山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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遠い日本を想う。

2012年10月30日

遠い日本を想う。昨夜は週に1度だけ存在する
夜のエネルギーワークがオフの日でした。

通常夜7時から10時前の間は
エネルギーワークの時間帯で
たった数時間ではありますが、
このように自由に使える時間があるのは嬉しい限りです。

そんな昨夜は、貴重な数時間のオフを有効活用しようと
7~8人で食堂で集まって、あることを開始。

皆でポップコーンやお菓子を用意して、やることと言ったら・・・。

そう、映画鑑賞。

遠い日本を想う。 遠い日本を想う。

しかも今回の映画は、日本を代表する
スタジオジブリの作品の1つ、もののけ姫。

もののけ姫は、特に古くから日本人が持っていた大自然への畏敬の念や
日本人特有の自然観、生活観を表現している作品なので
外国の人たちには、少し理解し辛い部分もあるのかな・・・と感じましたが
それでも、やっぱりジブリ作品は海外でも大人気で
今回は、シドニーからスタッフとして参加している
宮崎駿ファンのマーガレットが、わざわざDVDを
ヒドゥンバリーまで取り寄せてくれたのです。

他にもナウシカや魔女の宅急便、トトロなどがあるのですが
それは次回以降のお楽しみ。

ジブリ作品は何回観ても、その度に
色々な発見や感動があって楽しいですよね。

久しぶりに、もののけ姫を観て
あの日本の原風景、日本らしさを思い出し、
遠い日本を感じながら、映画を観終わったあとも
じんわりとした温かい余韻が僕の中に残っていました。

今、このように海外、しかも都会ではなく
周囲には文化的なものは何1つ存在しないような
大自然の中で生活していて、
その自然の厳しさ、優しさ、美しさ・・・全てを実感しながら
改めて、僕が生まれ育った日本という国を見つめる毎日です。

海外で生活しているからこそ、強く感じるのかも知れませんが、
やっぱり、僕は日本という国、日本という国土、
日本人という国民性が大好きなんだな・・・と感じています。

そしてまた、海外で生活していると、
自分の国だけではなく、その他の国にはその他の国の文化があり
国民性があるので、それらを含めて
日本も、他の国も好きになっていく過程が、
僕には、とても心地よく感じます。

オーストラリのヒドゥンバリーで働くスタッフ約30人のうち
10数人がオーストラリア人、その次に多いのがアメリカ人、
そしてイギリスやスウェーデン、スイスなどのヨーロッパ、
ごく少数が日本や香港、シンガポールという割合。

文化も違えば、言葉も、それぞれの人生背景も違う人たちが
1日の休みもなく毎日顔を合わせて共同生活を送っているのですが、
たとえ、それぞれの背景は違っていたとしても、
ここでは、やっぱり、皆一緒なのです。

そして、それぞれの良い部分を出し合って
それぞれが持てるベストを尽くしていく毎日を続けていると、
良い部分も、そうでない部分も全部出し切っているからこそ
本当の意味での1つのチームに
仕上がってきているような気がします。

勿論、全員同じ歩調、同じ意識、同じ段階ではなく
まだまだ足並みはそろっていませんし、
全てが整うなんて思ってもいませんが
それでも確実に、1つのチームが出来上がっているのです。

これも、ある意味、ヒドゥンバリーという1つの国のような感じでしょうか。

このヒドゥンバリーという小さな国を卒業する時、
僕自身、一体、どんな素敵な体験、経験を自分の中に刻み込んで
また、自分の本当の国に戻ることが出来るのか。

今はただ目の前のことに集中しながら、
遠い日本と遠い帰国の日を楽しみにしています。


Posted by 山野本竜規 at 08:13