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霊的世界と仲良くなる方法。~霊視の受け方~
2013年06月11日
同業者のジョンのことをご紹介しましたが、
実は、そのブログ更新後、東京から知り合いが
沖縄を訪れていたので、ジョンのお店で合流することになり、
昨日も、ジョンや真紀さんとユンタクしていました。
そう、3日のうちに、本部までのドライブ2回。
これはこれで、楽しかったです。
僕はお店の営業開始時間をちょっと過ぎた頃にお店に到着し、
既に到着していた東京の知り合いたちが、
ジョンのカウンセリングを受けている真っ最中でした。
その後、お店で美味しい紅茶を戴きながら
知り合いたちとユンタクしていると、
数名のお客様がいらっしゃったのですが、
なんと、僕が、その日の朝に更新したブログをご覧になって
「今、このタイミングでジョンにカウンセリングをしてもらいたい。」と思い、
お越しになったそうです。
これには、僕自身も驚きました。
「えっ?今日の朝・・・っというより、数時間前に更新したブログなのに、
既にこのように予約を取って、お店までお越しになるなんて。」
この即行動、とても大切なキーワードだと思います。
僕は、その方が、どのような想いでお越しになっていたのかは
カウンセリングを担当していないので分かりませんでしたが、
ただ、それだけ真剣に、「今、自分の現状を何とかしたい。人生を変えたい。」と
心の底から思われたからこそ、行動に移されたのだと感じています。
ジョンのカウンセリングが終わる頃には、
とても晴れ晴れした表情でお店をあとにされていましたから、
ご本人の「自分を変えたい」という意志に、
霊的世界のメッセージがしっかり呼応したのでしょうね。
東京から沖縄に来ていた僕の知り合いたちも、
観光目的ではなく、メインは、ジョンに会うためだったそうです。
「これからの人生をより有意義にしていくキッカケになれば・・・。」
ここまで明確な目的意識があったからこそ、
終始、カウンセリングも深く、ピリッと、居住まいを正すような気持ちで
それぞれの人生にこれから必要なメッセージが伝えられた・・・と
あとからご本人たちが、
とても深く納得された様子でおっしゃっていたのが印象的でした。
ブログをご覧になったあと、即行動をとられた方にしても、
東京からジョンに会うために沖縄にやってきた知り合いたちにしても、
一体、普通の人と何が違うのか、
それに加えて、そのような人たちを霊的世界は、どのような反応で出迎え、
メッセージを伝えていくのか・・・。
実は、これ、霊視カウンセリングを受ける方にとっては、
とても大切なポイントになります。
人によって、霊視カウンセリングを受ける目的は、様々ですが、
これまで色々な方のカウンセリングを担当する側として感じるのは、
やはり、明確に「今日は、このことを聞きたい。」「こういう部分を変えていきたい。」と
ご本人なりの強い意志を持っておられるほうが、
霊的世界の反応、伝えられるメッセージの情報量は明らかに多く、
通訳者としても、そのほうが、遣り甲斐があるということです。
あまりにも多くのことを羅列して、聞きたいことを色々尋ねるのは
やはり本当に質問したいことではない場合が多く、
本当の核心の部分、「これだ!」というものは
意外にシンプルであったりするものです。
時々あるパターン、
・・・というより、僕がカウンセリングを担当する際、一番ニガテとするパターンは、
折角、高いお金と貴重な時間を費やして、カウンセリングを受けにきたのに、
いざ、カウンセリングが始まると、だんまりを決め込んでしまうようなパターン。
「霊能者だから、私のこと、何でも分かるでしょう。
だから、私からは、何も言いません。」という、
ある意味、霊能者の力量、技術を試すような意地悪なタイプ、
はたまた、そのような意識がなかったとしても、無意識に、
全て受け身になって、「私のこと、全部、視て下さい。」と
自分主体ではなくなる依存型のパターンです。
随分前の話になりますが、
僕がまだプロのナカトリモチとして駆け出しの頃は、
少しでも霊的世界の存在を身近に感じてもらうために
敢えて、パフォーマンスとして、
シッティングという霊視の手法を取り入れていた時期がありました。
これは、事前に相談者から何も聞かずに、
こちらから、霊的世界が伝えてくる情報を読み取り
そのご本人に伝えていく・・・という、
本来、イギリスが発祥の霊視カウンセリング方法で、
これまた、僕は、これが得意分野でもあったので
惜しみなく、その技術を駆使して、パフォーマンスをしていました。
ですが、これはあくまでパフォーマンス。
所謂、お遊びの一環であって、
カウンセリングの核心には程遠く、ここだけで大満足して
肝心の霊的世界からのメッセージを心に留めずに
その場を後にする相談者が後を絶たない時期が続き、
「あぁ、良かれと思ってやったことが、こうやって逆効果になることもあるのだな。」と
自らの失敗経験を踏まえ、それ以来、
興味本位程度の霊視を助長するようなやり方は、
一切、封印して現在に至っています。
そのスタイルを徹底するようになってからは、
中途半端な興味本位で霊視個人セッションを受ける人は
格段に少なくなりましたが、
やはり、今でも、時々、そのようなタイプの人がいらっしゃるのは事実です。
そういう時は、僕も敢えて、本人が何か訴えてくるまで、
また、本当に心の底から質問したいことを自ら口に出すまで
知らんパ~しています(笑)
時間は有限。
僕の場合は、50分という限られた霊視個人セッションの中で、
いかに、その方にとって「今」必要なメッセージをお届けできるのか
真剣勝負でもあるのですが、
そんな中で、自らの核心、本当に感じていることを言わないだなんて、
これほどの、時間とお金の無駄使いはないと感じています。
僕がイジワルなのではありません。
何故なら、そのことが、霊的世界と、ご本人の絆を強める
とても大切な大切な部分だからです。
これは、僕がアメリカやオーストラリアで
エネルギーワークを学んでいた時も、同じ現象がよく起こっていたので
分かりやすいたとえで、ご紹介したいと思います。
空の上に分厚い雲が一面、覆っている光景を想像してみて下さい。
これは、あなたと、霊的世界を隔てる分厚い壁のようなもの。
心の曇りであったり、悩みであったり、葛藤であったり、苦しみであったり・・・。
分厚い雲の上には、さんさんと輝く太陽があります。
この太陽は、霊的世界の光であり、応援エネルギーです。
ですが、霊的世界からは、下界の様子は、分厚い雲がかかっていてよく分かりません。
逆に地上で暮らす僕たち人間は、分厚い雲に覆われて、
太陽の光を想像するしか出来ず、直接、そのエネルギーを感じることが出来ません。
雲の上からは、常に霊的世界の光、エネルギーが
あなたを助けたい・・・と、下の様子を心配しているのに、
雲の下には、誰がいて、何を感じ、どんな悩みを抱えているのかすら
あまりよく分からない。
所謂、応援エネルギーの届けようがない状態です。
このような時、地上にいるあなただったら、どうしますか?
これこそが、僕が先ほどから伝えている、
「意志の力」「明確な目的」「明確な質問」を持つ大切さなのです。
雲がかかっている状態は、
人の心そのもので、「自分で何をやっていいのか分からない。」
「自分の力では、何も出来ない。」「何を聞いていいのか、分からない。」と
全てを諦めてしまっている状態と全く同じこと。
こういう状態で、霊視カウンセリングを受けたとしても、
霊的世界の応援エネルギーは、分厚い雲、もとい、
あなたの曇ったエネルギーに邪魔されて届きにくい状態を作り出し、
あまり意味がありません。
それよりも、たとえ、悩みがあろうが、苦しかろうが、辛かろうが、
「自分は、今の自分を変えたい。」「○○の部分を変えたい。」
「それをするためには、どうしたらいいのか。」という
ある程度、明確で具体的な質問、エネルギーを
上の霊的世界にぶつけることで、
その分厚い壁、雲は下から上へ突き抜けて、
上の世界からも、「あぁ、ここに、これこれ、こういう理由で悩んでいる人がいる。
どれどれ、それだったら、こういう形で応援することが出来るから
メッセージを送ろうかな。」と、
より明確な形で、メッセージが送りやすくなる状態を作るのと同じこと。
分厚い雲の上から、一筋の光があなたに降り注ぐ瞬間でもあります。
これは、あくまで皆さんがイメージしやすいように例えただけなのですが、
僕たちと、霊的世界の関係、絆は、
このように自らの明確な意志と、具体的な質問、意識によって
より強く強くなっていくものだと感じています。
古くから日本には以心伝心という諺、風習が残っていて、
僕は、これはこれで素晴らしい文化だと感じていますが、
やはり、他の人に何かを伝えるにしても、
霊的世界に何かを伝えるにしても、
そこにあぐらをかいては、いけないと思うのです。
本当に伝えたいことがあるのなら、
本当に質問したいことがあるのなら、
本当に人生を変えてみたいと思うのであれば、
まずは、自らその意識を持って、具体的に自分自身を見つめ、
相手に伝えていく努力をしていく・・・。
人間関係も、霊的世界関係も、
リレーションシップは、基本は皆、同じ。
勿論、霊的世界は、何でもお見通しだと思いますし、
皆さんを絶えず、おおらかなエネルギーでお導きし、見守っています。
ですが、その本人が強く求めない限りは
決して、それに見合った応援エネルギーは送ってこないもの。
逆に、どんなに強い想いであったとしても、
依存心たっぷりで「助けて下さい!」だけでも、
これまた、霊的世界は、「何を努力していけば、自分で自分を助けられるのか。」という
厳しい視点から、諌めるのみだと思います。
もう1つ言えば、いくら具体的で明確な意志を持つのが良いからと言って
「あれも、これも」と際限なく欲張ってしまうのも、
これまた本当の願い、本当の質問ではないので、
霊的世界からのメッセージは薄っぺらなものになってしまうことでしょう。
何事も、バランス感覚。
難しいことではありますが、これは1つ1つ失敗を重ね、経験を重ね、
そのご本人が気づいていくしか、道はありません。
霊的世界と仲良くなる方法。
これから、このブログや、勉強会の講演などで
基本からお伝えしていかなければいけない分野の1つだと感じています。
*お知らせ*
6月16日(日)13時半~、帰国後初の沖縄勉強会、参加者募集中です。
Posted by 山野本竜規 at 12:16
│心の在り方 (2,645)▼