*県内、県外の土地家屋の鑑定、お祓い随時受付中です。
ゆったりとドタバタの1日。
2025年02月04日
![ゆったりとドタバタの1日。 ゆったりとドタバタの1日。](http://img05.ti-da.net/usr/n/a/k/nakatorimochi/IMG_5822_fWn.jpg)
![ゆったりとドタバタの1日。 ゆったりとドタバタの1日。](http://img05.ti-da.net/usr/n/a/k/nakatorimochi/IMG_5826_vSr.jpg)
僕が今、滞在しているハンガリーのブダペストという街は、
昼の景色も素敵なのですが、夜のライトアップされた街も更に一段と美しく、
基本的に治安が良い国なので(油断は禁物ですが)
夜もドナウ川沿いなど、綺麗な建物が並ぶエリアを散歩するだけで
とても清々しい気持ちになります。
僕は海外では夜、あまり出歩かないタイプなのですが、
ブダペストは前述のように比較的、治安の良い街で、
地理にも慣れているということから、夕食後、宿から飛び出して
散歩がてらプラプラ歩いたり、疲れたらトラムに乗って戻ってきたりと
自由気ままなノープラン滞在を満喫しています。
この前の日曜日、僕はハンガリー人の知り合い親子と
久しぶりの再会をする予定だったのですが、
その直前に親子揃ってインフルエンザにかかってしまい、再会が出来なくなるという
イレギュラーが発生し、ぽっかりと自由時間が出来てしまいました。
何もすることがないので、いつものように自由気ままに
行き先を決めずに、とりあえず停留所にやってきたトラムに乗って、
気になる場所などで降りて、そのエリアを散策。
そしてまたトラムに乗って、気になるお店を発見したらそこで降りて
カフェなどで、のんびり過ごす・・・という、
僕にとっては何よりの贅沢な時間の使い方をして日曜日を楽しんでいました。
今日はハンガリー人
— 山野本たつのり@ナカトリモチ (@nakatori_mochi) February 2, 2025の知り合い親子と久しぶりに再会する予定だったが、2人とも昨夜から発熱でインフルエンザに罹り、再会ならず
2人とも空港職員なので帰国時に空港でお土産渡そう。ぽっかり空いた日曜日は、トラムで好きな場所に降りてカフェなどで、まったり過ごしている。 pic.twitter.com/pXBB3lMxMH
トラムに何度も乗降を繰り返していると、普段、あまり遭遇することがない
抜き打ちの車内検札に1日のうち3度も当たってしまい、
これも僕にとっては良い経験になりました。
ブダペストだけでなく、多くのヨーロッパの都市のトラムやバス、地下鉄などは
改札などが一切ないため、自由に乗降が出来ます。
ただし、必ず駅構内や車内などにある打刻機に、買った切符を通して
乗車している日時を記録しておくことが求められます。
たとえ切符を買っていたとしても、打刻機の記録がないと無賃乗車、
不正乗車とみなされ、抜き打ちの検札官に見つかったら、
べらぼうに高い罰金をその場で払わなければいけないというシステムなのです。
![ゆったりとドタバタの1日。 ゆったりとドタバタの1日。](http://img05.ti-da.net/usr/n/a/k/nakatorimochi/IMG_5280_pqv.jpg)
![ゆったりとドタバタの1日。 ゆったりとドタバタの1日。](http://img05.ti-da.net/usr/n/a/k/nakatorimochi/IMG_5281_4iN.jpg)
これはポーランドのワルシャワのトラムで初日に利用した時のものですが、
ヨーロッパでは、おおよそどの国でも似たようなシステムで、
「切符を買う→打刻機で日時を記す」までがセットで、
これを行えば、買った切符の時間内、範囲内で、いくらでも自由に乗降できるというのも
僕はラクで便利なシステムだなと思います。
ところが、中には「自由に簡単に乗降できる」というシステムを悪用して
無賃乗車をしている人たちもチラホラいるので、
そのために検札官が頻繁に巡回して抜き打ちで乗客の切符を確認して
不正した人は、その場で捕まえて高額の罰金を払わせるというのも、
これまたヨーロッパ名物でもあるのです。
ヨーロッパのトラムは基本、改札などはなく自由に乗降できるのだが、切符を買って打刻機で日時を記録していないと、検札官からべらぼうに高い違反金を徴収されるシステム。先ほどトラムで20代の女性2人が検札官に捕まり車内も緊迫ムード。ズルしちゃいけないね。後ろ姿の人が検札官。 pic.twitter.com/l1y89bykxS
— 山野本たつのり@ナカトリモチ (@nakatori_mochi) February 2, 2025
この日は日曜日ということもあって、地元の人も観光客も多くの人が利用する路線では
頻繁に検札官が巡回しており、僕も1日のうち3回、チケットを確認されました。
その中で、トラムの通路を挟んで座っていた
地元の人と思われる20代くらいの女性2人組が見事に検札官に捕まって、
一生懸命、言い訳をしていたのですが、検札官は毅然とした態度で詰め寄り、
次の停留所で、2人をしょっ引いていくという場面に遭遇。
周りにいた乗客も皆、一斉にシーンとなり、かなりの緊迫ムードが漂ってしまい、
向かいに座っていた男子大学生と目が合ったので、
お互い、「あぁ~、あの人たち、やらかしちゃったね。」という表情で苦笑いし、
2人がしょっ引いていかれるのを眺めていたというシュールな瞬間でした。
これもまたヨーロッパのトラム内の日常風景なのです。
ガタンゴトン
— 山野本たつのり@ナカトリモチ (@nakatori_mochi) February 2, 2025ずっとトラムに乗っていたい街がブダペスト。 pic.twitter.com/OmB9uTeIQr
ブダペストの夜散歩。
— 山野本たつのり@ナカトリモチ (@nakatori_mochi) February 2, 2025
油断は禁物だけど、基本的に治安の良い街なのでライトアップされた夜の街並みの中を歩くだけで気持ちが良くなる。 pic.twitter.com/uBJjhHHMet
結局、何の予定もなかった日曜日でしたが、
自由気ままな、のんびりトラム散策を楽しんでいたお陰で、
気づけば、すっかり辺りは暗くなり、そのまま夜の散策に突入。
ブダペストの街の夜のライトアップは、とにかく美しくて、
ただ歩いているだけで、心が明るくなるほど心地良い雰囲気なのです。
(夜は0°前後なので、極寒なのですが、汗)
トラム散策と夜の散歩を終えて、部屋に戻ってきたのが20時頃でしたが、
この後、ほんの少しだけ顔面蒼白というか冷や汗をかいた出来事が・・・。
外出先から戻ってきて、一息ついて、
「さて、明日の準備でもしようか。」と荷物整理をしていたら、
どこをどう探しても、肌身離さず持ち歩いていた財布が見当たらなかったのです。
「えっ!?財布がない!!!」
いえね、本当に部屋中、どこをどう探しても見当たらず、
背負っていたリュックの中身、全部取り出して探してみたけれど、
それでも財布が出てこなくて、部屋中、ドタバタと慌てて動き回り、焦りました。
一旦、落ち着こう・・・。
こういう場合、夜散歩の途中で落としたということも有り得るし、
現金は最小限だけれど、海外の命綱のクレジットカードが入っていた。
見つからなければ、まずはカード会社に電話してカードを止めてもらわなければ。
あとは現地の警察に行って・・・。
など、とにかく部屋の中に財布がないことに困ってしまい、
喉が渇いたので、冷蔵庫の中の水を取り出そうとしたら・・・。
財布がない
— 山野本たつのり@ナカトリモチ (@nakatori_mochi) February 2, 2025と、部屋の中で5分ほど慌てて探したら、なんと冷蔵庫の中に突っ込んであった
食材を買って冷蔵庫に入れる際、空のエコバッグと一緒に放置したらしい。これ、認知症の人がよくやる行動らしいけれど大丈夫かな
とりあえず海外で緊張して疲れているからということにしておこう
pic.twitter.com/RrVtKJKJJb
もうね、本当に自分で自分が恥ずかしくなるくらいのファっ子ちゃんです。
どうやら、夜の散策で疲れていたようで、
途中、スーパーで食材を買って帰ってきて、それを冷蔵庫に入れたついでに
無意識のうちに、カラになったエコバッグと財布を冷蔵庫の上段に置いて
しばらくそのまま忘れてしまっていた・・・という顛末。
何はともあれ、無事に財布が見つかって良かったのですが、
冷蔵庫に財布を入れるって、よく認知症の人がとる行動の1つらしいので
「大丈夫かな。」という思いと、それを否定しつつ、
「いやいや、今日は朝から動き回ったし、海外で無意識のうちに緊張して
部屋に戻ってきてから安心したから疲れが出ただけ。」と
都合の良い解釈をしている自分がいまして、汗。
![ゆったりとドタバタの1日。 ゆったりとドタバタの1日。](http://img05.ti-da.net/usr/n/a/k/nakatorimochi/IMG_5852_4zS.jpg)
今のところ日本で、冷蔵庫に財布を入れて、しばらくの間放置するという行動は
したことがありませんので、自らの戒めのために大きく画像を貼っておきます。
このような小さな失態、ハプニングはありますが、
今のところ元気で無事に過ごしております。
さて、次は何をやらかすことやら・・・。
Posted by 山野本竜規 at 06:18
│旅行