山野本竜規の続・ナカトリモチ日記

２日前、ドキドキワクワクしながら
参加される皆様を、集合場所である石垣港でお待ちして、
お１人、お１人にご挨拶をし、
全員が揃った時点で、高速船で、ある離島へ出発。

実は、この時の天気は曇りで、雨は降っていなかったのですが
船が、目的地の離島ターミナルに入って
桟橋に横付けしようとした矢先、突然、かなり激しい雨が降り出したのです。



参加者の皆様、「えっ！？何で、このタイミングで雨が降るの？」と
とても驚かれていた様子でしたが、
大自然と触れ合うことが多い僕にとっては、至極当然の現象です。

今では、パワースポットを巡る際、
わざわざ雨の日を選んで出かける方もいらっしゃるほどで、
聖域に入る前の雨は、「お祓いの雨」「浄化の雨」として
とても清らかな現象と捉えられているのです。

でも、ツアーガイドの立場としては、
悪天候の影響で、ずぶ濡れになって
皆様のお身体が冷えるのは由々しき出来事なので
「お祓いの雨だけで十分ですよ～。」と
取り合えず、空に向ってお願いしていたら、
しっかりと聞き取って下さったのか、
離島ターミナルから、ミニバンに乗り換えて、
１つ目のパワースポットへ到着する頃には、雨は上がっていました。

そして、そこでお迎えしてくれたのは・・・。



少し分かり辛いかも知れませんが、虹です。

ツアー最初のパワースポットで、浄化の雨と、雨上がりの虹。

大自然のエネルギーに、ここまで歓迎されている団体も珍しいですよね。
僕も、その瞬間に立ち会うことが出来たこと、本当に嬉しく感じています。

もう、最初から、僕を含め、皆様のテンション上がりまくりです



この八重山スピリチュアルツアーでは、ただの興味本位や依存心だけで
パワースポットの力にあやかろう・・・という安易な気持ちで
お越しになるような方が、
神聖で崇高な聖域に、土足で踏み込んで
その場に漂っている、清浄なエネルギーを乱す恐れがあるので、皆様には
常に聖域に敬意を示されることをお伝えしています。

たとえ見知らぬ土地のパワースポット、聖域でも、
やはり、「これからお邪魔させて頂きます。」という
心の在り方、礼節が必要なのです。

八重山スピリチュアルツアーに参加して下さる皆様は、
不思議なことに、毎回、同じように
空気の良い方がお集まりになり、僕が色々ご説明しなくても
このよな大自然に対する畏敬の念、礼節を
しっかりと持たれている方ばかりで、僕のほうが助けられています。

ツアー中、参加されている皆様と、
なるべくゆっくりお話させて頂くように努めているのですが、
今回は、地元石垣からご参加の方も多くて
夕食会の時は、「医者半分、ユタ半分」のバランス感覚についてや、
年に何度もある行事のことについて
色々、ご意見、お話を伺うことが出来ました。

「だからよぉ～！うちのばあちゃんも、ユタに拝みごと頼まずに
　想いを込めればいいさぁ～って、自分で何でもやってたよ。
　形式に拘り過ぎて、自分苦しめるのが一番だめさぁ～ね～。」

参加者のお１人が、ニコニコ頷きながら
おっしゃっていたのですが、
沖縄本島でも、石垣島でも、ユタ文化、行事文化については
全く同じような悩み、問題があって
そこへ真摯に向き合われている方の生の声を
聞かせて頂くことが出来たのは、
「形式でも、物質ではなく、想いが大切ですよ。」と
常にお伝えし続けている僕にとって、何よりの励みになりました。



２日目は、皆のアイドル、お恵ちゃんこと、バスガイドの砂川恵子さんが合流して
歌あり、笑いあり、涙あり！？の
素敵なガイドで、ツアーを盛り上げて下さいました。

天気も回復して、時折、強い陽射しが照りつける中、
石垣島内のパワースポットを巡りましたが、
今回は、本当に、皆さんお１人、お１人と
ゆっくりユンタクを楽しんだり、
霊的世界からのメッセージをお届けしたり・・・と
とても有意義な時間を共有させて頂きました。

　

たった１泊２日、されど、内容の濃い、貴重な貴重な時間で
本当に、あっという間の素敵なツアーでした。

皆様とお別れの時、お１人、お１人をお見送りするのですが、
とてもイキイキされた笑顔と、明るい後姿が
なんとも微笑ましくて、何度、体感しても
心が喜び、ホッと和む瞬間でもあります。

このように、ブログだけではお伝え出来ない
とても素晴らしい経験を、毎回させて頂ける僕は、
本当に幸せ者だと感じています。

今日からは、週末組のツアー参加者の皆様をお迎えして
また、１泊２日のスピリチュアルツアーがスタートしますが、
毎回、参加される皆様によって、ツアーの空気、
カラーが違ってきますから、とても楽しみです。

スピリチュアルツアーにしても、
霊視個人セッションにしても、勉強会の講演にしても、
このように、素晴らしい人や土地との出会いの繰り返しを
体感させて頂ける、ナカトリモチという今の立場は
僕にとって、本当に有難い環境です。

日々の出会いも全力で。日々の仕事も全力で。

そして、日々の人生も全力で、向き合っていきたいと思っています。