山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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弱さを受け入れ、前に進む大切さ。

2013年07月22日

弱さを受け入れ、前に進む大切さ。昨日、関東に住んでいる知り合いから
素敵な贈り物が我が家に届いていました。

白と水色のコントラストが映える色合いが優しい
布製の手提げバッグで、色々な用途で使えそうなので
早速、今日から使わせてもらおうと思っています。
Oさん、Tくん、ありがとうございました。

今回、素敵な贈り物を下さったOさん、Tくん親子は
先月、沖縄で開かれた僕の勉強会に
1泊2日のスケジュールで、わざわざ関東から参加して下さり、
その後、空いた時間で一緒に食事をしたり
朝早くから僕が大好きな沖縄のスポットに出かけたり・・・と
短い時間の中でしたが、とても充実した時間を共有させてもらいました。

Oさんご家族とは、もう随分前からの知り合いで
今回、旦那さんが一緒ではなかったのですが
是非、今度は家族で沖縄にお越し下さいね。

Oさんは、とても控え目で穏やかなのですが、
ご自身が思っておられる以上に良い意味で天然の面白さがあり
周囲で関わる人たちを一瞬にして和ませてくれる人です。

僕も関東出張などで彼女にお会いして話をさせてもらう機会があると
本当に毎回、心が和み、本来誰もが持ち合わせている
心の穏やかさとか、平和な気持ち、柔らかい部分が
どんどん引き出されるような、引き出して下さるような
そんな不思議な魅力を持っておられる方でもあります。

息子のTくんは、現在中学生。
Oさん同様、僕の友達でもあります。

僕とは親子くらいの年齢差があるのですが、
とても心優しく、繊細な感性を持っていて
だけど、それだけではない芯の強さや、明確な意志を
心の中にしっかり持ち合わせている
将来がとても楽しみで、前途有望な人でもあります。

今回の贈り物は主にTくんが、選んでくれたそうです。

このように、心ある人たちとの交流、繋がりは
僕にとっては何よりも大切だな・・・と、いつも感じています。

そして、その心ある人たちには不思議なほど
ある共通点があるのです。

それは、自分の弱い部分をしっかり受け止め、見つめ、
それでも、前を向いて生きていこうとする
本当の意味での明るさ、発展性を持っておられる・・・という点です。

先日も福岡出張の際、ある方とのお話の中で
「なかなか前に進めないでいる自分がいて、どうしていいのか分かりません。」と
その方にしては珍しいくらい、本音というか少し弱っている部分を
正直にお話して下さったことがありました。

僕自身も、なるべくだったら、人の前で弱さを見せるとか、
簡単に助けを求めるとか、大変な姿を人に見せるだなんてやりたくない性格、
生き方をしてきたので、
普段、それを見せない人たちが、敢えて人前で
その本音を出すことの難しさ、勇気が必要だということは、よく理解できます。

ただ、本当の意味で強い人、明るい人、
心が穏やかで優しくて発展的に物事、人生を捉えられる人というのは、
ただ単純に強くて明るくて穏やかで発展的・・・という訳ではないのです。

やはり、しっかり自分の弱さ、足りない部分を認め、受け止め、見つめ、
そこからまた勇気を出して、次の一歩を踏み出した人こそ
本当の意味での強さ、優しさ、穏やかさ、明るさを
自らの力で築き上げていく力を持っているのではないかな・・・と思っています。

人は皆、最初から強い人なんていませんし、
いつでも、どこでも、明るく発展的に心穏やかに平和な気持ちで
生きていける訳ではありません。

時には大変なことがありながら、色々な人たちと向き合いながら、
心がどうしようもなく弱りながらも
そこから更に勇気を出して、明るい方向へ一歩踏み出していく
アクション、実践を積み重ねていく過程こそ意義があるのだと確信しています。

これは、この世で生きている人であれば、
程度の差こそあれ、誰もが同じ経験を必ずどこかでしなければならない
この世で生きている人間の宿命のようなものです。

それを経験している人は
弱さを持っていたとしても、いつでもそれを受け入れ、認め、
更にそこから前進する力を持ち合わせています。

だから、基本的に僕の周囲にいてくれる皆さんは、
本当に謙虚で優しい人が多いのです。

何故なら、本当の意味での人の心の痛みを
しっかり理解できるほど、同じような経験を重ね、
それと向き合い、乗り越えてきた人たちばかりだから。

人の心の弱い部分も、なかなか前に進めないでいるもどかしさも、
それはそれで、とても大変なものであることは十分承知しています。
僕自身も同じ経験を、今でも何度も繰り返していますから。

ただ、それを受け入れ、ちょっとの勇気を出して
一歩前へ動き始めれば、そこからまた、新しい発見、気づき、
次の何かに繋がっていくものも、これまた事実です。

見せかけだけの強さや明るさ、優しさよりも、
心の芯の部分の強さ、明るさ、優しさを持ち合わせていたほうが
これから先の人生を歩んでいくためには
絶対に得だと感じています。

本当に強い人、明るい人、優しく穏やかな人というのは、
その逆の弱さや、発展的ではないもどかしい部分を
しっかり見つめ、受け入れ、認める勇気を持っている人です。

そして、そこから更に勇気を出して一歩前進する
行動を自らの意志で作り出していく努力をしています。

そのような意味で、人の心の痛みを知る、
自分の心の弱さ、大変さと向き合う・・・ということは
とても大切な過程の1つだと思います。

それを乗り越えた先にある、本当の意味での幸せ、
心の豊かさを体験、体感できれば、
更にその先を目指そうと自然と思えてくるものです。

人間は、この世で生きている限り、
平等に、誰もが同じように一生何かしらのことを学んで
成長していかなければなりません。

そんな時、同じ方向性、心の価値観の人たちが
それぞれの環境の中で、それぞれの課題と向き合って
懸命に前に向こうと頑張っておられる姿を見ると
僕自身も本当に励みになり、
「僕もまだまだ、自分自身の課題に取り組んでいかなければいけないな。」と
改めて一生学びの大切さに気づかせてくれ、勇気が出てきます。

出来れば、このような人たちとの繋がりを
一生続けていけるように、僕自身も前を向いて
1つ1つのことに向き合っていかなければなりませんし、
それが出来れば、それが何よりの幸せに繋がっていくのだろうな・・・と思っています。

さて、今日もこれからお祓いの仕事です。

伺うご自宅で、どんな環境作りが出来るのか
居住まいを正して、向き合っていきたいと思っています。


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