山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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悪意はないけど超絶ノロマな人が嫌いな件。

2024年04月01日

悪意はないけど超絶ノロマな人が嫌いな件。 悪意はないけど超絶ノロマな人が嫌いな件。

今日から4月、新年度の始まりです。
昨日は土砂降りの雷雨が続いた沖縄本島地方ですが、
今日は一転、蒸し暑いですが青空が広がる良い天気となっています。
新しい月のスタートが晴天だと、それだけで何故だか嬉しくなりますね。

今日は、ようやく仕事が1日だけ休みの日なので、
朝から新しく始まった朝ドラを観て、部屋の掃除をして、
大雨でジメジメしていた寝具類の洗濯や乾燥をして、
歯の定期的なクリーニングのために歯科に出かけて・・・と、
プライベートな用事を一気にこなした清々しい1日となっています。

さて、冒頭の写真ですが、昨日、夕方過ぎに3日間続いた
オンラインカウンセリングの仕事が終わり、近所のスーパーで
お惣菜を買った後の様子なのですが、ちょっとしたハプニングがありまして。

お惣菜は夕食のおかずの油淋鶏で、いつものように会計を済ませて、
買い物かごからエコバッグに商品を詰め終わったところ、
3人のスーパーの店員が、血相を変えて僕の元に走ってきたのです。

「すみません、商品っ!!!商品、見せて下さい!」

とても焦っているような口調だったのですが、突然のことだったので
僕も「えっ!?万引き犯か何かと疑われているのかな。」と一瞬不愉快な気持ちになりつつも、
エコバッグに入れた商品を店員に見せました。

エコバッグの中を確認しつつ、バッグの底のほうにあった油淋鶏を見つけると、
店員一同、それまでの緊張していた顔が緩んで、
「あぁ~、良かったぁ。あった、あった!!」と大喜び。

状況が呑み込めていない僕は、「一体、この一連の流れ、何を見せられているのだろうか。」と
呆然としていると、店員がそのことにようやく気づき、
「あっ、突然、失礼しました。実はお惣菜コーナーに並んでいた油淋鶏、
ドレッシングをかけるのを担当が忘れていまして、今、確認したら、
お客様の商品も、ドレッシングがかかってなかったので。」とのこと。

その後、商品をお惣菜コーナーの店員に預けて、待つこと数分。
ようやく完成品!?を急いで持ってきてくれました。

確かにお会計を済ませて、早々と商品をエコバッグに詰めてお店を出ていたら、
味気ない油淋鶏になっていたかも知れなかったので、ギリギリセーフ。
そりゃ、店員も血相変えて走ってきますよ、笑。

悪意はないけど超絶ノロマな人が嫌いな件。

という訳で、無事に味がついた油淋鶏を持ち帰ることが出来たのですが、
このようなタイミングって本当に面白いものだな・・・と感じました。

どういうことかと言えば、僕は基本、行動が早く、スーパーでも長居は無用。
いつもであれば会計を済ませて、買い物かごからエコバッグに
さっさと商品を詰め込んで、次の人たちが商品台をすぐに使えるように
無意識のうちに早め早めの行動をする習慣があります。
せっかちと言えば、かなりのせっかち。

ところが昨日の買い物に限って言えば、集中した仕事終わりということで
心地良い疲労感と共に、いつも以上に行動もスローペース、
おまけに買い物かごを一旦、商品台に置いてから
スーパーのカードに現金をチャージし、エコバッグに商品を詰めるという、
いつもだったら絶対にやらないスローペース、段取りの行動を取っていたのです。

「こんなにダラダラしていたら、次の人に迷惑がかかる。」という意識が、
無意識の習慣に表れているのですね。

それはそれで社会人として、また一般的な配慮として
必要な思考、言動であるのは事実なのですが、
長年、そのような生活習慣、思考を続けていると、やはりどこかで
生き急いでいないかどうか、ふと立ち止まって考えることも時々あるのです。

今回は、会計後にいつもはやらないスローペースの段取りだったからこそ、
購入した油淋鶏の件で、店員さんが僕を呼び止めるのに間に合った訳で、
もしいつも通りの早め早めの行動をとっていたら、
味気ない油淋鶏を食べる羽目になっていたことでしょう。

良かれと思って早め早めの行動を取る、後ろの人、次の人のために
スペースをなるべく早めに空ける努力をする・・・。

僕にとっては長年培ってきた社会人生活の中で、可能な限り周りに迷惑を
かけない行動の中の1つ、それが真っ当な人としての常識だと思っていますし、
逆に全くそういうことが出来ない人たちは、正直なところイライラしてしまいます。
「もっと、周りをよく見て行動しろよ!」と。

だから車の運転は本当に苦手なのです。
ドライブ技術というよりも、自分勝手にノロノロ走る車が沖縄は特に多いので
それでいちいちストレスが溜まるのが嫌で、
仕事以外、自ら運転しての遠出は極力控えているほど。

言葉は本当に悪くなるのですが、自分勝手なノロノロ運転に遭遇すると
心の底から「この、薄のろ車っ!!!」と心の中で罵ってしまうほど、
とにかく周りを見ない身勝手な人、自分本位な鈍間が好きではありません、汗。

まぁ、そこが僕自身が常に忍耐として試される側面でもあるのですが、
会社でこんな人と組んで仕事をする羽目になったら、それこそストレスだらけ。

車だけでなく、ジムのマシンをずっと占領している馬鹿にしても、
パーソナルスペースを意識しない失礼なトナラーにしても、
やはり、僕の中で不愉快な人種というのは身勝手でワガママ、
周りの人たちに配慮できない部類の連中がほとんどです。

勿論、今の時代、周りに配慮する機能が衰えている発達障害や
その類の病気で、それらが出来ない人たちがいるということも十分承知しています。

でも、その病気を理由に何でもワガママが許される、
または許してあげましょう・・・という同調圧力も、これまた少し違うと思うのです。

*「絶縁した親戚のこと。」~アスペルガー症候群やその他の精神疾患との向き合い方~

病気の場合はまだ理解できますが、それ以外で悪い意味でのマイペースを貫く
仕事が出来ないワガママな人たちって、組織の中には必ず一定数存在していて、
マイペースを通り越して、どこからどうみても、
先を読んで物事を進められないただのワガママ、身勝手なノロマのケースも多く、
おおよそ、このような足を引っ張るタイプの尻拭いをするのは
常に先を読んで動き回っている周りの人たちであるというのも、組織あるあるの1つです。

僕が過去に所属していたマスコミ業界にも神社業界にも、
はたまたその他のコミュニティでも、どこに行ったとしても、
日本国内、海外問わず必ず1人や2人、このタイプがいて、
「仕事でお金をもらう立場なのに、どういう神経をしているのだろうか。」と
腹立たしい気持ちになることも、よくあったなぁ・・・と思います。

正直なところ、悪気がなくても全てが自分勝手なノロマな人って、
一生涯、変わることはありません。

周りが先回りして尻拭いしていることも、
周りが未然に時間ロスのためのミスを防いでいることも、
全く気付かずに、とにかく悪い意味のマイペースを貫きます。

本音としては「こっちは、常に先を読んで仕事したり動いたりしているのに、
そんな苦労も知らずにお気楽だよね。」と悪態をつきたくなる心境だからこそ、
余計に腹立たしく感じるものだと思います。

でも、残念ながら、そういう連中は一生涯、変わることもないし、
自分が悪い意味でのワガママなマイペースだということにも気づかず、
とことん周りの行く道を邪魔しながら、本人はケロっとしていることが多いものです。

それがまた腹立つのですが、
基本的に根っからの骨折り損タイプの人たちって、
この手のワガママな人たちの尻拭いをしながら余計な負荷まで背負って
生きていることが多いので、理不尽だなと、よく思うことがあります。

ついつい、悪い意味でのワガママ、マイペースを貫く連中についての
普段からの愚痴がこぼれまくってしまいましたが、
要するに、そのような連中は変わらないからこそ、
こちらが必要以上に負荷を背負い過ぎることはないということがお伝えしたいのです。

また僕自身、そのような性分だからこそ、
「時にはスローペースも悪くないんじゃないの?」と促されているような気がして、
昨日は無事に美味しいドレッシングがかけられた油淋鶏を食べて
気持ちもより一層、穏やかになりました。

以前、悪い意味で超絶ノロマな人と仕事でペアを組んで
作業をしなければいけないことがあったのですが、
こちらがイライラを隠しながらも素早く仕事を進めていると、
その人が「その圧が怖いんですよ。委縮して動けなくなってしまいます。」と
ほざきやがったことがあります、笑。

仕事は超絶ノロマな癖に、いざという時の自己主張と意味不明な屁理屈だけは
間髪入れず、しっかりアピールするのも、この手の輩の特徴です。

「その原因を作っているのは目の前にいる超絶ノロマな、お前だろっ!」と
喉の手前まで言葉が出かかったのですが、確かにそれも一理あると思いました。

素早く行動する。周りの人たちのことを考えて先を読んで動く。

確かにそれは悪くはないことかも知れませんが、
そのことによって、ペースが遅い周りの人たちにとって
無言の圧力になっていることってありますからね。

だからこそ、そのバランス感覚は難しい・・・。

僕のように早め早めの行動を心掛けるようなタイプの人がいたら、
今、自分自身が生き急いでいないかどうか、
そして時にはスローペースを取り入れて動いてみると、
予想外の化学反応があることも無きにしも非ずということを念頭に置いて
新年度を乗り切っていけたらいいですね。

悪い意味で超絶ノロマな人たちって、何をしても変わりませんから。

ぼちぼち、超絶ゆっくりはできないけれど、心持ちスローペースで。
自分自身に言い聞かせながら、日々の仕事と向き合っていきたいと思います。






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