山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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居場所、生活、人生は自分で作る主体性が大切です。

2020年03月17日

居場所、生活、人生は自分で作る主体性が大切です。

僕自身、時間がある時に気分転換に出かけるビーチがいくつかありますが、
その中の1つが那覇空港からも近い豊見城市の豊崎美らSUNビーチです。
人工ビーチですが、特に夕日を眺めるには最適で
おまけに飛行機好きには間近で飛行機の離着陸の様子を眺められるので
いつも瀬長島か、美らSUNビーチか、その時の気分次第で
夕日と飛行機を眺めるために、ふらりと出かけます。

個人的には観光客でごった返している瀬長島よりも美らSUNビーチのほうが
のんびりしていてお勧めで、夕方の時間帯は地元の子供たちが
ビーチバレーをやっていたり、ジョギングやウォーキングを満喫している人たちがいたりと
地元率が高く、その雰囲気も大好きです。

全国各地、仕事やプライベートでこれまで色々な地域に出かけてきましたが、
間近のド迫力の距離で離着陸の飛行機を見上げて眺められ、
尚且つ綺麗な海を眺めらるスポットは、日本各地を探しても、
やはり沖縄県のこのエリアしか今のことろ見当たりません。

別に何か目的がある訳ではなく、「よしっ!ビーチに行くぞ!」というほど気合が入っている訳でもなく、
「そうだねぇ・・・ビーチに夕日と飛行機でも眺めに行こうかぁ。」くらいの気軽な感じで
ふらりと立ち寄ることが出来て、
1人の時はただぼんやりと、友人たちと一緒の時はその景色を眺めながら
とりとめもないユンタクを楽しむくらいが丁度良くて、そういう習慣が
生活の一部の中に取り込まれていることに、心の豊かさを感じています。

季節も3月中旬。沖縄県の八重山諸島では既に海開きをしていますし、
沖縄本島もこれから各ビーチで海開きが予定されていますが、
ここ最近はちょっと肌寒い日が続いているので、海を眺めるくらいが丁度良いのです。

僕の場合は、海は泳ぐよりも完全に眺める派。
アルコールアレルギーのためお酒は一切飲めないので、
その代わり冬であれば温かいコーヒーやお茶、それ以外の季節であれば
冷たい飲み物があれば、それだけで十分贅沢なひと時となります。

居場所、生活、人生は自分で作る主体性が大切です。 居場所、生活、人生は自分で作る主体性が大切です。

居場所、生活、人生は自分で作る主体性が大切です。 居場所、生活、人生は自分で作る主体性が大切です。

急に思い立って、ほんの少し車を走らせれば
いつでも綺麗な海と景色に触れることが出来てリゾート気分を味わうことが出来る
沖縄県民であることを心の底から「良かったな。」と感じる瞬間でもあります。

過去に仕事などで他県で海がすぐ近くにあるエリアで生活していたこともありますが、
ここまでの解放感、穏やかさ、のんびりとした感覚を毎回、毎回、
飽きることなく感じられる地域というのは、
僕にとっては沖縄県でしかなく、そのような意味で
「心から好きだと思える場所、相性が良いと思える地域で生活できることって、
それだけで十分幸せなことだな。」と思えるのです。

日常生活においては、例えば仕事をしていたら時には大変なことも、
心底腹が立つことも、心が疲れてしまうこともありますが、
日常生活の中で生じた心のわだかまりを自然と解消できてしまう景色や場所が
すぐ近くにあるという安心感は、日々の生活の支えの1つとなっています。

僕がこれまで仕事で全国各地、色々な場所へ出張して
それなりに頑張ってくることが出来たのも、
「いつでも帰る場所がある。大好きな景色がある。大好きな人たちがいる。」という
自分なりの生活基盤が整っている環境が現実的にも、心の中にもあるからだと
当時から自覚していましたし、
ふと今、病気治療をメインとした生活を送っている中で、ひしひしとそのことを実感している最中です。

帰る場所があるということ、安心して過ごせる自分なりの環境があるということが、
どれだけ日々の生活の中において、大切な要素の1つのなのか、
それはその対極となる厳しい経験や、それ以外の安心できないような環境の中に身を置いて
生活してきた経験があるからこそ、より深く感じることが出来るのだと思います。


(*音量注意)

無理に厳しい経験を求めなくてもいいとは思いますが、
人は外の世界を知らないと、そしてある程度厳しい経験や環境を肌で感じていないと、
普段、そこに自然と存在している環境の有難さが当たり前になってしまい、
なかなかその大切さ、素晴らしさに気づくことが出来ないものです。

物質的な距離や場所だけではなく、
自らの人生の居場所は他の誰でもない自分自身で築き上げていくものだと思います。

他の誰かの責任にも出来ないし、他の誰かに求めるものでもなく、
あくまで最終的に自分で答えを出して、自分で少しずつ築き上げていくものだからこそ
本当の意味での価値があり、有難味を感じながら生活できるものです。

詳細は割愛しますが、僕は20代前半の頃、冬の寒さが厳しい日本海側の地域で
生活していた時期があり、その時はとにかく四面楚歌のような逃げ場のない
窮屈で心苦しい出来事ばかりが続く社会人生活を送っていたことがあります。

あの頃は明るい未来なんて想像できないし、いくら周りから励まされても
全てを肯定的に発展的に受け止めて自分を鼓舞することも出来ないし、
まさにお先真っ暗という状況に陥ったこともありますが、
それでも一歩一歩前に進むしかなく、その時できることを淡々とやるしかなく、
やがてそれがある瞬間から雪解けのように道が開けて、
次の環境、そのまた次の環境へ進み続けて、現在に至っています。

同じ海でも逃げ場のない窮屈な寒々しい風景を眺めながら心で涙を流していた頃と、
心の底から穏やかで背伸びをしながら、のんびり過ごすことが出来る今の環境と、
その対極を経験しながら感じるのは、
とにかくどんなに嫌なことがあったとしても、心苦しい先が見えない
お先真っ暗な生活と向き合っていたとしても、
腐らず、とりあえず生き抜いてきて良かったな・・・ということです。

たった20数年の間でも、これだけ人生の起伏があるのが普通であり、
きっとこれから先も、ここまでの起伏はないにせよ似たような状況を繰り返しながら
自分なりの生活を築き上げていくことでしょう。

だからこそ自分の居場所、自分の人生は他の誰でもない自分自身で決めながら、
1つ1つ出来ることをやり、築き上げていくものだと常々感じています。

今の世の中も確かに先行きが分からず、自粛や苦しいことも多い現状だと思いますが、
自分の生活、自分の居場所、自分の人生は、
他の誰でもない自分自身で決めて、見出し、築き上げていくものだという主体性を
決して忘れることなく、1日1日を大切に積み重ねていければ理想的ですね。



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