女優!?神人(かみんちゅ)。

山野本竜規

2009年08月30日 11:32

昨日、無事に母が福岡に戻りました。

母が沖縄滞在中、
「沖縄の空の色が、とても綺麗。」と
青く澄みきった空を眺めながら
何度も感激していた光景が
しっかり心に焼き付いています。

僕は、今日は1日、
お祓いday。

先ほど、1件目の
依頼主の方の
お店にお邪魔して
お店と土地のお祓いと
霊的世界からの
メッセージをお伝えする
お役目を終えて
一旦、帰宅しました。

午後からは、
また別のお店でお祓いです。

お祓いに出かける前、
お清めのように
通り雨が降っていたのですが
「いざ、出発!」という時には
ご覧のように
青空が広がって
とても清々しい気持ちで
現場へ向かうことが
出来ましたよ。

お店のオーナーご夫妻も
とても穏やかな方で
お店の空気も
とても清らかな
エネルギーが流れていました。

全てのお祓いと
霊視を終えたあと
少しお話をさせて頂きましたが、
とても面白い!?内容のことを
聞くことが出来たので
ご紹介します。

オーナーの奥さんは、
知り合いを通じて
ある、神人(かみんちゅ)さんに
出会ったそうなのですが・・・。

その神人さん、
トランス状態に入ると
1人何役もこなして
演技をしながら
色々なメッセージを
お伝えしていたそうです。

その方に伝えられたのは、
「魔界」からの
メッセージだそうで・・・

「コノ、モノハ・・・」(この者は・・・)
ってな具合で
別人格の誰かが
訳の分からない言葉を
伝えてきたそうです。

ハッキリ、言いましょう。

本物の神人(かみんちゅ)、
ユタ、霊能者は、
魔界と通じることは
絶対にありません。

ましてや、
人を怖がらせたり、
脅すような言動は
絶対にしません。

そして、
「拝みをしなさい。」
「聖地を回りなさい。」なんて
そんな無駄な時間を費やすような
馬鹿げたことも
一切、言いません。

そのような程度の低い人格の
怪しい神人、ユタ、霊能者は、
本人の激しい思い込みが8割、
残り2割は、低いエネルギーの
波長に同調して
訳の分からない言動を
取っているだけです。

どうぞ、全て
テキト~にスルーして下さいね。

どうやら、
その神人さん、
名刺にも「神人 ○○」と
書いていたようで・・・。

僕は、一言、
「神人」じゃなくて、
「自称・女優」に書き換えたほうが
いいはずですね・・・と
一蹴させて頂きました。

沖縄では、
よくあるパターンですが、
これが、沖縄の
怪しいスピリチュアル界の現状です。

僕は、不思議と
そういった怪しい人たちとは
絶対にご縁がないので
人づてにしか
お話を聞いたことがありませんが
悲しきかな、
そのような程度の低い、
自称・ユタや神人、霊能者が
わんさかいるのが
沖縄という土地でもあります。

同じ霊的世界の通訳の
役目を持つ僕としては
本当に情けなく感じるばかりですが、
決して、
そのような怪しい人たちばかりでは
ありません。

正直、沖縄のスピリチュアル界の
8割が怪しい人たちだとしたら、
残り2割は、真っ当な
人たちだと思います。

その2割の人に、
どのように関わっていくのか、
または接する機会があるのかは
ご本人の
常日頃からの生き方次第です。

少なくとも、
人ばかりに頼らず
自分自身で
人生を生き抜いていく覚悟を以て
明るく生活なさっている方は、
8割の怪しい人たちとは
接点すらないと思いますし、
同じような
明るい希望を持って
努力されているような
素晴らしい方と
繋がっているはずです。

沖縄の澄んだ
青空を眺めながら
自分自身、
常に、沖縄の青空のような心で
人と接して
生きていけたらいいな・・・と
実感しました。

皆さん、
もう、そろそろ
怪しい人たちの
怪しい常套句に騙されるのは
終わりにしましょうね。

未来は、人生は、
自分自身で、
いかようにも変えられるものです。

どうぞ、他人ではなく、
ご自身の内に秘めた
素晴らしい力を信じて下さい。

この青い空を眺めていると、
「魔界」ではなく
何か、とても
崇高なものと繋がるような
気がしませんか・・・。
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