山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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無事帰国のご報告とリハビリ開始。

2019年08月14日

無事帰国のご報告とリハビリ開始。 無事帰国のご報告とリハビリ開始。

色々ご心配おかけしましたが、2日前の月曜日の夕方過ぎ、
無事に1ヶ月間の東南アジア出張を終えて沖縄に帰ってくることが出来ました。

東南アジアでは14日間、病に倒れて入院し途中に手術も行うほどでしたが、
帰国までになんとか退院の許可が下りて現在に至っています。

久しぶりに帰ってきた沖縄は、もうすっかり真夏で、しかもお盆の真っ只中。
街中もお休みムードが漂っていて、そのゆったりした空気を感じているだけで
とてもホッと一息、不思議な安心感に包まれます。

ちょうど退院したのが5日前で、それから日常生活に戻るリハビリを開始していますが、
一番苦労しているのが、14日間の入院生活で体力、筋力が落ちてしまい、
少し歩くだけでも息切れをして苦しくなってしまうこと。

今回の入院で一番症状が深刻だったのが呼吸困難だったので、
その病気の影響もあるのですが、最初は病院の個室のベットからたった2mほどしか
離れていないトイレに行くために歩くだけでも激しい息切れをしていたほどです。

退院直後は50m歩くだけでエネルギー切れしてしまい、
2日目は100m、3日目の帰国当日は広い空港内を意地でも移動しなければいけなかったので
一気に1kmほど。

それでも途中、途中、休憩しながら歩かないと息が苦しくて
体中から脂汗が流れ出すほどの症状が続きました。

5日経った現在は、リハビリを兼ねて近所のスーパーまで徒歩で向かい、
買い物が出来る程度になり1日の歩行距離も2kmほどにまで伸びましたが、
相変わらず途中で息切れして脂汗が流れ出すのは変わりありません。

また携帯電話の画面を見るのも5分から15分が限界で、
それ以上になると気分が悪くなってしまいます。
文字入力だけでも気力体力が必要なので、こんな簡単なことが
一気に出来なくなってしまうものなんだな・・・と改めて驚いています。
このブログの文字入力でさえ、時間がかかり、おまけに脂汗が流れ出てきて
体力を消耗しているのが分かります。

あともう1つ忍耐力が必要なのは、食事。

入院中はずっと点滴を受けていたので栄養はそこから補給していましたが
退院後は自分で食べ物を食べて栄養補給しなければなりません。

ところが、直後は固形物を全く受け付けなかったのです。

柔らかい小さなフルーツと飲み物は大丈夫なのですが、
普通の料理は2~3口食べただけで、胃の中が不快な感じになり、
これまた大量の脂汗が全身から流れ出して、結果、吐いてしまうという、汗。

沖縄に帰ってきてからは、先ずは生野菜のサラダからチャレンジしてみたのですが、
この生野菜のサラダも食べることが出来たとしてもお腹を下して数時間苦しみました。

今、食べられるのは柔らかいフルーツに加えて毎食のお味噌汁、または沖縄のかちゅー湯、
島とうふ、市販されている冷製の茶わん蒸しや、ジーマーミ豆腐など。

とりあえず味噌汁は万能だということを身をもって実感しているので、
この味噌汁のおかげで体力は少しずつ回復しています。

ただ、普通に食事をするという行為がこれまでは当たり前だったのですが、
この食事をするだけで、脂汗をかき、胃に不快感があり、
食事をする行為だけで体力を消耗しているのだな・・・ということが
弱ってみてよくわかるようになりました。

万能の味噌汁は本当に身に染みて美味しいのですが、
飲んだ瞬間から滝のような汗が顔、身体全体から噴き出してきます。
歩くときも然り。

普段、当たり前のように呼吸をする、当たり前のように歩く、
当たり前のように食事をする・・・。

健康体であれば全く意識することがない1つ1つの何気ない動作であったとしても、
それが当たり前に出来るということが、どれだけ素晴らしいことなのか、
これは病気になってみなければ頭では理解できたとしても、
実際の身をもって実感しなければ、心から理解できなかった部分でもあります。

歩くことも生きること。食べることも生きること。
ただ動いて何かしらの行動に移すことも生きること。

日々のリハビリは、思う通りに1日、1日回復する訳ではなく、
まさに一進一退、昨日はできたことが今日はまた出来なくなっていたり、
そうかと思えば、また翌日は少しずつ機能が回復していたり。

だからこそ、時間をかけてゆっくりじっくり回復までのプロセスを
大切に過ごそうと思っています。

日常生活に戻るまでのリハビリは僕が予想していた以上に大変で、
どのくらいかかるのか全く予想できませんが、
これも長い長い人生においては大切な経験の1つだと受け止めています。

焦らずじっくりゆっくり養生しながら、リハビリに励んでいきたいと思います。



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