山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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電話帳消失に想う。~繋がる人とは繋がる~

2013年06月21日

電話帳消失に想う。~繋がる人とは繋がる~ 電話帳消失に想う。~繋がる人とは繋がる~

写真は、オーストラリアで生活していた時に、よく眺めていた夕焼け。

山と森、草原以外何もない大自然だけに囲まれた生活だったので
毎日の空の変化を、無意識のうちに感じるようになって
いつしか、こうやって1人、空を眺める時間が至福の時に変わっていきました。

毎日朝から晩まで常に誰かと一緒というタイトな集団生活だったので
1人の時間を作るためには、
せいぜい、宿舎からキッチンに移動するまでの5分ほどの道のりくらいで
その移動途中に、よく空を眺めて、自分と向き合うようにしていました。

日本に帰国して、また文化的、文明的な日常生活に戻ってからは
想像も出来ないくらいなのですが、
当時は、そういった、ちょっとした息抜き、
大自然との繋がりと自分の時間を持てることだけで大満足していたほど、
特殊な環境の中で生活していたんだな・・・と今更ながら実感しています。

ありきたりの感覚かも知れませんが、
「この空は、遠い日本にも繋がっているんだな。」と
懐かしい日本のこと、沖縄に思いを馳せながら
この夕焼けを眺めていたのを思い出します。

物質的、距離的には遠く離れていたとしても、
想いを馳せるだけで、感じるだけで、
懐かしい人たちや、生まれ育った国、大好きな沖縄のことなどが
ふっと近くに存在するように感じられて、
そのことが、大変だった海外生活の中で、
どれだけ僕の心の支えになったことでしょう・・・。

「見えないけれど、離れているけれど、繋がっている。」

この感覚を忘れずに過ごすことが出来たからこそ、
海外での生活も充実したものになったと感じています。

そうそう、オーストラリアで生活している最中、
緊急連絡用として、日本で使っていたiPhoneを持参したのですが、
山奥では電波が届かないため通話機能としては全く役に立たず、
もっぱら、フェイスブックなどを更新する
インターネットのツールとして活用していました。

そんな状態が長く続いたせいか、
それとも、iPhoneがいじけてしまったのか(笑)、
何の前触れもなく、登録していた電話帳のデータが全て消えてしまい、
色々な復元方法を調べたり、周囲の人に聞いてトライしてみましたが
これも上手くいかず、結局、もう一度、ゼロからのスタート。

電話帳には、家族や心友、知り合いなど
最低限必要な人たちの電話番号やメールアドレスが登録されていたのですが
それも全て消えてしまっているので、
こちらからは一切、連絡が出来ない状態でした。

ただ、こういった現象は、ある意味、とても良いリフレッシュにもなります。

確かに携帯電話の電話帳が全て消えてしまう訳ですから、
事象的に捉えると、マイナスのことが多いような気がします。

だけど、逆に言えば、これも人間関係のリセット、
もう一度、帰国後にゼロから、それまでの人付き合いを再確認して、
再構築していく素晴らしいチャンスにもなるのです。

もし、携帯電話の電話帳が全て消えてしまったら、
皆さんだったら、先ず、誰の顔と名前を思い浮かぶでしょうか?

本当に繋がるべき人、必要な人というのは意外に限られていて
そのお付き合いさえ大切にしていれば、
おのずと、そこから必要な人間関係は広がっていくものです。

せっかくのチャンスだったので、
僕は帰国後、敢えて、周囲の大切な人たちに
電話帳のデータが消えたことは伝えずに、
のんびり構えて過ごすことにしました。(今でも。)

何故なら、こちらから本当に連絡を取りたいと思う人がいれば、
なんとかしてでも連絡できる術を探しますし、
その逆で、「あの人と連絡取りたいな。」と思えば、
不思議なくらい、本当に驚いてしまうくらい、
おのずと、その情報が入ってくるようになっているからです。

僕の電話帳のデータが消えて、電話番号も、メールアドレスも
全て分からない状態ではあるのですが、
必要であれば、相手側から、絶妙なタイミングで
電話をもらったり、メールが届いたりする繰り返しで、
これは、これで、自然の流れというか、そういった見えない摂理に
全てを委ねてみる・・・という観点から、
とても心地よいコミュニケーションの広がり方だと実感しています。

本当に大切にすべき人、繋がりたいと思う人、何かを共有したいと感じる人。

所謂、心の底からハッピーを感じる、
または、それを湧き起こしてくれるような人たちが
電話帳に再登録されていくのを、自分自身で楽しみながら
日本での生活を再開していますが、
やっぱり、繋がる人とは、必ず繋がるようになっています。

これが、想いの力、見えない想念だと感じています。

確かに携帯電話は、便利なツールです。

電話帳を開けば、そこにはプライベートな人間関係、
仕事のお付き合い、それ以外も含めて
多くの人の電話番号やメールアドレス、住所などが保存されていますが
果たして、今の皆さんにとって、本当に本当に重要で大切にしたい・・・と思える
名前は、どの位存在するのでしょうか。

人を選り好みするとか、排除するとか、
そういった意味ではなく、
携帯電話の電話帳を整理することによって、
あなたにとっての一番、または、最も心が幸せになれる人たちが
誰なのか改めて知る、素晴らしいチャンスにもなるのです。

ちなみに帰国直後、ほとんどゼロに近かった
僕の携帯電話の電話帳の登録数、
ようやく16件を超えたところですが
全て個人的なお付き合いがある人たちばかりです。

仕事関係で必要な連絡先も、以前からあまり登録していませんでしたが、
未だに登録数はゼロのまま。

それでも有難いことに、帰国直後にも関わらず、
お仕事は順調にさせてもらえています。

にわかには信じ難い現象かも知れませんが、
これは、僕が今、体験している紛れもない事実。

僕の人生の基準は、やはり、他の誰でもない自分の心が
「好き」か「嫌い」か、はたまた「YES」か「NO」か、
「動く」か「動かない」か、「上がる」か「上がらない」か・・・。

なるべく自分の心の声に従い、
一般常識などに囚われ過ぎないように優先順位を決めて
行動するようにしています。

自分の本当の気持ちを第一に感じて、
その次に行動に移し、あとは、全てを大自然の流れに委ね、お任せする。

とてもシンプルな法則なのですが、
人はゴチャゴチャと頭で考え、一般常識や理屈で考え、
「感じる」という人間が本来持っている本能を抑えながら
規格通りに生きていこうとしてしまいがちです。

何かハプニングが起こった時、
それを一旦、素直に受け止めることは、とても大切です。

あとは、ゆっくり考えれば、ゆっくり動いていけば、
おのずと次の道が開かれていくもの。

僕たちは1人で生きているようでいて、
やっぱり、周囲の人や見えない霊的世界の存在、
はたまた大自然のエネルギーにしっかり支えられ、導かれているものです。

だから、もっと力を抜いて、ゆるやかに、おおらかに
何かの流れに任せるように、流れるように生きてみるのもありなんじゃないかな・・・と思います。

僕が今、電話帳の件でせかせか自ら動かないのは、
根本に、そのような想いがあるからです。

完全な受け身ではなく、積極的な受け身。

そう、全ては想い次第、行動次第、生き方次第。

繋がる人とは繋がるようになりますし、
起こるべきして起こることは起こり、起こらないことは、起こらない。

意外に人生は、シンプルで、この上なく楽しいものだと思いますよ。

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