山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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客にもマナーが必要です。

2013年06月23日

客にもマナーが必要です。昨日は元職場の先輩が金武町まで
ドライブに連れて行ってくれました。

目的は、金武町にある穴場的なカフェに行くことで
沖縄の古民家をそのまま利用した店内で、
庭に自生している野草やハーブなどをふんだんに使った
伝統的な料理をアレンジした料理を戴くこと。

ここ最近、ブログにしてもフェイスブックにしても、
食べ物の写真ばかりが掲載されているので、
「いつも、どこかに食べ歩きに出かけているの?」と思われてしまいがちですが、
たまたまです、たまたま(笑)

確かにこの1~2週間、色々な人に会うことが多くて
外食する機会も増えたのですが、
いつもは自炊が基本で、案外、質素な食生活を送っているんですよ。
(とりあえず言い訳。)

それにしても、昨日訪れた金武町のカフェは、
穴場のカフェで、僕1人では絶対に行こうと思えなかった場所でした。

客にもマナーが必要です。 客にもマナーが必要です。

梅雨明けしてからの沖縄は、見事な青空が広がる夏色の空と海で
車の中から外の景色を眺めているだけでもリフレッシュできます。

お店は、金武町の東海岸沿いの幹線道路から少し内陸に入った
住宅街の一角にあり、場所は分かりづらいのですが、
一見すると、本当に古くから残っている、普通の一軒家です。

客にもマナーが必要です。 客にもマナーが必要です。

客にもマナーが必要です。 客にもマナーが必要です。

地元のおばちゃんたちが数名で切り盛りしているお店で、
数十種類の野草を建物の周囲にある庭から摘んできて、
料理として提供しているので、
料理が出てくるまでに30分以上かかりますが、(うちな~タイムです)
まさに、沖縄の伝統的な料理を味わいながら、健康になれる
健康志向の人にとっては、感激もののメニューばかり。

僕たちが注文したのは、一番人気の長寿定食(1500円)。

基本は野草が中心ですが、
見た目も鮮やか、1品1品、味もしっかりついていて
とても繊細で優しい味付けなので、あっという間に完食でした。

僕は、この食事を戴きながら、
「あぁ、ヒドゥンバリーにいたメンバーは、絶対に喜ぶメニューだろうな。」と
ふと、野菜中心の食生活を送っていた
オーストラリアのメンバーたちの顔が思い浮かびました。

というより、ここは地元の人も、観光客にも
どちらにも人気のお店のようで、
わざわざお店の場所を調べて、訪れている人が多かったような気がします。

このお店は頻繁に通うというより、
何か特別な時、ゆっくり過ごしたい時、
また、県外や海外から大切な友達が沖縄に遊びに来たときに
沖縄の食文化、伝統的な空間、エネルギーを
存分に感じてもらうために案内したいな・・・と感じました。

客にもマナーが必要です。

ここは沖縄、うちなータイム。

駆け足で観光名所を巡る方や、
あまり時間がなく、さっとランチを食べてさっと帰りたい方には
料理に時間がかかるため、お勧めできませんが、
のんびりゆっくり、ユンタクしながら、
時間をかけて過ごしたい方には最適です。

皆さんも、機会があれば、是非、訪れてみて下さいね。

Cafe がらまんじゃく 

このお店で優しい味付けの料理を戴いている時、
先輩と色々な話をしていたのですが、
そこで話題になったのが、沖縄を訪れる一部の観光客の温度差について。

僕が勤めていた琉球放送は那覇のど真ん中にあり、
周辺には色々な飲食店があるので観光客も多く
今回、ドライブに連れて行ってくれた先輩が
ランチを食べに職場周辺のお店に出かけると、
一部の観光客の残念な振る舞いを目の当たりする機会もあり、
その温度差に、複雑な想いになることがあるそうなのです。

沖縄では、本土と違って基本、のんびりゆっくりと時間が流れています。

今回お邪魔したお店でもそうですが、特に郊外に出れば出るほど
料理が出てくる時間ものんびり、おばちゃんたちも料理を作りながら
楽しくお喋りをしながら、美味しい料理を提供しようと頑張っています。

ところが、一部の観光客は、
やはり、このスタイルを快く思わないようで
全て本土基準を持ち込んで、
「料理が出てくるのが遅い。」「店員さんを呼んだのに気づいてくれない。」と
露骨に嫌な顔をして、お店を出ていく人までいるとか。

勿論、これは、ほんの一部の観光客で
おおよその観光客の方は、そのゆったりとした流れ、雰囲気、空間に
「あぁ、これが沖縄、うちな~タイムなんだな。」と
肯定的に捉えて下さっているのだと思いますが、
僕も、その話を聞いて、少しだけ残念な気持ちになりました。

これが、リゾートホテルなどであれば話は別ですが、
家族経営の小さな食堂や、ワンコイン前後で戴ける町の食堂などで
同じサービスを求めるのは、あまりにも無理があるような気がします。

確かにサービス業であるお店側は、
ある程度、客側が満足できるサービス、料理を提供するのが仕事です。

ですが、それを過度に求め過ぎたり、期待し過ぎるのは、
サービス慣れ、上げ膳据え膳慣れ
し過ぎた現代人の特徴の1つなのかも知れません。

全て「やってもらって当たり前。」「サービスされて当たり前。」
「受け取るのが当たり前。」という姿勢、生き方では、
いつまで経っても成長することが出来ません。

「お金を払っているんだから、良いサービスを受けて当然。」

そりゃ、ごもっとも。

ですが、一方的に求める前に、
お金を払う以前に、店側に敬意を払ったり、
ある程度の客としてのマナーを提供するのは、
客としての立派な義務であることも忘れてはいけないと思うのです。

僕はお店側の立場ではありませんが、
お客様は神様ではないと思います。

やはり、お客様だって、1人の人間。
お店側だって、1人の人間。

人と人が向き合う際、一番大切なのは、
お互いに節度を以て、相手を受け止め、受け入れ、
そのうえで、次の何かに発展していく流れになるもの。

一方通行では、何も良い発展なんて期待できません。

これは観光客であろうが、うちな~んちゅであろうが、
どちらでも同じことが言えるのですが、
やはり、そのあたりのことを分かっていない人をたまに見かけると
残念な気持ちになると同時に、
「自分は、あのような振る舞い、気持ちになっていないかどうか、
しっかり居住まいを正して生きていこう。」と
身が引き締まる思いになります。

お会計の時、ぶっきらぼうにお金を渡したりしていませんか?
料理が運ばれてきた時、
ちゃんと店員さんにお礼の言葉、感謝の言葉を伝えていますか?

当たり前のことなのですが、
この当たり前が出来てない人は、比較的多く見受けられます。

客としてのマナーは、他の誰かに教わるものではありません。

たとえ家庭や学校で教わらなかったとしても、
本人が、そこに気づく努力をし、意識を以て変えていけば
必ず素敵なマナーが身に着くはずなのです。

別にパーフェクトなテーブルマナーとか、礼儀とか
そのような堅苦しいものを目指しているのではなく、
必要最低限、人として大切な礼節を身に着ける・・・という意味で、
お客である僕たちが、その意識を持ち続ければ、
上記のような残念な出来事は減ってくるのではないかな・・・と思っています。

この世には神様は存在しません。
何故なら、神様と呼ばれる存在は、この世のものではないから。

向き合うのは人と人。

そして、本当は、その人と人の間に生まれる素敵な交流や、礼節、
心あるマナーの中にこそ、綺麗な美しいエネルギーが宿り、
そこに神様を感じ、見出すことが出来るのではないでしょうか。

美味しい食事を戴きながら、のんびりとした空間で
ふと、先輩との会話の中から、そのようなことを感じた
充実した1日でした。

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