山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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宗教、思想のボーダレス化は大歓迎です。~教会の神父に、神社神職がお祓い技術を伝える~

2015年06月10日

宗教、思想のボーダレス化は大歓迎です。~教会の神父に、神社神職がお祓い技術を伝える~昨日は札幌を脱出して1泊2日で函館まで出張でした。

沖縄に住んでいる僕からすると、その距離感覚が
イマイチ分かり辛いものなのですが、
札幌・函館間は約300kmほど離れており、
特急電車でも片道3時間40分前後かかるほど
遠く離れているのです。

300Kmというと、東京・名古屋間、
沖縄で言えば、沖縄本島と石垣島などの八重山諸島間くらい離れています。

やっぱり北海道って広くて大きいんだな・・・と
実際に道内を移動しながら実感した次第です。

さて、基本的に北海道出張では札幌滞在がメインの僕が
何故、わざわざ遠く離れた函館まで1泊2日の出張だったのかと言えば、
去年、函館郊外にある修道院関係者からの
土地家屋の鑑定、お祓いの依頼があって、
今回は、また別の目的で同じ関係者から仕事の依頼が入っていたからです。

*「教会に住み憑く悪霊!?」

去年、「この教会には悪霊が住み憑いている!」と
そこで当時奉仕していた頭のおかしな外国人神父が言い放った言葉が発端で、
その宗教施設で奉仕をする多くの神父、修道士たちが困ってしまい、
その上、その噂が関係者以外に広がってしまったために
神父のトップの方が、わざわざ沖縄にいる僕を函館まで呼んで下さって
その鑑定と、お祓いを依頼して下さったのが去年の1月のこと。

その時は、依頼主である神父の統括役の方と、その方の下で奉仕をする神父の方が同席して、
そのお祓いの様子を見守っていただけではなく、
僕もある意味では同業者でもあるので、
イレギュラーで、その場にいた神父の方々に
本当の意味でのお祓いの方法、エネルギーの保ち方、聖水を作る時のエネルギーの込め方などを、
かなり具体的に専門的に実践を交えてお伝えしました。

実は今回の依頼は、普段の仕事の依頼とは全く違っていて、
去年、専門職として、あの場でお伝えしたお祓いの方法や、エネルギーの保ち方などを
もっと専門的に具体的に教えてもらえないか・・・という依頼で、
最初は、札幌で実施されるナカトリモチ勉強会に
そこに所属している日本人、外国人神父全員(35名ほど)を引き連れて、
函館から札幌まで伺いたい・・・というものでした。

ただ、あくまでナカトリモチ勉強会は、お祓いの専門職の人たちに向けてというよりは、
日常生活で実践できるスピリチュアリズムの本質についての内容で
専門的過ぎる内容は一般の方には不向きのマニアックなものですし、
会場の収容人数の問題もありましたし、何より何も知らず普通に参加して下さる方が、
周りの参加者が日本人や外国人の神父さんだらけでは萎縮してしまう恐れもあったため(笑)、
「僕が札幌から函館までお邪魔します。」という形で
1泊2日の函館出張が決まった・・・という次第です。

そのほうが約35名分の函館・札幌間の交通費や滞在費などの経済的負担も
そこにかかる時間的なロスも一切なく、お互いにとってプラスになりますからね(笑)。

宗教、思想のボーダレス化は大歓迎です。~教会の神父に、神社神職がお祓い技術を伝える~

僕も折角の札幌・函館間の移動なので、
行きと帰りの往復を、どのように移動しようかプランを練って、
札幌→函館は、特急列車で、そして帰りの函館→札幌は飛行機で・・・という行程にしました。

特急列車だと約3時間40分、飛行機だと実質飛行時間は30分程度。

実は飛行機の場合、事前の特別割引などを利用すると、
電車の片道運賃とほぼ同額か、安いこともあるので
特急電車で往復するよりも、飛行機往復か、片道ずつ利用か・・・など
自分のスケジュールに合わせて組み合わせると
現地の滞在時間も長くなって有効に使えるようになります。

1日目は朝一の6時台に札幌駅を出発する特急に乗り込み、
函館駅到着が午前10時20分頃。

そこからお迎えに来て下さっていた関係者の車に乗って
11時頃には宗教施設に到着。

今回は1泊2日の2日間、1日目の午後からと、
2日目の昼過ぎまで、その宗教施設(教会や修道院)で
専門的なお祓いの技術やエネルギーの保ち方、応用の仕方などを
より具体的にした内容の講義と実技をお伝えすることが出来ました。

僕はスピリチュアリズムを実践する人間なので、
基本的にスピリチュアリズムと、この世に存在する宗教は全く別物だと感じていて、
おまけに神社神職ではありますが、そことは一線をしっかり引いて活動しているほど、
宗教とスピリチュアリズムは自分の中でしっかり区別しています。

ですが、その宗教(巷に溢れる教祖様が存在するような新興宗教は別)の
おおもとを辿っていけば、本来はキリスト教にしても、仏教にしても、神道にしても、
全てにおいてスピリチュアリズムの根本に辿り着く訳なので、
本来であれば教義の本質は全て同じであるはずです。

それが時間の経過と共に、歴史を積み重ねていくと共に、
この世の人間という存在が未熟であるが故、勝手な都合や解釈、その時代や国によって
利用、活用しやすい道具に変えられていった経緯があるのが
今の世の中に存在するほとんどの宗教の実態でもあります。

だからそれを否定することはしませんが、
やはりスピリチュアリズムの本質とは別物であることは大前提として、
それでも、そういう垣根を超えて、
スピリチュアリズムの本質を学びたい・・・と思われる方がいらっしゃるのであれば、
僕自身もしっかりと協力させてもらえることがあるのではないかな・・・と感じて、
宗教も違う、国も違う、価値観も人生背景も全く違う
お祓いの専門職の人たちに、そのエッセンスをお伝えすることを決めました。

特にちょうど2年ほど前に海外生活を終えて、
また日本でナカトリモチとしての活動を再開したあたりから
こういう同業者のような、専門職の人たちからの仕事の依頼が急に増えてきたこともあり、
僕自身も、本当の意味でスピリチュアリズムをお伝えしていく中で、
宗教や国や色々な価値観の違いという垣根を超えて、
スピリチュアリズムの本質を求める人たちが
確実に増えてきているのだな・・・という実感があります。

僕がお伊勢参りに伺うときも、
やはり神社関係者からの依頼があったり連絡があったりしますし、
今回のように、こうやって遠く離れた北海道でも、
全く宗教や成り立ちが違う西洋の教会、修道院関係者からも
同じ志を持つ職業の人間として、その技術を求められるような時代になったこと、
ある意味、そのようなボーダレス化というか、
垣根を超えて、本物のスピリチュアリズムを求めて下さる方が
増えてきた今の時代の流れは、僕自身、とても喜ばしいことだと感じています。

もっと簡単に言えば、神社神職が、教会や修道院に所属する
西洋の宗教に携わる専門職の人に対して、
その技術をお伝えする・・・という何とも滑稽で可笑しな光景が
繰り広げられているのです。

滑稽で可笑しな光景ですが、そこには表面的な宗教とか、
教義とか、体裁などは一切存在せず、
ただ純粋に、自分の専門職としての技術を高めたい、
そのことによって、もっと多くの人たちの力になれるように成長したい・・・と
臨んでおられる職人の清々しい姿勢がしっかりと感じ取られて
僕は、こういうボーダレス化は本当に心の底から嬉しく感じています。

僕自身、ちょっとミーハーな部分が出てしまい、
今回のイレギュラーな仕事の依頼をして下さった前回と同じ神父の統括役の方に
「あの~、全然宗教も違う、どこの誰だか分からないような怪しい霊能者、
どちらかと言えば神社関係者に近い形の人間に、
このような仕事の依頼をすることって、大丈夫なんですか!?」と
老婆心ながら尋ねてみると、その方も良い意味でおおらかな方で
「多分、大丈夫じゃないでしょうかね。
たとえ上(外国の幹部のような人たち)から何か言われたとしても、
別に悪いことをしている訳ではなく、むしろ私たち教会の神父にとっては
とても意味のあることで、それが多くの人のためになる可能性に繋がるのであれば、
間違ったことなんて何1つもない訳ですから。」と
あっけらかんと話して下さったのが、とても印象的でした。

きっと僕は、これからこういうボーダレス化を良い流れ、良い味方に変えながら
スピリチュアリズムという人生哲学、霊的世界からの叡智を
それを求める人たちにお伝えしていくことで、
自分自身も幸せになっていくのだろうな・・・と、改めて
自分が今、ナカトリモチとして活動させてもらっている意義、
そのような人生に導かれている意味を確認させてもらうことが出来たような気がします。

本当にこういう宗教などのボーダレス化は個人的には大歓迎です。

というより、スピリチュアリズムから捉えると、
もともとの霊的世界に関わる思想に、
大きな違いなんて本来であれば存在しないものです。

そのことに気づき始め、新しい試み、動きをする
本当のスピリチュアリズムに沿った生き方を実践する人たちが増えている今、
それぞれの立場で、どのような生き方を目指していくのか、
1人、1人が、心豊かに生きていける道は無数に存在するものだと感じています。

先ほど無事に函館からの出張を終えて、また札幌に戻ってきましたが、
これからも、時間、場所、距離関係なく、
同じような想いをもって日々の人生と向き合っている
志の高い人たちと共に、より良いものを共有しながら
生きていければ幸せだな・・・と改めて実感した函館出張でした。

今日で全ての北海道での仕事を終えて、明日、沖縄に戻ります。

今回、北海道でお会いすることが出来た皆さん、
本当にお世話になりました。

また再会出来るのを、楽しみにしていますね!



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Posted by 山野本竜規 at 17:05 │心の在り方 (2,645)▼