山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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仕事の仕方。

2009年08月26日

昨日は、昼過ぎから
久し振りに1人で寝て過ごしました。

福岡に帰省してからの
疲れが溜まっていたので
葛根湯を飲んで、ひたすら寝る・・・、
これが、僕にとってベストな回復方法です。

これは、子供の頃からの
体質なのですが、
僕は年に数回、
疲れが溜まり、ピークに達すると
リンパ腺が腫れて
耳や歯が痛くなることがあるので
そういう時は、
中耳炎などに悪化しないように
早めに対処するようにしています。

学生時代は、
受験勉強や期末試験前後、
社会人時代は、
特別番組や
大切な中継の前後・・・など
何か、大きな節目に差し掛かると
必ず、リンパ腺が
悲鳴を上げていたほどですが、
これも、僕の体質の一部。

ゆっくり休めば、
すぐに元通りになるので
これまで、
何度か痛い目に遭いながらも
自分なりの対処方法を
身に付けてきました。

ここ最近では、
半年ほど前、
母が病気で倒れて
その後、父が亡くなり
神社の組織改編や
色々なモメ事の渦中にいる時、
一度、リンパ腺が腫れて
病院で点滴を受けたのが
最後です。

ただ、同じ
リンパ腺が腫れるほどの疲労でも
全て同じ感じ方・・・
という訳ではなく、
心地良い疲労感と、
嫌な疲労感に
分けられます。

どうせなら、
心地良い疲労感で
リンパ腺が腫れて欲しいものですが、
(勿論、腫れることがないのが一番です。)
長い人生の中では、
時には、嫌な疲労感を伴う
症状も
経験しなければいけない時が
あるものです。

でも、今回は、
心地良い疲労感。

普段、神社を
サポートして下さる方々や
周囲の家族への
感謝の気持ちを抱きながらの
疲労感なので
身体と頭は疲れていましたが、
魂は、とてもイキイキ、
明るく、充実しています。

僕も、生身の人間ですから
許容範囲以上のことを
こなそうとすると
必ず身体に無理が生じます。

沖縄から福岡に移動してから
神社の大きなお祭りや
霊視個人セッション、
高千穂参拝ツアーが重なった上、
福岡では、毎日、
母に付き添いながら
日々の生活のケアをするように
しているので、
自分の時間が持てません。

そのような生活が
続いていた為、
連日の疲れが積み重なったのか、
高千穂ツアーが終わった途端、
首から耳のあたりの
リンパ腺が痛み出して
「あぁ、そろそろ、来るな・・・。」と
感じたので、
昨日、昼までの用事を済ませて
神社のスタッフに母を預けた後、
ようやく1人になって
家でひたすら眠り続けました。

ワガママかも知れませんが
強制的にでも
1人の時間を作らないと
身が持たないことがあるのです。

弟と母が
夕方過ぎに帰宅し
目が覚めたのですが
その頃には、
本当にスッキリ。

これまでの疲れや
リンパ腺の痛みが
ウソのように取れていて
1人の時間を作ること、
ゆっくり眠ることの
大切さを再認識しましたね。

ほんの少しでも
1人の時間を持つこと、
そして、ゆっくり眠ること。

これが出来れば、
僕の魂は、
すこぶる元気になるんだな・・・と
改めて実感しましたし、
これまでも、
このような実践をして
不調になりかけた
身体を元通りにしてきたので
ゆっくり休むことが
どれだけ重要なのか、
特に仕事人間の方に
理解して頂けたらいいな・・・と
思っています。

よく、「忙しい、忙しい。」と
言いながら
本当にせわしなく
動き回っている人を見かける
ことがあります。

僕も会社員時代、
こういったタイプの人と
一緒に仕事をすることが
ありましたが
正直、同じ空気を吸いたくないほど
テンションが下がったものですし、
僕が仕事相手を
選べる立場だったら
絶対に、一緒に
仕事をしたくないタイプです。

本当に忙しい人は、
「忙しい」と言っている暇が
ありません。

そして、目の前にある
やるべきことを
淡々と、爽やかに
1つ1つ取り組んでいます。

逆に、「忙しい!忙しい!」と
悲壮感を漂わせて
動き回っている人に限って、
世の中の不幸を
全て1人で背負いこんでいるような
近寄りがたい空気を
放っているものです。

よ~く観察してみると
こういう人に限って
無駄な動きが多く、
自分で全ての
余計な物事を背負い込んで
しまっています。

真面目で一生懸命なのは
理解できますが、
あくまで仕事は淡々と
効率よく、こなしていくもの。

そして、組織や団体は、
たとえ1人が欠けたとしても
どうにしかして
回っていくものです。

「自分がいなければ・・・。」と
強く想い過ぎて
なかなか周囲の人に
仕事を任せることが出来ない、
効率の悪いタイプの人は、
「仕事人間」ではなく、
「仕事依存人間」だと
思うのです。

もし、その人から
今の仕事や、役職、
肩書きを取ったら
何が残るのでしょうか・・・。

きっと、もぬけの殻状態で
生きる気力を
どんどん失っていくことでしょうし、
それでなければ、
いつまで経っても
過去の実績や
自慢話しか出来ない、
今を生きていないような
つまらない人になるでしょう。

仕事は、
情熱や、遣り甲斐を持ちながらも
世のため、人のため、
そして、何より
自分自身のために
淡々と、効率よく
こなしていくものです。

僕は、これまでの10年間、
放送局という職場で
本当に素晴らしい経験を
沢山させて頂いて
出会ってきた方々には
本当に感謝しているのですが、
それでも、あくまで会社は、
僕の長い人生の
延長線上の一部でしか
ありません。

会社や仕事が
全てではなく、
僕自身の人生が主体です。

だから、実家の都合で
大好きだった職場を
自ら離れる時も、
生きる希望を失うどころか
むしろ、これから
起るであろう
素晴らしい出来事に
想いを馳せながら
イキイキと再出発できたのだと
思います。

今、目の前にある仕事、
職場環境に悩まれる方は
本当に多いと思いますが、
それが、本当に
あなたが真剣に悩むべき
ことなのでしょうか・・・。

仕事や会社、
職場の人間関係は、
あくまで
あなたの長い長い人生の
ほんの一部分に過ぎません。

もっと、仕事以外の
自分自身の人生に
目を向ければ
明るいこと、楽しいこと、
そして、何より
自分がやるべき本当のことが
もっと明確に
見えてくるものです。

そんな僕でも、
社会人になりたての
新人の頃のもっぱらの悩みは
8割が仕事のことでした。

仕事をする・・・というのは、
本当に素晴らしいことです。

しかし、仕事のことを
真剣に考える時期は
あってもいいかと思いますが
あくまで、僕たちの
人生の主体は仕事ではなく、
「どのように
 明るく、楽しく生きていくのか」です。

皆さんにとっての
仕事の仕方、
もう一度、見つめ直してみては
いかがでしょうか。

きっと、あなたの人生が
より良く見えてくると
思いますよ。

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Posted by 山野本竜規 at 06:13 │心の在り方 (2,645)▼