オルゴールに、オーブに大満喫した座敷わらしの宿滞在。~動画あり~

山野本竜規

2017年07月28日 22:53



楽しい時間というものは本当にあっという間に過ぎてしまうものですね。

今年の僕の夏休みのメインは3泊4日の連泊で滞在した
座敷わらしが住む宿・山形県のタガマヤ村で普段はなかなか会えない友人たちと過ごすことで、
今回もとても充実した滞在になりました。

基本的に今回集まってくれた友人たちは、
イジワルな僕と違って(笑)、とても心優しい人たちばかりでしたから、
座敷わらしちゃんも真昼間から、普段は滅多に鳴らないオルゴールを鳴らしてくれたり、
皆がいる前でかなりハッキリとしたオーブという形で現れてくれたりと
サービス精神旺盛で大歓迎してくれましたよ。
後ほど、YouTubeにアップデートした動画も今日のブログ記事の中でご紹介しますね。

今回は僕が普段、公私共にお世話になっている関東在住の友人たちを中心に
初日は合計8名、その後は少人数の3名でゆっくりタガマヤ村に滞在しましたが、
特に関東在住の友人たちは初めてのタガマヤ村滞在だったため、
山形にお越しになる前から、まるで修学旅行のようにドキドキ、ワクワクしていたようです。





到着早々、皆で座敷わらしの間でご挨拶して、
そこから思い思いに自由な時間を過ごそうと話していたら、早速、座敷わらしちゃんたちの大歓迎を受けて
座敷わらしの間の祭壇に置いてあるオルゴールが勝手に鳴り始めました。

このオルゴールは、箱の底にあるネジをしっかり巻いて蓋を開けないと絶対に鳴らない仕組みで、
その蓋の上には小さな置物がいくつか並べられているため、
オルゴールの蓋を開けることは不可能。

しかも、僕も何度かタガマヤ村に滞在させてもらっていて、
最初の頃、真夜中に一度だけ長くオルゴールが鳴ったことがありましたが、
真昼間に大人数の友人たちがいる前で鳴り続けたのは初めての体験で、
これには周囲の友人たちも僕も驚きと、とある事が関連して大爆笑でした。

こちらの動画をご覧頂けると、本当にオルゴールが鳴っているのが分かります。
(大爆笑の理由も、笑)
YouTubeを再生される際は大きな音が出ますのでご注意下さいね。



実は到着早々、座敷わらしの間でご挨拶を終えて
友人のうちの1人がほとんどおふざけで、その場にはいなかった沖縄の宮城姉妹の写真
祭壇に飾った途端、このオルゴールが鳴り始めたという(笑)。



僕の友人でもある沖縄の琉球サンバユニット宮城姉妹のお2人は、
毎回、スケジュールが合わずまだタガマヤ村にお越しになったことは一度もないのですが、
これまたどういう訳か毎回、遠い沖縄にいるはずなのに、
とても良い意味で何かしらの座敷わらしちゃん現象、効果に巻き込まれてしまうという
強運!?の持ち主でもあります。

*「またまた座敷わらしが沖縄に!~まだまだ続くエピソード3~」

今回は、宮城姉妹の姉・佳代子さんが婚活に専念しておられるということで(笑)、
「婚活にご利益がありますように!」と勝手にその婚活をネタにしている友人が
宮城姉妹の写真を祭壇に飾った途端、オルゴールが鳴り始めました。

そして、その場にいた友人の1人が更に調子に乗って、
婚活やお見合い写真とは程遠いファンキーなファッションの佳代子さんのプライベート画像を
携帯電話で映し出して、(普通の格好をしていればとても清楚で美人な方なんですよ。)
婚活祈願をその場に居合わせた皆でお届けした・・・という何とも面白おかしい流れでもありました。

沖縄にいる宮城姉妹を勝手に巻き込んでしまったオルゴール現象、
皆、神妙な面持ちで有難がって聞き入る・・・というよりは、
いつも通りワイワイガヤガヤ、賑やかに笑いながら受け入れていましたから、
座敷わらしちゃんたちも、深刻過ぎて必死、悲壮感が漂うような座敷わらし信仰をする重い人たちより、
子供のように軽やかで楽しいことが大好きな集団のほうがお好みなのかも知れませんね(笑)。

何はともあれ、到着早々からこんな感じで楽しく過ごすことになり・・・。





基本的に山形観光というよりは、このタガマヤ村に滞在することが夏休みのメインなので
あまり慌ただしく出かけることはせず、今回も食事などは近くにあるスーパーで
惣菜や野菜などを買って来て自分たちで準備する・・・というスタイル。

こちらのほうが時間を気にせず、気楽に過ごすことが出来るので僕は好きです。

そして夜9時頃になると、もう既に座敷わらしちゃんたちが活発に動き始めて
あちこちでラップ音が鳴ったり、オーブがチョロチョロ飛び始めたりしたので、
初めて宿に滞在する友人たちに、「そろそろオーブが飛び始めたので、
是非、携帯電話の動画で撮影されてみて下さい。絶対に映るので。」とお伝えすると
やはり全ての人が動画でオーブの撮影に成功。

その様子の一部を動画でご覧いただきましょうか。
こちらも皆の大歓声が入っているため、再生の際の音声にはお気をつけくださいませ。



その日の夜、座敷わらしの間に宿泊した女性陣は、
まだ夜11時前だというのに、皆が壁の向こうからドンドン、コンコンと叩く音と振動を体感して
驚いておられた様子でした。



一方の僕は、その日は母屋とは別の蔵の建物の2階に1人で静かに宿泊したのですが、
真夜中3時頃、突然、激しい耳鳴りと飛行機に乗っているかのような急激な気圧の変化、
そして大きな地震が発生したのではないか・・・と感じたほど
建物全体が大きく揺れる現象で一気に目が覚めてしまったのですが、
目が覚めた直後、周囲はし~んと静まりかえったままで、
「あぁ、きっと座敷わらしちゃんたちのご訪問だったのだな。」と思ってあまり気にせず
そのまま朝まで爆睡してしまいました。

念のため、真夜中に地震があったかどうか周囲の人たちに尋ねてみたのですが、
やっぱり地震はなかったようなので、座敷わらしちゃんたち、母屋だけではなく
離れの蔵にもしっかりと顔を出してくれたようです。

座敷わらし現象云々抜きにしても、夏の時期の蔵の中はとても涼しくて
扇風機も必要なく、とても居心地が良く僕は意外にこちらも大のお気に入りなんです。





そして建物の空気も素晴らしいのですが、タガマヤ村の敷地内や
その周辺も見事なまでの空の広さ、鮮やかな緑、大自然を感じられる場所ばかりで
友人たちは朝や夕方など散歩がてら、その大自然を満喫していましたよ。

沖縄と同じで夏の山形の風景や目の前に広がる大自然は、
心の底から深呼吸出来る感じ・・・と表現したら適切でしょうか。

特に大都会で生活している友人たちにとっては、
このような自然の中に身を置いて思いっ切り深呼吸すること、
のんびりすることは滅多なことでは出来ない環境にいるため、
大自然の空気に触れて、タガマヤ村の清浄な空気に触れて、美味しい食べ物を食べて、
温かい人たちに触れ合って、何よりのエネルギーチャージになったのではないでしょうか。



このタガマヤ村のオーナー半助さんは、日々訪れる宿泊客のために
オーナー自ら毎日、掃除を含めた建物の管理をしておられて、
1年先まで予約が一杯の状態が続いて、それこそ色々な宿泊客が訪れているにも関わらず、
いつでも清浄な状態に保っておられるのが本当に素晴らしいのです。

建物自体は随分古いのですが、どこも丁寧に綺麗に管理されており、
その古さは全く感じないほどで、その建物に入った瞬間、
オーナーの建物に対する愛情、優しさがそこかしこから伝わってきます。

もともと座敷わらしというのは、繫栄する建物や家自体に宿るというよりは、
そこを管理したり、そこに住んでおられる「人」に宿るものだと昔から伝えられており、
本当にその通りで、そこにオーナーの優しく温かいお人柄があるからこそ、
いつまでもずっと座敷わらしちゃんが生活しているのだと思います。

これだけ毎日、1年先まで予約が一杯で1年365日休みなしに、
全国各地から宿泊客が殺到する宿で、
中には他力本願で自分勝手な宿泊客も少数だけど絶対にいるであろうと
容易に想像できるのですが、
それでもこの清浄な空気、空間を維持し続けておられるのは、
オーナーの半助さんのお人柄と、日々の努力の賜物だと感じています。

今回も半助さんには、地元でお勧めのお蕎麦屋さんや観光スポットなどを伺って
実際に半助さんがお勧めするお店は本当に美味しくて、皆、大満足でした。



座敷わらしが住む山形県のタガマヤ村。

周囲は大自然に囲まれ、夜になると自然の音以外、ほとんど生活音が聞き取れないほど
ゆっくりと穏やかな時間と空気が流れる場所ですから、
是非、このブログをご覧下さっている皆さんにもお越し頂きたいです・・・と言いたいところですが、
生憎、1年先まで予約でいっぱいなんです。

この宿の予約方法は、1日1組(グループでも個人でも可)限定のため、
毎月、その月末の夜8時間からインターネットでタガマヤ村のHPにアクセスし、
その1年後の同じ月の予約が出来るという仕組みです。

例えば2017年7月であれば、7月30日(日)の夜8時から、
来年2018年7月の予約手続きが出来る・・・という流れ。

とても人気の宿のため受付開始から数分も経たないうちに受付終了になってしまうので、
あとは皆さんの努力と運次第・・・ということでしょうか。

ちなみに僕も毎年のようにタガマヤ村に訪問していますが、
それは自身で宿泊1年前の月末日曜日、夜8時前から
パソコン画面の前に座ってドキドキしながら予約手続きをしたり、
それが難しい場合は他の友人にお願いして予約をしたり・・・と、
やっぱり自分で何かしらの行動をしっかりと起こしているからこそ、
運良く毎年の予約を確保出来ているのです。

「誰かが予約してくれるからいいや~。」
「その予約に乗じてあわよくば自分も招待してくれないかな。」という
他力本願で自らは一切動かず美味しいところだけを戴こうとするような、せこいタイプの人たちは
僕自身、大嫌いなので、そういうタイプの人は絶対にお呼びすることはございませんし、
僕の友人たちにそういう人たちはいないので、
いつも僕が本当に心から招待したい大切な人たちを宿にお呼びしています。

先ずは自分から動いていくことで、そのチャンスも増えていくものだということは、
こういう人気の宿を予約する際にも、その他の日々の生活、人生にも
全く同じことが言えるのではないでしょうか。

何はともあれ、座敷わらしが住む山形県のタガマヤ村は本当にお勧めです。

これで僕の2017年の夏休みも全て終了しましたが、
これまで夏、冬とタガマヤ村に宿泊しているので、次回は春、秋あたりも視野に入れて
その計画を立てたいと思っています。

このブログを書いている最中も
既に頭の中は次のタガマヤ村滞在計画のことで頭がいっぱいです(笑)。

お気に入りの場所があるということは、日々の生活の励みにもなりますし、
そこで集う友人たちと過ごす時間は僕にとっては何よりの人生の財産でもあります。

これからもこういう場所、こういう機会を大切にしながら、
また明日から始まる日常生活への活力に変えていきたいと思っています。


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