山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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拝みなさい・・・、聞き飽きました。

2009年08月08日

写真は、バンコクに行った時に立ち寄った
エラワン・プームという有名な祠です。

大都会の中にポツリと佇む
その祠は、「願いが叶う」と評判で
中国や香港からもツアーで団体客が
訪れるほどの人気です。


皆さん、暑い中、
一生懸命、お祈りをされているのですが、
その姿が尊くもあり、
また滑稽でもあり、
なんだか複雑な気持ちになりましたね。

祈る行為は、
崇高な、尊いものと
繋がるために
人の想いを強くさせる意味でも
とても大切だと思います。

だけど、
祈る前にやるべきこと、
拝みをする前に
やるべきことは
この世を、しっかり見据えて
現実社会で、
真っ当な生活を送るために
努力することだと
思っています。

実は、今日から3日間、
霊視個人セッションなのですが
セッションを受けられた方の中に、
「あなたは、拝みをしないから
 不幸なんだよ。」と
怪しいユタもどきに言われて
少し気になっていた・・・という方が
来られていました。

本当に、お気の毒に・・・。

拝みをしなかったら、
不幸になる?

いい加減、その騙しの
根拠のない常套句、
聞き飽きました。

いつも感じることなのですが、
このような
根拠もないデタラメを
言いふらすユタに
直接会って
思いっきり喝を入れたくなるほど
馬鹿げています。

拝みをする前に、
現実社会の中に
しっかり身を置いて
真っ当に生きていきなさい・・・と
その怪しいユタを
強く諌めたいほど
馬鹿げています。

祈る行為、拝む行為は、
とても崇高で
純粋なものですが
だからと言って
それを仕事にしたり、
ましてや、
他の生活を犠牲にしてまでも
やる必要なんて、
全くありません。

そのような仕事は、
神社の神職や、
お寺の住職が
仕事としてやればいいだけのこと。

どうも、ここ最近、
間接的に
見聞きするユタの
ほとんどは、
このような怪しい人が
多いような気がします。

そして、もし、
そのような人に
不幸にも!?出会った場合、
しっかりと、
その人の人柄、言動を
観察して欲しいのです。

よく、沖縄では
ユタになるような人は
霊感が強くて
現実社会を生き抜けないほど
辛いものだから、
導かれるようにユタの道に
入った・・・と
表現することがあります。

僕からしてみれば、
現実を直視できないような
甘ったれが
ユタになったところで
現実社会から逃げてばかりいる
怪しい人にしか思えませんし、
それこそ、
他の方の人生の道案内なんて
出来る器ではないと思います。

だから、そのような
怪しいユタや霊能者に会って
「不幸になる。」「何かが憑いている。」
などと
脅されたり、嫌な言葉をかけられたり、
不快な思いをされた場合は
適当に、スルーして下さい。

あくまで、
僕たち人間が生きているのは
「この世」です。

「あの世」では、ありません。

「あの世」に
興味があるかも知れませんが、
生きているのは、「この世」。

僕は、霊能者でありながら
ストイックなまでに厳しい
現実主義者でもあります。

妄想のような夢物語や
根拠のない言動が
大が付く位、大嫌いです。

「あなたは、拝みをしないから・・・」

これは、
現実逃避ばかりしている
怪しい人たちの常套句です。

もし、お近くで見聞きされた場合は、
翻弄されずに
適当に聞き流して下さい。

何度も、何度でも
言いますが、
僕たちは、あくまで
「この世」で生きています。

不幸と思えるような
辛い出来事も、
心からの幸せを実感するために
必要なプロセスな場合が
ほとんどです。

だから、安心して、自信を持って
前へ進んでいきましょう。

「拝みをしないから・・・。」
「供養をしないから・・・。」
「霊が憑依している・・・。」

本物の霊能者、ユタであれば、
決して、そのような言葉を
発することはありません。

皆さんの、「本物」を見分ける目、
しっかり、養って
頂けたらいいな・・・と思います。

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Posted by 山野本竜規 at 16:34 │心の在り方 (2,645)▼