理解できました。

まぁ、それが理解できないで動けない人たちが多かったので
(逆算して動くという発想、センスは鍛えない限り発達しないので)
そこで苦労することが多かったのですが、1人でも物事の目標地点と
制限時間の中で出来ることを見据えている人がいるのと、
いないのとでは、作業の効率やその後の結果にも
雲泥の差が出てくるものです。

大人数の料理を作る時も、この手順。
・・・というより、時間制限のある料理の手順、
人の動きを観察していれば、
おおよそ、その人が逆算して仕事が出来る人なのか、
そうではない仕事に向いているのか、
はたまた、そのセンスがあるのかないのかの見分けがすぐにつきます。

煮る、焼くのに時間はこの位かかるから、
その下処理は、なるべく最初に・・・とか、
空いた時間に使った鍋や皿を洗う時間を作ったり・・・と
材料を切る手順、何かをする手順、
全てのことにおいて逆算の連続です。

それでいて美味しく仕上げられるかどうか、
まさに芸術というか、逆算の粋のような過程だと僕は思っています。

そして、それが出来る人、出来ない人の見分けは、
見事なまでにその通りで、
おおよそこれが出来ない人は、
制限時間を求められる仕事、生き方には向いていません。

向いていない代わりに、時間をかけて、
じっくり何かに集中する作業に向いている場合もあるので
団体で仕事を行うよりは、
職人のように1人でコツコツこなせる作業が向いていると思います。

人には得手不得手、それぞれの分野、能力、センスがあるものですが、
出来ることならば、逆算して動くセンスは身に付けておくと、
絶対に損はないと感じています。

男性、女性関係なく、
逆算して動くことが出来る人、目的地点、ゴールを見据えて
時間配分が出来る人は、色々な物事、人生に応用しながら
それを活かして生きているのだろうな・・・と思います。

その逆で、逆算が得意でない人の場合、
おおよそ人生の計画というか目標がぼやけていたり、
意志が弱く、なかなか色々な決断が出来なかったり
AかBか決められなかったり、どことなく悶々とモヤモヤした
残念なエネルギーを放っている場合が多いような気がします。

ただのボケ~っとしている人と、心地良いおおらかさ、穏やかさの
エネルギーを放っている人とでは
一見すると見分けがつかないようでいて、その差は歴然としています。

穏やかで、おっとりだけど、時と場合に応じて
逆算が出来る瞬発力のある人は、男女問わず、
やはり魅力的な何かを放っている人が多いのです。

そして、この逆算のセンス、力は鍛えれば鍛えるほど、グンと
その感覚が増して、色々なことに応用ができるようになります。

勿論、いつも、このような意識、考え方、生き方では
糸がぴ~んと張った状態で疲れてしまうので大変だと思うので、
リラックスする時間、意図的に逆算しない時間というものも大切です。

ですが、人生を見据えた時、あまり悠長に、のんびり構え過ぎる、
もっと言うと、何も考えずにダラダラ生きていくのは
あまりにも勿体ないような気がします。

その根本にあるものは、「もし、今日1日しか人生が残されていないとしたら
自分は限られた時間の中で、何が出来るのだろうか。」という
その時、その時に精一杯心を込めて、今を生きる姿勢です。

それを本当に意識して実践して生きている人たちは、
やはり逆算のセンス、使い方が上手です。

いつも逆算ではなく、ここでは手を抜く、休憩する、頭を休ませる。
ここぞという時は、とことん逆算して動いていく。

そのバランス感覚は、とても難しいものですが、
そのバランスを整えていく過程も、これまた楽しいものです。

それが完璧に出来てしまえば、
この世で人間をやっている意味はなくなるほど
難しく、長く時間がかかるものであり、
それだけ、人生というものは一生勉強だということです。

でも、やはり逆算をして動く、生きる習慣が身に付くと
自分の人生がより豊かに、充実したものになってくると確信しています。

一朝一夕に身に付く感覚ではありませんが、
意識するだけで、今を生きる時間、心を込める瞬間が増えてきますので
その積み重ねこそが、次の明るい人生に繋がる糧となるのではないでしょうか。

逆算して、時々しっかり休む人生。
僕は、とても気に入っていますよ。


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