山野本竜規の続・ナカトリモチ日記
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物件選び、空間作りは、人生作り。

2017年04月05日

物件選び、空間作りは、人生作り。昨日、1泊2日の福岡出張を終えて
沖縄の自宅に戻ってきたばかりですが、
今日からまた東京出張のため、これから那覇空港に向かいます。

4月に沖縄の自宅にいる日数は5日間のみで、
それ以外は全て県外出張のため、特に今月は例え1泊、
自宅で過ごすだけでも、それが貴重な時間になりそうです。

普段は自宅にいるのが当たり前という生活ではなく、
1ヶ月のうち半分以上を留守にして仕事をしている生活だと
少なくとも僕の場合は、おのずと自宅に対する愛着というものがひしひしと感じられ、
時間が経つにつれて、とても強くなっていきます。

それは自宅に異常なまでに執着しているとか、そういうことではなく、
出張から戻って来て、自分の部屋の空気や雰囲気、
その日の夜、布団に寝転がって深呼吸をした時の「やっぱり自分の家が一番落ち着くや!」という
独特の解放感や適度に緊張の糸が緩んでいく感覚など、
それは何回繰り返していたとしても全く飽きるものではなく、心地良いと感じるという意味でもあります。

そのような意味でも自宅の大切さというものは、普通の人以上に意識していますし、
これまた今の僕のナカトリモチという仕事が、土地家屋の鑑定、お祓いを担当させてもらう機会も多いため、
尚更、自宅の居心地の良し悪しで、日々の仕事やその他の人間活動にも
色々な影響が出てくるものなんだな・・・ということがよく理解出来ます。

別にモデルルームのように完璧に整理整頓しなくても結構、
お子さんがいる家では散らかるのが当たり前なので無理に大人の空間に仕上げなくても結構、
必要最低限、その家を清浄に保つ工夫と日々の積み重ねさえ怠らなければ、
その自宅は自分自身にとって一番の骨休めの場所になることでしょう。

土地家屋の鑑定、お祓いの仕事で、依頼主のご自宅に伺うと、
すぐに目の前にいる本人や、一緒に生活している家族などのある程度の心の状態、
日常生活の状態が物言わずとも伝わってくるものです。

「家や空間に性格が宿っている」とでも表現しましょうか。
その位、見事なまでに、普段過ごす自宅には、本人や家族が日々、どのような想いで暮らし、
どのような人生と向き合っているのか、その良し悪しに関わらず全てその空間に
置き土産のようにハッキリと残っているものなのです。

例えば一見するとパーフェクトでモデルルームのような、
僕にとっては少しばかり緊張してしまう素敵な空間にお住まいの方であったとしても、
見た目は確かに綺麗な自宅、空間なのですが、そこに良い意味での生活感が感じられなかったり、
どことなく冷たい感じがすることもよくあり、
特にその家に長く居ることが多い人たちの心境が表れているものなので、
ケースバイケースですが、そのあたりは正直にお伝えするようにしています。

「見た目は素晴らしいけれど、温もりを感じませんよ。」と。

勿論、その理由、その原因を作っているのが誰なのか、どういう経緯でそうなっているのかも
事細かに耳をふさぎたくなるようなことまでハッキリとお伝えすることがあります。

中には病的なまでの潔癖症に陥って常に家を消毒などを含めて
綺麗にしておかなければ気が済まない人たちもいますが、
おおよそは本人の性格だけではなく、何かしらの心の負荷、人生背景が関わっているものなので
その場合も本人が受け入れる、受け入れないは別にして、
その事実、原因だけはハッキリとお伝えするようにするのが僕の仕事でもあります。

また逆パターンでは、汚部屋と呼ばれるような、まともな人間が生活する空間ではない部屋でも
平気で過ごすことが出来る人たちもいて、これもまた怠惰な性格以前に、
その人の心の問題、人生背景が関わっていることが多いので、
こちらも本人が受け入れる、受け入れないは別にして、その原因をハッキリとお伝えします。

どのような環境であったとしても、自宅というものは、
その位、等身大の本人の空気感や雰囲気が嘘をつけないくらい見事なまでに出ており、
それはいかようにでも、生き方を変えれば変わるものなのです。

今回、1泊2日で福岡出張に出かけてきましたが、
そこで担当させてもらった土地家屋の鑑定、お祓いの仕事は、
これまで生活しておられた家から、中古の家を購入されていよいよ引っ越しをする直前という
依頼主の方からのものでした。

これが見事なまでに、文句のつけようがないくらい心地良い中古物件で、
その物件を引き寄せた方の現在の心境、これからの明るい未来を全て体現、表現しているようで
「やはり家や土地との出会いというものは、その人にとって必要なものを引き寄せるのだな。」と
改めて実感した次第です。

その依頼主の方は、これまでの人生が苦労の連続で、
本人なりに一生懸命、直向きに頑張ってこられた雰囲気が物言わずとも自然と伝わってくる
経験豊かな方でして、「そろそろ歯を食いしばって自分にムチ打って走り続ける生き方からシフトチェンジして
色々なことを楽しむような新しい人生をスタートさせませんか?」と
以前お会いした際にお伝えしたことがあった方でもあります。

完全、鎧をまとったような雰囲気だったその方は、
それから自分なりに今後の人生の在り方をご自身で考え、
真っ黒の服で完全武装したファッションから一新、とても明るい色の服を取り入れ
それを続けていくうちにいかに自分が身体に鞭打ってまで、必要以上に頑張り過ぎていた
生き方を続けていたのかに、少しずつ気づいていかれました。

時間が経つにつれて、その方に勉強会の講演などでお会いする度に
表情も雰囲気も柔らかく明るくなり、
最終的に「今いる家から家族で新しい家に移ろう。」と決意され、
その明るい心、これからの心豊かな人生を見据えて物件を吟味された結果、
とても明るく、居心地の良い中古物件を購入された・・・という流れでした。

人と同じく、土地や家、それが持ち家であろうが、賃貸物件であろうが、
その類の出会いというものも、最終的には本人たちが決めていることなのですが、
見事なまでに、スピリチュアリズムの定義の中にある波長の法則が働いていることが多いものです。

特に新築であれ、中古物件であれ家や土地を購入する・・・というのは一大決心であり、
一生モノの買い物であり、一度それを購入してしまえば、
そう簡単に住まいを変えることは出来ませんから、それ相当の覚悟が必要となります。

このブログでもよくお伝えすることなのですが、それが賃貸物件であれ、新築中古物件であれ、
その物件を決める際は、明るい気持ち、発展的に前を見据える心の状態の時に決めたほうが
良い土地、物件と出会える確率が断然高く、
その逆で後ろ向きな気持ち、ネガティブな気持ち、心境の時に選ぶものというのは、
おおよそその人に合わないものを引き寄せていることが多い結果になっています。

そのあたりの詳しい事情は過去のブログでも一気にまとめてご紹介していますので
気になる方はその記事をご覧下さいませ。

*「自殺者が出た事故物件の捉え方。」
*「何度転んでも起き上がる素晴しさ。」

その逆で、あまりにも神経質な位に、
「近所の雰囲気が悪いのではないか。」「この土地は悪いのではないか。」
「この家は運気が悪いのではないか。」と
全て周囲の外的要因に責任転嫁してしまう人たちもいて、
この場合は、家や土地ではなく、その人自身の心、生き方に大きな問題がある場合が多いので
そのこと自体に気付けないのは本当に厄介です。

こちらがいくら「家のエネルギーは悪くありません。」と霊視をして調査をして
その結果をお伝えしたとしても、それでもまだ不安がる心の弱さ、
自分にその責任があることを認めようとしないので、
きっとこういうファッ子ちゃんたちは、どこで生活しようが、どこに住もうが
また同じネガティブな生き方を繰り返し、全て人生がうまくいかない責任を
幽霊や土地や家相や家、近所の雰囲気などにすり替えて逃げ続けるため、
こういうタイプの人からの仕事依頼はハッキリとお断りするか完全スルーするようにしています。

あとよく土地家屋の鑑定、お祓いの仕事を担当していて感じるのは、
ある時期から、その土地の周辺、ご近所さんなどの環境の変化が起こり、
周囲の引越しが相次いだり、はたまたご家族のどなたかが亡くなられて
家族がその地域から離れていったりする現象を目の当たりにして
不安を感じるタイプの方も意外に多いような気がします。

「これはこの地域に貧乏神や死神がいるのではないか。」と
神経質なファッ子ちゃんたちほど、ネガティブな発想になりがちなのですが、
これも人間関係の新陳代謝と全く同じで、
エリア一帯を含めた集落、土地も定期的に新陳代謝を促して、
その土地、家に見合った人たちはその場に残るし、見合わない人たちは
どのような結果であれ出て行く結果になり、
このあたりも波長の法則が適用されるケースがよくあります。

それは良い場合も、悪い場合もどちらの新陳代謝であったとしても
同じ事が言えるのですが、1つの判断基準として、
自分自身が直向きに真っ当に生きているのであれば、
それが土地や家と呼応して、少しずつ周囲の家や土地にも波及していき
そのエリア一帯が結果的に良い新陳代謝として、それに見合った出入りがある、
はたまたその逆も然りで、それはその本人の生き方を見ていれば
どちらの新陳代謝なのか一目瞭然です。

だから基本的に直向きに、それなりに真っ当に生きている人たちの周囲で
そのような入れ替わり、周囲の引越しが相次いだりするのは
その土地や家、地域に見合った人たちのエネルギーの世代交代だと捉えれば
必要以上に不安がることは絶対にないと思います。

その逆のファッ子ちゃんたちは、必ず「これは何か不吉なことが起こる
前触れなのではないか。」と勝手に妄想を膨らませて不安になる傾向にあるので
それは本来素晴しい地域、土地、家なのに、
その本人の厄介な心癖、生き方がそこに釣り合わなくなったから
そのように感じているだけであり、その場合は「追い出されようとしている」と
捉えることも出来ますよね。

どちらにしても、土地や家にも、その人の心境、心の在り方、生き方に見合った
新陳代謝は定期的に起こり得るということは
頭の片隅に留めておいたほうがいいと思います。

自分にとって一番、心を解放して英気を養うことが出来る空間。
その基本が自宅であり、自分の居場所でもあります。

新年度をきっかけに、もう一度、今、自分がいる自宅、空間について
意識を向けて、今、自分に何が出来るのかを振り返ってみると、
より一層、今いる場所が愛しく感じられるものではないでしょうか。



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