山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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食事の魔法。~食べ物のエネルギー~

2013年06月15日

食事の魔法。~食べ物のエネルギー~昨日は、昼間は美味しいお茶を飲みながら、
夜は美味しい食事を戴きながら、
それぞれ別の心友たちと楽しい時間を過ごしました。

こういう命薬(ぬちぐすい)になるような
人、空間、食べ物、時間って、僕の人生にとって、
とても大切な核となる部分でもあります。

海外生活から沖縄に戻ってきて、
まずやりたかったことの1つに、心の底から会いたいと思う人たちと
心置きなく色々なユンタクをしたい・・・という気持ちがあり、
それを全て行動に移しているので、今は大満足。

そうそう、冒頭の和定食の写真のお店、
心友がチョイスしてくれたお店で、とても雰囲気が良く
居心地も最高で、会話も尽きなかったので
閉店間際まで長居してしまったほどです。

僕自身、日本食が恋しくて恋しくて仕方がなかったので
「やっぱり、日本の食事はいいなぁ~。」と何度も何度も
確認するように、吟味するように
大好きな心友と箸を進める瞬間が、
なんとも言えないほど幸せな時間に感じました。

僕は美味しいものがあって、心から信頼できる人たちが一緒に集えば、
それだけで幸せ。

美味しいもの、そして心友たちの存在は、
世界を救う・・・というと大げさかも知れませんが、
僕にとっては、その位、大切で幸せな気持ちにさせてくれる
最高の組み合わせでもあります。

オーストラリアで生活していた頃は、
エネルギーワークが中心とあって、通常はベジタリアン食でした。

所謂、野菜中心で、肉や魚は基本的にNG、
おまけに、スープや出汁に使うブイヨンも動物性のものはダメ・・・。

まっ、一生のうちに、ここまで徹底して
野菜中心というか、肉・魚抜きの生活をするだなんて
滅多にないことですから、これはこれで、
僕にとっては、とても貴重な経験になったと思います。

しかも、ベジタリアンではない、
お肉大好き、魚も大好きな完全肉食系の、この僕が、
ベジタリアンの人たち用に料理を提供する機会が多かったので、
これも不思議な巡り合わせというか、
面白いチャレンジだったと思います。

そうそう、一般的なイメージだと、
ベジタリアン料理って味気ない印象が強いのですが、
工夫次第で、とても美味しくなるものですし、
肉や魚を食べるよりも、お腹いっぱいに感じることもあります。

僕は、この貴重で特殊な海外生活の中で、
食べ物とエネルギーの関係性について、実際、それに携わる立場として
色々なことを学ばせてもらえたので、
本当に良かったな・・・と思っています。

ベジタリアンを人生の主軸に置くのも良し、
はたまた、肉食で生きるのも良し。
それは、やはり、個人の自由だと思います。

だから、それに関しては何も問題はないのですが、
僕が料理を作る担当者として、
殊、エネルギーワークを主軸においてベジタリアンを通す人たちの特徴を
毎日のように目の当たりにして感じたのは、
あまりにも徹底した菜食主義者や、食材の好き嫌いが激しい人、
こだわりが強い人ほど、エネルギーの状態が良くなく、
心も身体も、あまり健康には見えなかった・・・という点です。

誤解のないようにお伝えしたいのですが、
徹底的にベジタリアンを通す全ての人たちが
上記のようなタイプに当てはまる・・・という訳ではなく、
割合として、とても多いように感じた・・・という個人的な経験を基に
このように表現しています。

僕は、エネルギーワークを主体とする学校のスタッフという立場で、
ベジタリアン料理を作る担当が他のスタッフたちより格段に多く、
世界各国からコースを受けにくる人たちがいて、
その人たちのために、なるべく美味しいベジタリアン食を準備する
スタッフの取りまとめ役を担当した時期があったのですが、
その時、参加者に向けて、「どうしても食べられないものがあれば知らせて下さい。」と
最初に案内をしなければなりませんでした。

これは、食物アレルギーに対応するためで、
個人個人の好き嫌いを尋ねるものではなかったにも関わらず、
明らかに何十項目もの種類の野菜や食材を
「食べられない」と回答する人たちもいて、
「一体、誰だろう?」と、その本人に直接会ってみると、
「あぁ、心も身体も健康ではないな。」と一目で分かるほど
何かが偏ったエネルギーの人たちばかりでした。

こういう場合は、スタッフたちと相談して、
アレルギー以外の好き嫌いは一切受け付けない・・・と決めて
約125名分の食事を作りながら、その場を乗り切っていましたが、
提供すれば、しっかり食べてくれるので、
「な~んだ、やっぱり、ただの好き嫌いか。」と
半分、胸を撫で下ろし、半分、力がぐったり抜けて
また次の時間の食事を担当する・・・という繰り返しでした。

食べ物に罪はありません。

むしろ、肉にしても、魚にしても、野菜にしても、
全て大自然からの恵み、エネルギー、命を戴くことで
僕たち人間は、生きていけるのです。

僕たち日本人は、そんな全ての「命」「恵み」に対して
畏敬の念、感謝の気持ちを表す
「いただきます。」という言葉と想いを、
提供された食べ物に伝えて、美味しく戴く・・・という精神が
しっかり根付いています。

その「いただきます。」は、本当に魔法のことばで、
それだけで、目の前に出されている食べ物のエネルギーはアップし、
あなたの血となり、肉となり、生命力となり、
あなたの人生を支えてくれる活力に繋がります。

そして、食べ物を「美味しい!」と実際に口に出して戴くと、
それだけで、食べ物の波動、波長、エネルギーも上り、
本当においしく、幸せな気持ちで戴くことが出来ます。

勿論、根本的に、あまり美味しくない味付けというものも存在するのですが、
それを「マズイ!」と表現するよりも、
「うん、美味しい。」「そしてもっと調味料を足したら、更に美味しくなるだろうね。」と
表現すれば、それだけで、全てが良い方向へ流れるものです。

とてもシンプルなことなのですが、
提供された食事は、なるべく美味しく戴けるように
食材そのもの、そして料理を作った人に対する
感謝の気持ちを伝えること、
そして、何より、目の前にある全ての食事が
自分の良い栄養素、エネルギーに変わっていく・・・と
なるべく明るく楽しい気持ちでいることで、
全ての食事は、素晴らしいものになっていくものだと確信しています。

僕自身、
あれだけ健康のため、清浄なエネルギーを保つために
徹底した食材選びをする菜食主義者の人たちが
何故、不健康なエネルギーを放ち、あまり歓迎できないような生き方をする人の
割合が多かったのか、不思議でならなかったのですが、
要するに、そういうことだと思います。

何度でもお伝えするように、
僕は、ベジタリアンだろうが、肉食だろうが、
そのどちらを選ぶのかは、本人の自由だと思っていますし、
そのこと自体に優劣なんて存在しないと思っています。

ただ、どちらであろうが、
食事を戴く際の言葉かけ、心持ち、エネルギーの保ち方次第で、
その食事の栄養素は、よくも、悪くも、その人にとって
ダイレクトに影響があるのだな・・・と
これまでの経験で、しっかりと学ばせてもらいました。

美味しいものは世界を救う。

そして、それを心の底から大好きな人たちと一緒に戴きながら
楽しい時間を共有するだけで、
僕はこの上ない幸せを感じることが出来ます。

沖縄の命薬(ぬちぐすい)という言葉は、
食べ物だけを指す意味ではありませんが、
本当に奥深く、的を射た表現だと感じています。

アレルギーや病気に関わること以外で、
食材を選り好みし過ぎたり、こだわり過ぎたりする生き方は、
確実に、その本人のエネルギーを下げます。

自由な人生の選択肢まで狭めてしまっているので
本来は、健全で心身共に健康な人生を目指していたはずなのに、
全く真逆を行ってしまっていることに、その本人が気づかないまま
過ごしてしまうケースも多々見受けられるのですが、
こればかりは、本当に、その人の生き方次第。

全てとは言いませんが、案外、味覚や食に対するセンスって、
このように生きるセンスにも通じているところがあると感じています。

美味しい食べ物と、明るいエネルギー、
そしてそれらを共有できる人たち。

幸せの源泉は、そういうところから湧き出てくるものです。

今日、皆さんが戴く食事、食べ物、飲み物、
ほんの少しの時間、瞬間でも結構ですから
意識を変えて、気持ちをもって、
「いただきます。」と、伝えてみてはいかがでしょうか。

きっと、そこから、素敵な魔法が生まれると思いますよ。

*お知らせ*
6月16日(日)13時半~、帰国後初の沖縄勉強会、参加者募集中です。

7月14日(日)13時~福岡・ナカトリモチ勉強会、参加者募集中です。






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Posted by 山野本竜規 at 07:52 │心の在り方 (2,645)▼